【シンガポール】ネットで親子の触れ合いを 大学で開発 「抱きしめ」ジャケット来年6月頃に発売へ[051204]

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1夏まっさかり(060118)φ ★

◇ネットで親子の触れ合いを 「抱きしめ」ジャケット発売へ

(CNN) 子どもと一緒に過ごす時間の少ない多忙な親も、空いた時間にインターネットを通して
わが子を抱きしめることができる――。そんな機能を備えた特殊なジャケットが、
シンガポール・ナンヤン大学で開発され、近く商品化される見通しとなった。

同大のエイドリアン・チャク助教授がCNNに語ったところによると、ジャケットはセンサー付きの
ぬいぐるみとセットになっている。親がぬいぐるみを抱きしめると、その感触が無線インターネットで
子どものジャケットに送信される。ジャケットは携帯電話と同様の振動機能でこれを再現し、
さらに内臓の銅線によって「ぬくもり」も伝えることができるという。

ジャケットには相手の居場所を感知し、距離に応じて色が変化する機能も搭載。
「親が遠くにいる時は茶色のジャケットだが、近くまで戻ってくると赤やピンクに変わるので、
子どもにもひと目で分かる」と、チャク氏は説明する。

チャク氏はインタビューの中で「現代人は忙しく、子どもとスキンシップをとる時間のない
親が増えている。これは世界共通の問題だ」と強調。「科学技術が発達するにつれて、
多くの人がコンピューター画面にくぎ付けになり、それが原因で家族がばらばらになってしまうといった
問題も生じてきた。しかし今後は、家族のつながりを強めるために技術を利用したい」と力を込めた。

同氏らのチームはこれまでに、鶏に飼い主の手の感触を伝える機器を試作している。
もちろん鶏以外の動物にも応用可能だ。「動物とのコミュニケーションはスキンシップが中心。
飼い主が人形をなでて、それがペットに伝われば、いつでもどこでも愛情を示すことができる」と、
チャク氏は語る。

親子向けのぬいぐるみとジャケットは、来年6月ごろ発売される予定。チームではその後、
離れて暮らすカップルたちのために「バレンタインデー」モデルの開発に取り掛かる計画だという。


ソース:CNN
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200512040001.html
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