[ニューヨーク 28日 ロイター] 米クレジットカード会社のマスターカードは28日、新規株式公開
(IPO)に向けた一連の提案を株主が承認したことを明らかにした。
同社は声明を発表し、この日の株主総会で同社株式の85%以上が投票に参加、同案に対する強力な支持が得
られたとしている。
同社の株式は現在、マスターカードを発行している銀行1400行が共同で保有しているが、それら株主は、
取締役会の大部分を独立取締役が占めることや、同社株10%を保有する慈善財団を設立するなどの提案を承認
した。
マスターカードは、2006年初めにも行われる予定のIPOで、最大24億5000万ドルを調達する計画。
既存株主は引き続き同社株41─44%を維持するが、マスターカードは、公開される株式の大部分も現在の
株主に流れるとみている。
(ロイター) - 11月29日9時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000351-reu-bus_all より