京都商工会議所は22日、第2回京都・観光文化検定試験(京都検定)の応募状況を
まとめた。受験申し込み総数は1万3863人と昨年の第1回を3割上回った。関東からの
応募が倍増するなど受検者が全都道府県に広がり、若者を中心にインターネットによる
申し込みも急増、京都人気の高さを裏付けた。
京都検定は京都の観光や文化、歴史にかかわる知識を問う試験で、今年は12月11日に
京都市内で実施する。最終集計によると、二級受験者は5176人、三級は7860人で
それぞれ約2割増えた。新たに創設した一級の受験者は827人で、昨年の二級合格者の
7割超が挑む。
地域別では、京都府が8155人と全体の6割近くを占め、大阪府が1532人で続いた。
3位は東京都の688人で、昨年3位の滋賀県を上回り、関東全体でも1659人と倍増した。
年齢層は20−60代まで各世代が2割前後ずつと幅が広く、最年少は小学5年の10歳、
最年長は90歳だった。
また、インターネットからの申し込みは前年比5割増の4480人で、郵送と書店での
申し込みを合わせた応募全体に占める比率は5割近くに達した。
村田純一同会議所会頭は「京都の歴史、文化は日本の歴史、文化でもあり、関心が
高いのだろう。受験者の期待に沿うよう万全の体制で実施したい」と話している。
■ソース(京都新聞) - 11月22日23時23分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051122-00000047-kyt-l26