農林水産省は二十二日から、強毒型の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)が
発生したり、発生が疑われる国からの入国者を対象に、国内四空港で靴底消毒への
協力を求めることを決めた。
鳥インフルエンザウイルスは鶏ふんを経由しても広まるとされ、靴底に付着したふんの
国内流入を防ぐのが狙い。空港内の検疫ブースで、ウイルスを死滅させる消毒液を
染み込ませたマットを使い靴底を清浄する。
ただ強制はできず、農水省は「海外で養鶏場のほか、生きた鳥を扱う市場に入った
人は入国の際に消毒を受けてほしい」と呼び掛けている。
農水省によると、靴底の消毒は成田、中部国際、関西、福岡の四空港。中国、
ロシア、モンゴル、インドネシア、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、カザフスタン、トルコ、
ルーマニアの十一カ国が対象となる。
ソース
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20051122/mng_____sya_____003.shtml