レビット米厚生長官と米疾病対策センター(CDC)のガーバーディング所長は2
0日、米NBCテレビのインタビュー番組に出演し、インフルエンザの大流行に備え
た国家的な危機管理体制の整備に時間がかかり、完全実施は早くても3年後になると
の見通しを示した。
ブッシュ政権は、感染力の強い新型インフルエンザが上陸した場合に、全国民分の
ワクチンを量産できる生産体制の拡充策を打ち出しているが、レビット長官は「今後
3〜5年は実現できない」と述べた。
欧州の水準に合わせ、全米国民の25%以上に対応した量の治療薬備蓄についても、
ガーバーディング所長は達成見通しを07年末とした。
■ソース
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051121i314.htm?from=main3