◇CIA工作員漏洩:ウォーターゲート事件のウッドワード氏、早々に匿名高官から情報取得
リビー前副大統領首席補佐官の起訴に発展した中央情報局(CIA)工作員身元漏えい事件で、
米ワシントン・ポスト紙は16日の紙面で、同紙のボブ・ウッドワード記者がブッシュ政権高官から
工作員の身元について情報を得ていたと明らかにした。同記者は14日にフィッツジェラルド特別検察官に対し、
宣誓証言を行った。高官の名も証言したとみられるが、内容は明らかにされていない。
同記者が情報を入手したのは、保守系コラムニストのノバク氏が米紙で工作員の身元を暴露する
1カ月前の03年6月中旬。これまで判明している中では最も早い。
情報元は漏えい元と疑われているリビー被告や、ローブ大統領次席補佐官とは別の高官とみられる。
新たな政権幹部の関与が今後の捜査に影響を与える可能性もある。
ウッドワード記者は10月28日のリビー被告の起訴を受け、同月末にダウニー同紙編集局長に伝えた。
一方、同検察官は情報元の政府高官から11月3日に連絡を受け、証言を求めた。
同記者は「高官の取材は本の執筆が目的」としており、入手した情報を記事にはしなかった。
ウッドワード記者は声明で「もっと早く幹部に知らせるべきだった」と反省の弁を述べた。
ポスト紙のダウニー編集局長は、ウッドワード記者が「過ちを犯した」と述べた上で、
同記者が同紙の報道に貢献してきたと強調した。ウッドワード記者は、
故ニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件(72年)報道で知られる花形記者。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20051118k0000m030119000c.html 元外交官ウィルソン氏の妻の身元について、高官はウッドワード氏に「CIAの分析官」と述べたという。
ウッドワード氏は、ウィルソン氏の妻が工作員ではなく一般の分析官だと判断し、
機密情報に当たるとは認識しなかった、という。
一方、ローブ大統領次席補佐官の弁護士は「ローブ補佐官はウッドワード氏の情報源ではない」と述べた。
http://www.asahi.com/international/update/1117/007.html(抜粋)
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