17日午後5時35分ごろ、北海道美唄市西美唄町富樫1区の農業用水路の
パイプライン埋設工事現場で、土砂が崩れ、男性作業員3人が生き埋めになった。
市消防本部の救急隊員らが3人を掘り出し、美唄市と岩見沢市の病院に運ん
だが、3人とも間もなく死亡した。死因は圧死とみられる。
美唄署によると、死亡したのは、いずれも北豊商建(北村)の作業員で、岩見沢
市北3西20、柴田智靖さん(46)、北村豊正、長谷川栄さん(71)、同所、佐藤
孝志さん(64)。
同署や美唄市消防本部の調べでは、3人は農業用水路のパイプラインを埋設する
ため、幅約5メートル、長さ約15メートル、深さ約5メートルの穴の中で作業を行って
いたところ、突然、土砂が崩れてきたという。同署で詳しい原因を調べている。
埋設工事は北海土地改良区(岩見沢市)が発注。受注業者の「開発工建」
(同市)によると、パイプラインは全長770メートルで、工期は10月6日から来年
1月20までの予定。
(2005年11月18日0時36分 読売新聞)
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051117i415.htm