経営再建中の米2位、ユナイテッド航空の親会社のUALは11日、今後1年内に
約2000人の客室乗務員を採用する、と発表した。2002年に米連邦破産法11
条の適用を申請して経営破たんしたが、再建にめどがつき、国際線を強化するためな
どの措置としている。
乗務員の新規採用は4年ぶり。同社は、来年2月には経営再建を完了する予定。新
人の乗務員の年俸は2万3000ドルから2万4000ドルの間の水準になる。
ユナイテッドは経営再建で、大幅な人員削減を実施してきたが、休暇扱いだった乗
務員を職場復帰させるなどの作業を先月完了している。現在勤務する乗務員は約1万
5500人に達している。
■ソース
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200511120011.html