【ライブドア・ニュース 11月14日】−
XFN-ASIAによると、中国湖北省の京山(ジンサン)郡にある2つの村で、同国で8件目となる
鳥インフルエンザの大規模感染が確認された。中国農業省が13日にウエブサイトを通じて明らかにした。
それによると、感染の拡大を防ぐため、感染の発見場所から半径3キロ以内の農家で
家禽(かきん)3万 1300羽を処分したとしている。
中国では鳥インフルエンザの人間への感染は確認されていないが、感染が疑われている事例が4件報告されており
遼寧省の保健当局は11日、4件目となる養鶏を営む女性1人について、感染の有無を調査中だと発表した。
WHO(世界保健機構)は、同事例について、容体などの情報を、
ウエブサイトに発表される政府機関の報告と報道に頼っている状況だとして、今後も情報を注視するとしている。
また、死亡した 12歳の少女を含む他の3件については、12日にWHOの専門家と中国当局者が調査を行ったとしており
1−2週間後には何らかの結果が発表できるとしている。
他方、タイ当局は13日、首都バンコクで初めての鳥インフルエンザの感染者となった、
生後18カ月の男児について、自宅の調査を行った。自宅では家禽(かきん)3羽が飼われており、
男児は1日に容体が悪化、3日に病院で診察を受けていた。
この男児の感染は、タイでは、最初の感染が確認された2004年1月以降、21番目の症例となっており、
うち、現在までに13人が死亡している。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1489177/detail?rd