<広島大病院>元入院患者ら1298人の情報入りPC盗難
広島大病院(広島市南区)は11日、眼科の元入院患者ら計1298人の
氏名や病名、入院経過などを記録したノートパソコンが今月4日に病棟から
盗まれたと発表した。これまで不正利用などの被害はないが、広島南署が
窃盗事件として捜査している。同病院は10日付で元患者らに謝罪文などを
郵送した。
同病院によると、4日午前9時ごろまで、眼科医が病院東棟10階の医長室で
使用していたが、同午後5時半ごろ、別の医師が盗難防止用のケーブルワイヤ
ーごとなくなっていることに気付いたという。同室にあった別のパソコン
2台に被害はなかった。同室はナースステーションの中にあり、入り口は
施錠されてなかった。情報を見るにはパスワードが必要という。
浅原利正病院長は「再発防止のため監視カメラの設置などを検討したい」と
話した。【吉川雄策】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000142-mai-soci