陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワの警察当局によると、7日夜(日本時間八
日未明)、陸自宿営地と警察を狙ったとみられる攻撃が3件続き、警官とタクシー運
転手が負傷した。陸自によると、宿営地への着弾はなく被害もなかった。
まず午後9時ごろ、警察署前で、車に乗った武装集団が発砲し、見張りをしていた
警官らが応戦、銃撃戦となった。近くにいたタクシー運転手が首を撃たれて負傷し、
武装集団は車で逃走した。
約一時間後、サマワ南部で巡回中の警官がロケット弾で攻撃され、1人が負傷、警
察車両1台が損壊した。
さらに数十分後、陸自宿営地を狙ったとみられる砲撃があり、宿営地の外に着弾し
たという。
サマワでは先月15―16日にも、警察と武装集団の間で銃撃戦が起きたほか、郊外
で警官が銃撃を受けて死亡する連続攻撃が起きていた。
■ソース
http://www.daily.co.jp/newsflash/2005/11/08/193776.shtml