【社会】鳥インフルエンザの対応策を約40カ国の閣僚らが協議する国際会議が開幕

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1│◎  ◎│Ψ@リアル告訴φ(051117)φ ★
世界的な大流行が懸念される鳥インフルエンザへの対応策を約40カ国の閣僚らが協議する
国際会議が24日、オタワで2日間の日程で開幕した。議長を務めるドサンジ・カナダ保健相は
開幕のあいさつで、鳥インフルエンザを「世界的な脅威だ」と指摘。国際社会が一致して取り
組まねばならない緊急課題だと警告した。

アジアから欧州にまで感染が広がった鳥インフルエンザについて、この規模の閣僚会議が開催
されるのは初めて。日本からは藤井基之・厚生労働政務官が出席した。

会議では、

(1)病気の発生に関する国際的な早期警報網の整備
(2)ワクチン、抗ウイルス薬の開発
(3)発展途上国の対策支援

――などを中心に議論する。途上国支援では、メキシコ政府が先進国に対して、製造したワクチン、
抗ウイルス薬の10%を貧しい途上国に配布するため備蓄するよう提案する見通しだ。

鳥インフルエンザのウイルスが突然変異し、人から人へ感染する力を持つようになると、世界中で
500万―1億5000万人の死者が出る恐れがあるとみられている。

▼::http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051025AT2M2501525102005.html