合計100グラムのつまようじでつくった橋で、何キロの重さに耐えられるか――。千歳市の日本航空専門
学校が毎年、校内でこんな大会を開いている。年々記録は上がり、これまでの最高は190キロ。11月5日に
実施する今年の大会から一般参加も受け付けることになり、同校では「新記録を目指して来てほしい」と
呼びかけている。
千歳の専門学校 昨年優勝は190キロ
航空機の設計士や整備士などを目指している学生に、軽くて丈夫な構造を考えてもらおうと、
97年から続けている。100グラム分のつまようじと木工用ボンドだけで長さ50センチ以上の橋を設計
製作。完成した橋の中央にぶらさげた重りを徐々に増やしていき、壊れるまでの耐久性を競う。
97年は17・5キロだった優勝記録は年々上がり、昨年は190キロになった。
これまでは航空技術工学科の1~3年生が個人やチームで毎年約50作品をつくっていたが、
今年から全国から参加を募集することにした。
学生を指導する谷村康行先生は「学外からの参加は学生の刺激にもなる。一般参加者にとっては、
設計の楽しさに関心を持つきっかけになれば」と説明する。同校は昨年の190キロを「普通の人が
破るのは難しい」と自信を持っており、「道場破りのつもりで挑戦してみては」と話している。
引用元
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=9561