【社会】元不動産会社社長に有罪、400億円債務逃れ詐欺

経営していた会社の資産を隠し、債権回収会社（サービサー）などに対する
計約424億4000万円の債務を免れたとして、詐欺罪に問われた元不動産
会社社長北村和子被告（76）に東京地裁は4日、懲役3年、執行猶予5年
（求刑懲役3年）の判決を言い渡した。

判決理由で栃木力裁判長は「自己や親族に資産を残したいという個人の利益
だけを追求し、企業を破たんさせた経営者としての責任感は少しも認められな
いが、被害は実質的に回復している」と述べた。

判決によると、北村被告は経営していた不動産会社３社の代理人だった弁護士
玉井真之助被告（59）＝分離公判中＝と共謀。2000年2月−01年9月、債権
回収の委託を受けたサービサーなどに、不動産会社3社の資産を隠した虚偽の
決算書を提出し、計約3000万円を返済しただけで、計約424億4000万円の債
権を放棄させた。

ソース:http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=GIF&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2005100401001345

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