セガ、次世代家庭用ゲーム機開発力強化のため CG開発部門を設立
株式会社セガは、次世代家庭用ゲーム機用ソフトの開発力を強化するためにCG開発を専門に行なう部署を新設する。
新設される部署は、セガのゲームだけでなくセガサミーグループとして開発体制を強化する意味合いがある。同部門の
設立は2006年4月を予定。
CG開発を専門とする部署の設立については、9日に行なわれた同社の「コンシューマ事業戦略発表会2005」において明ら
かにされていた。同社では現在の状況を「従来機と比較して格段に向上したCG描画処理能力を持ち、今日のハリウッド映
画で多用されるCGと同品質のCGをインタラクティブに動かすことができる」と定義づけ、「CGがゲームの表現力を左右し、
ソフトの品質の構成要素としてさらに重要になる」としている。
このことから同社のみならず、セガサミーグループとして、家庭用ゲーム、業務用ゲーム、アトラクション、アミューズメント
施設、アニメーションなど多方面において発生している需要に応えるべく、部署を新設したという。この部門では単純に同社
のソフト制作においてCGを制作するだけにとどまらず、技術の蓄積を行なうと共に、社外からの受託にも対応し、新しい収
益源にしたい意向だ。
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050922/sega.htm