埼玉県狭山市で女子高生らが自転車の男からスプレーを噴射されるなどの
被害が相次いでいる事件で、埼玉県警狭山署は16日までに女性私服警察官
の自転車部隊を投入した。
今月5日から14日までの10日間に5件の被害が発生しているが、
容疑者は絞り切れていないのが現状。新たな被害発生防止と現行犯逮捕を
視野に入れた一石二鳥の作戦で、同署では「さすがにセーラー服は着せないが、
容疑者逮捕につなげたい」と話している。
調べでは、最初の被害があったのは今月5日午後9時50分ごろ。
自転車で帰宅途中の女子高生(16)が、後から来た自転車の男に
スプレーをかけられた。15分後の午後10時5分にもアルバイト女性
(23)が同様の被害に遭った。7日午後9時50分には、女子高生(15)が
被害に遭い、転倒時に2週間のケガを負った。
8日午後7時50分にはマンション駐輪場で女子高生が被害に。
14日にも女子高生(16)が被害に遭い、現金3500円入りのリュックを奪われた。
狭山署によると、現場は、いずれも西武新宿線狭山市駅の東側の住宅街で、
半径約1・5キロの範囲内。目撃情報では20歳ぐらいの自転車に乗った男で
手口も共通していることから、同署では同一犯の犯行とみて捜査している。
ソース
http://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-050717-0005.html