米国で映画館に足を運ぶ人の減少傾向が過去20数年間で最も長期化していること
が1日までに分かった。
作品の魅力不足やDVD市場の拡大が背景にあるようだ。
米メディアがまとめた暫定値によると、映画人気の指標となる週末3日間の劇場興行
成績は6月24−26日(金−日曜日)に約1億1650万ドル(約130億円)と、前年同期
比で約15・8%減少。
前年同期比の統計では18週連続の減少となり、本格的に統計が始まった1982年
以降、最も長期間の「低迷」となった。
原因として映画専門家らが指摘するのは、作品の魅力不足と消費者のDVD志向など
だ。
今年はジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」シリーズ最新作が話題を呼び、売
り上げ首位を記録しているが、2位以下は恋愛映画「最後の恋のはじめ方」、アニメ「ロ
ボッツ」など小粒な印象がぬぐえない。
※共同
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