4月9日、快晴の土曜日の昼どき、石井町内の町道で乗用車同士の
追突事故があった。通報を受け、石井署員が現場に駆けつけた。
追突された車の同乗者が首を負傷する人身事故として処理された。
ところが、ベテラン署員は追突した運転手と負傷した同乗者の名前がひっかかった。
県警本部の協力も得て調べたところ、事故を偽装した3人組による
保険金詐欺容疑が浮上、事故から2カ月半後、同署は3人を同容疑で逮捕した。
逮捕されたのは、徳島市八万町、会社員川村英昭(49)、同市庄町4丁目、
会社員庄野利弘(44)、同市国府町、団体職員石川聖(24)の3容疑者。
調べによると、3人は共謀し、庄野容疑者は助手席に川村容疑者のいた
石川容疑者の車にわざと追突し、損保会社から車の修理費や、川村容疑者
の休業損害費など計約100万円をだまし取った疑い。
同署などによると、当初は事故に不自然な点はなく処理は通常通りに終わった。
川村容疑者は運ばれた病院でも、同行した署員の前で「加害者」の
庄野容疑者と住所や連絡先の交換をしていたという。しかし、署員の1人が
両容疑者の名前を以前にも見たことを思い出し、署員数人とともに過去の
事例に関する資料を調べると、川村容疑者と庄野容疑者はかつて同僚
だったことが判明、「初対面」を装っていたことが分かった。
その後、県警交通指導課の協力を得て捜査を進め逮捕となった。
交通指導課の石川裕資次長は「ベテラン署員の記憶で、埋もれかけていた
保険金詐欺事件が摘発できた。ふだんの注意力と署の対応が掘り起こした事件だ」
としている。
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