河口湖大橋と清里高原、富士スバルラインの三つの有料県道が6日、
料金徴収期限満了を迎え、7日から河口湖大橋と清里高原道路は無料開放される。
スバルラインは「環境保全」を目的に有料が継続され、通行料は値下げされる。
清里高原有料道路(北杜市大泉町−同市高根町、延長3・1キロ)は54億円かけ建設されたが、
長引く景気の低迷などの影響を受け、98年の開通から昨年度末までの
7年間の交通量は計画の約27%にあたる約280万台のみ。
地域振興の観点から昨年9月定例県議会で料金徴収期間を大幅に縮小する議案が議決され、
満了期間は2028年6月から今月6日となった。
一方、河口湖大橋有料道路(富士河口湖町河口−同町船津、同1・6キロ)は
河口湖周辺の渋滞緩和を目的に建設され、
71年の開通から34年間の交通量は約3740万台で、計画の110%だった。
一方、スバルライン(富士河口湖町船津−鳴沢村、同29・5キロ)は64年に開通。
6日に徴収期間が満了となったが、沿道の環境保全対策を十分に行う必要があることなどを理由に
道路の維持、修繕費を利用者が負担する「維持管理有料道路」に移行、引き続き料金を徴収する。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20050607ddlk19040140000c.html 山梨県道路公社
http://www.nns.ne.jp/ass/tollgate/index.html