かみやまんげつ

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[タイトル] 【JR福知山線脱線事故】遺族ら「利益優先が人を殺したんですよ」
[発ブログ] ニュース速報+@2ch掲示板
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1114878607/l50 (ver. 0.03)
[=要約=]
 また一人犠牲者が増えた。死者107人となった兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故。青空の下、
各地で告別式が営まれた30日、電車に残された犠牲者の数々の遺品が家族に戻され始めている。大事
な人の「生きていた証し」。一方で、JR西日本の社長が遺族宅に謝罪行脚を続ける。怒り、悲しさ、
悔しさ、むなしさ……。言い尽くせない感情が押し寄せた。

 ◇「謝罪は逃げの一手」
 「何でこんなことになったんや。この子に説明したってくれや」−−。垣内剛・JR西日本社長が3
0日午後、通学中に亡くなった神戸市北区の近畿大法学部3年、Sさん(20)方を訪問した。
仮の仏壇で焼香し遺影に手を合わせた後、父邦弘さん(56)に手をついて「大変申し訳ございません
」。正座した邦弘さんは両手でひざを握り締め、「やっと20歳になって、これからという時。残念で
す」と顔をゆがめてうつむいた。亡くなる前日まで入院中の祖母の見舞いを続けた優しい青年だった。

 「安全対策を向上させるよう最大限努力します」と繰り返す垣内社長に、同席した親族が大声をあげ
た。「利益優先が人を殺したんですよ。多くの人が犠牲にならないと分からないんですか。人命を運ん
でるんですよ」。ダイヤの遅れを極端に嫌う同社の体質を批判した。垣内社長が去った後、邦弘さんは
「逃げの一手のように感じた」と漏らした。
 善弘さんは、電車では携帯電話の電源を切るまじめな人柄。遺影の脇には、生前愛用した腕時計やキ
ーケース、小銭入れ、財布が置かれた。「まだ動いとるな……」。邦弘さんは今も正確に時を刻む腕時
計を手に取ってつぶやいた。
 一方、兵庫県伊丹市の会社員、Kさん(22)宅には同日、南谷昌二郎会長が弔問に訪れた。南谷会
長は焼香を希望したが、遺族は拒否。玄関先での応対のみになったという。Kさんの父(49)は「こ
ちらはいろいろと言ったが、会長は『時間がないので』と立ち去った。少しマニュアル的な感じがした
」と不快感をあらわにした。
 遺族の悲しみは尽きず、JRの信頼回復への道筋もまだ見えない。
【鶴谷真、影山哲也】
毎日新聞 2005年5月1日 0時11分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050501k0000m040104000c.html