遠州鉄道(浜松市)はグループ十七社の二〇〇五年度経営計画をまとめた。
一般企業の売上高に当たる営業収益は、
連結ベースで〇四年度見込みの千五百四十七億円を2・1%上回る千五百八十億円。
遠鉄百貨店や遠鉄ストアなど主要事業別でも、それぞれ増収を見込んでいる。
遠鉄単体では、浜名湖花博の開催が好影響を与えた〇四年度に続いて増収を計画。
愛・地球博(愛知万博)の開催や中部国際空港の開港を好機ととらえる。
特に空港については、直行バスの待合い施設整備や駐車場拡大などの投資を行って利用客増を図る。
遠鉄百貨店では、〇四年度は初の減収を見込むが、
〇五年度は約二億七千万円を投じて全館改装を実施。婦人服部門の強化などで増収を目指す。
遠鉄ストアは競合が激しい地域の店舗を改装し、
地産地消など地域に受け入れられる商品の発掘を進めるなど、既存店の強化で増収を計画する。
遠鉄観光開発は万博による東京方面からの顧客取り込みなどを見込み、増収を計画。
自動車販売のネッツトヨタ浜松も増収を見込む。
http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20050411/ftu_____thk_____004.shtml 遠州鉄道グループ
http://www.entetsu.co.jp/