【国際】朝日新聞「独島を韓国に譲れ」

朝日新聞の若宮論説主幹の甘い夢想は、平成５年の河野官房長官談話による従軍慰安婦謝罪と
そっくりです。あのときも、日本側の調査では強制連行に関する資料がまったく見つからなかったのに、
これさえ認めれば韓国も納得して未来志向の日韓関係が築けるだろうという日本側の甘い甘い判断に
よって、元慰安婦の証言だけに基づいて謝罪したのです。以降、証拠もないのに「強制連行」は歴史の
事実として世界中に認識されることとなります。

現在の韓国の態度や要求を見れば、従軍慰安婦の強制連行を認めた譲歩など、結果として日韓友好
になんの効果も無かったことは明白です。このような国に対して朝日の主張のように竹島を譲渡しても、
「日本が遂に独島を不法に占拠していたことをみずから認めた。韓国の主張が正しいことが証明された。」
と鬼の首をとったように言われるだけで、日韓関係は少しも改善しないでしょう。さらには「竹島を認めた
のだから次は対馬だ」というふうに、不当な譲歩はさらなる不当な要求の根拠にされる可能性もあります。
まさに、「ネズミにミルクを与えると、次はチーズを要求する」です。