厚生労働省は24日までに、皮下注射する現在のインフルエンザワクチンを
約50年ぶりに見直し、より効果が高い、鼻に噴霧する経鼻ワクチンの開発に乗り出す
ことを決めた。
皮下注射ワクチンは、製造で用いたウイルスと流行したウイルスの型が一致しないと、
予防効果が減少し「効果に限界がある」(同省)。
経鼻ワクチンは、ウイルスの変異への対応力が高く、感染の場となる気管支やのどの
粘膜に達して直接作用するのが特徴。
厚労省は、有効性や安全性を調べる研究班を2006年度に発足させ、3−5年後の
実用化を目指すとしている。
現行のワクチンは、死滅させて不活化したインフルエンザウイルスの表面タンパク質を
注射し、体内にウイルスを攻撃する抗体を作り、感染や発症、重症化を防ぐ。
オソースρ( ̄∇ ̄o) コレ
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2005032401002021