警察庁は17日、違法駐車の取り締まりの際、タイヤにチョークで印をし、
一定時間後にステッカー(確認標章)を取り付ける現在の方式を取りやめ、
放置車両を見つけ次第、その場で取り付ける方法に切り替える方針を明らかにした。
来年6月までに施行される改正道路交通法(昨年6月成立)に合わせて運用を始める。
同時に、住民の利便性に配慮し、実情に合わない過剰な駐車規制は今年末を目標に解除したいとしている。
改正道交法により、違法駐車取り締まりの民間委託が可能になったことを受けた措置で、民間の駐車監視員の個人的判断が入り込む余地を減らす狙いもある。
改正前の道交法でも、禁止された場所に駐車すれば、時間の長短にかかわらず
取り締まりの対象となる。
ただ、人の出迎えなどを目的にした短時間駐車を認めないと、住民の日常生活に支障が出ることから、ほとんどの警察はチョークで印をつけるなどして一定時間後に取り締まっている。
その一方、こうした方式には法的根拠がなく、短時間駐車を繰り返す悪質なドライバーや、次々に別の車が止まることで道路が長時間ふさがれるケースがあることから、
全国一律の基準を示すことにした。
今回の道交法改正に向け、全国の警察も昨年1月から、
▽同じ規制区域でも、休日になると交通量が減る場所は禁止を解除する
▽公園の周囲など交通の妨げにならない場所は禁止を全面解除する――
といった駐車規制の全面的な見直しを進めており、今年末までに実施に移す方針。
また、警察署が取り締まりを民間委託する場合、地域住民には、
重点取り締まり場所などを定めたガイドラインも公表する。
警察庁交通局は「悪質性の高い違反に絞り、メリハリをつけた取り締まりをして国民の理解を得たい」としている。
ソースρ( ̄∇ ̄o) コレ ※警察自体の悪行三昧は?
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050317it03.htm