土佐和紙の滑空飛行機で大空への挑戦を続けているポリテクカレッジ高知の
「鳥人間クラブ」が3日、香美郡野市町西野の同校グラウンドで新機体「龍馬二号」
のフライトに挑んだ。11日に卒業式を控えた2年生には集大成の挑戦だったが、
機体は風に乗ることなく墜落して真っ二つ。最後のフライトはほろ苦い結果となった。
同クラブ製作の土佐和紙飛行機は5機目。昨夏、滋賀県彦根市の琵琶湖で
開かれた「鳥人間コンテスト」で満足な結果を残せなかった2年生が、反省を基に
改良を加えて製作。2月にはビニールを張って試験飛行を行い、確かな手応えを
つかんで最終フライトに臨んだ。
本番前の無人飛行では、機体を支える人が浮き上がるほどの揚力をみせ、
成功を確信した学生たちだったが、いざパイロットが乗るとなかなか風をつかめない。
3度目の挑戦でなんとか機体は浮き上がったものの、直後に大きく右に傾き、
翼から墜落した。
真っ二つになった機体を前に2年生たちはがっくり。「やることはやった。
これで浮けば最高だったが、悔いが残る」と同クラブの藤井智宏会長(20)。
果たせなかった鳥人間の夢は1年生が受け継ぐことになった。
その1年生たちは独自に次の機体を準備しており、3月中にも「鳥人間コンテスト」
の第一関門の書類審査に挑む予定。設計担当の西山亮さん(19)と高橋新介さん
(19)は「先輩たちの頑張りはずっと見ていたので大変気の毒。われわれが雪辱します」
と話している。
引用元:高知新聞
http://www.kochinews.co.jp/0503/050304headline04.htm 【写真説明】2年生の夢を乗せた土佐和紙飛行機だが右翼から墜落、
機体は真っ二つになった(野市町西野)
http://www.kochinews.co.jp/0503/parts/050304headline06.jpg 関連スレ
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