今国会では初めての党首討論が23日行われた。年金を中心にした社会保障改革、
さらにはワシントンで行われた日米安保協議委員会(2プラス2)で合意された「共通戦略目標」がテーマになった。
民主党の岡田克也代表は、政府、与党の方針を糾弾するよりも政権担当能力を誇示しようと努めた。
「政権準備政党宣言」をまとめ、抵抗政党としての野党から脱却を目指そうとしているだけに、当然だろう。
一方、小泉純一郎首相は年金改革論議で、昨年5月に自民、公明、
民主党の間で結ばれた「3党合意」を盾に、与野党協議の早期開始を盛んに呼びかけた。
岡田代表は合意文書に調印した当事者だけに、民主党が真っ向から拒否する理由が見いだしにくい点を突いた。
(以下略)
毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050224k0000m070147000c.html