■中絶胎児廃棄事件の元院長、起訴事実認める
・横浜市の産婦人科「伊勢佐木クリニック」(廃業)が中絶胎児などを業者に通知せずに
事業系一般ごみとして廃棄した事件で、廃棄物処理法違反(委託基準違反)罪に問わ
れた元院長、原田慶堂被告(62)の初公判が22日、横浜地裁(河村潤治裁判官)であり、
罪状認否で原田被告は起訴事実を認めた。
検察側冒頭陳述によると、原田被告は今年1―6月、妊娠12週未満の中絶胎児や胎盤、
血液の付着したガーゼなどの「特別管理一般廃棄物」を処理する際、長年の習慣から、
委託した業者に廃棄物の内容を文書で通知せずに事業系一般廃棄物として出した。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041123AT1G2201O23112004.html