ネムリユスリカとクマムシ [転載禁止]©2ch.net

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1名無虫さん
何故進化の系統樹の異なる路線から同じ能力を持つ性質が現れたのか?
2名無虫さん:2015/01/31(土) 13:53:19.80 ID:???
もうひとつの運命という名の2get
3名無虫さん:2015/01/31(土) 14:01:28.53 ID:???
クリプトビオシスの能力はけっこう持ってる生物いるやん
4名無虫さん:2015/01/31(土) 14:17:48.30 ID:T5zTGddy
>>3
だから何故進化の系統の違う路線から同じクリプトビオシスを持つことが出来たのかという疑問
これだったら祖先とかあんま関係なくね?
5名無虫さん:2015/01/31(土) 14:25:51.90 ID:OhCTlEnv
クリプトビオシスとは一体・・・うごごご!
6名無虫さん:2015/01/31(土) 16:17:12.38 ID:???
31 名無虫さん sage 2014/09/26(金) 23:22:38.34 ID:???
クマムシ
クリプトビオシス(樽状)になれば水がなくても120年生き、摂氏150度、ほぼ絶対零度(-273度)のもとに数分間置いておいても死なず、7万5000気圧でも、真空に近い状態でも、強い放射線を当てても生き残る。
熱帯から極地方、超深海底から高山、温泉の中まで、海洋・陸水・陸上のほとんどありとあらゆる環境に生息している。

ネムリユスリカ
昆虫で唯一クリプトビオシスに入ることができる種であり、クリプトビオシスに入ることのできる動物の中では最大のもの。
クリプトビオシス(乾燥幼虫)の状態になると乾燥、高温、毒物、液体窒素、強烈な放射線、宇宙空間にも耐えて蘇生することができる。
蚊の仲間だが吸血はしない。

ワムシ
約300年前にクリプトビオシスが初めて発見された生物。乾燥にさらされると脱水して乾眠とよばれる無代謝状態になる。
他の生物は体をクリプトビオシスに変化するためにトレハロース(糖)が必要だが、ワムシや酵母には必要ない。


アルテミア、カブトエビ、ミジンコなど
これらのメスは乾期などで生息環境が悪化すると、悪条件に耐え長期(半永久的)にわたって休眠することができる卵を産む。
この卵はクリプトビオシスと同じような能力を持ち耐久卵と呼ばれる。
7名無虫さん:2015/01/31(土) 17:38:51.71 ID:???
ガラス化したトレハロースで細胞を保護し代謝を停止させて眠るから数十〜数千年後でも復活できる
8名無虫さん:2015/01/31(土) 17:54:03.85 ID:WAHLWpJB
クマムシも気温の低いこの時期にコケからぬるま湯で戻して
スコープで見ていると水が冷えると死んでしまう(と思う)
温度変化が急では対応できなさそう
9名無虫さん:2015/01/31(土) 18:00:45.06 ID:???
クマムシを探していて現れたのはオレンジ色の足をしたクモ(にみえた)
サイズはクマムシより少し大きいかもしれないが動画を撮ろうとしている間に死んでしまった
これも同様のクリプトビオシスの能力を持っていたのだろうか
10名無虫さん:2015/01/31(土) 18:38:56.74 ID:???
実験でも数時間かけて温度変化させてやらないと簡単に全滅するらしいね
11名無虫さん:2015/01/31(土) 19:55:35.74 ID:???
こいつらは乾眠状態でしか生き残れない過酷な環境に生きていたのかな
12名無虫さん:2015/02/01(日) 06:39:45.76 ID:???
クリプトビオシス状態の生物は呼吸や代謝が検出限界以下なので生命活動の兆候がない。
だから、クリプトビオシス(隠された生命活動)と呼ぶ。
13名無虫さん:2015/02/01(日) 07:00:14.92 ID:???
史上初めて空を飛んだ生物は昆虫で、その祖先は水中で呼吸のためのエラを大きく発達させヒレのように使って泳いでいた。
進化して陸上へ生活の場を移した昆虫はエラを使わないため、そのエラは翅になり空を飛ぶようになった。

爬虫類から進化した鳥類は鱗を羽毛に変化させ腕は翼になり空を飛ぶようになった。

まったく違う進化を辿った生物たちが同じ飛翔能力を得た。
14名無虫さん:2015/02/01(日) 10:57:50.90 ID:4iK6kn2i
収斂進化とは違うか・・・
15名無虫さん:2015/02/01(日) 14:16:04.25 ID:???
ネムリユスリカは雨のほとんど降らない乾燥地域に棲んでいて
雨季に岩盤の窪みにできた小さな水溜りで繁殖し発育する。
乾期になると水溜りはすぐに干上がってしまい半年以上雨は降らない。
岩盤の表面温度は日中60度にも達する。

乾燥に強い多くの昆虫は表皮を厚くし体から水分が失われることを防ぐが、
ネムリユスリカは脳を含む全ての器官から完全に脱水し無代謝状態になることで、また雨が降るまで乾燥に耐える。
16名無虫さん:2015/02/01(日) 14:16:40.74 ID:???
通常、水分が体から失われると活性酸素によりタンパク質や脂質の酸化、DNA切断が起こり細胞が死んでしまう。
ネムリユスリカの場合、体内に溜めたトレハロースを合成しガラス化して、失った水の変わりに細胞を保護する。
急激な温度変化が起こるとわずかなトレハロースしか合成できず死んでしまう。

ネムリユスリカはクリプトビオシスで生体成分を保護しているが、損傷を完全に回避できないことがわかっている。
蘇生時にその損傷を修復しているようだ。
17名無虫さん:2015/02/01(日) 15:17:06.34 ID:???
裏切りのクリプトビオシス
18名無虫さん:2015/02/01(日) 15:46:29.89 ID:???
>>1
復活草っていう植物も似たような能力持ってるよ
雨季以外は1滴も雨が振らない地域で、乾期になると水分が抜けて乾燥し葉や枝が茶色になり
全体的にまん丸になって枯れたようになってしまうが、雨季を迎えると青々とした姿に戻る
この植物の能力にもトレハロースが使われてる
19名無虫さん:2015/02/01(日) 16:34:26.46 ID:???
トレハロースとは一体・・・うごごご!
20名無虫さん:2015/02/01(日) 17:03:57.85 ID:???
天然の糖質です。
21名無虫さん:2015/02/01(日) 17:21:13.38 ID:???
うむ
22名無虫さん:2015/02/01(日) 18:15:53.13 ID:???
クマムシ
「ムシ」といっても昆虫ではない。体長は1mm以下。体の構造が特殊なため、
分類学的には“緩歩動物”という孤高のポジションに鎮座する。
生息地は道ばたの コケの中から、池、海、果てはヒマラヤ山脈、南極まで様々。

寿命は約35日で、樽状態になると100年以上生きるが、生存し易い環境下で生活すれば寿命ですぐ死ぬ。
23名無虫さん:2015/02/01(日) 18:34:55.44 ID:???
ネムリユスリカは幼虫だけがクリプトビオシスの能力を持っている
成虫、さなぎ、卵は乾燥すると干からびて死んでしまう
24名無虫さん:2015/02/01(日) 18:47:45.50 ID:???
水が無いと放射線を浴びても活性酸素の発生が抑えられて遺伝子を傷つけない←重要
25名無虫さん:2015/02/01(日) 19:07:34.66 ID:???
カエノラブディティス・エレガンス
26名無虫さん:2015/02/02(月) 06:14:45.13 ID:???
クリプトビオシスてうまいの?
27名無虫さん:2015/02/02(月) 06:35:47.82 ID:???
うもぬ!
28名無虫さん:2015/02/02(月) 06:35:51.01 ID:???
う!
29名無虫さん:2015/02/02(月) 06:36:16.17 ID:???
も!
30名無虫さん:2015/02/02(月) 06:36:41.81 ID:???
ぬ!
31名無虫さん:2015/02/02(月) 09:21:30.41 ID:???
深海に棲む生物は体の中を海水で満たし、体の中と外の圧力を等しくすることで水圧に耐えて体が潰されないようにする。

極度の乾燥地帯に棲む生物は体から水分を抜いて、体の中を外と同じように乾燥させることで生き延びようとした。
その際に、体の中に持っていて水置換ができるトレハロースが乾燥ダメージから細胞を保護した。

その状態は体構造がダメージを受けにくいため本来の目的である乾燥に耐えるだけでなく様々な過酷な環境にも耐えられた。
32名無虫さん:2015/02/02(月) 19:03:32.86 ID:???
クマムシって庭のコケの中とかに普通にいるんだな
33名無虫さん:2015/02/02(月) 20:57:24.23 ID:???
老化の原因である活性酸素の発生も抑制するから、本来の寿命より長い100年以上命を保てるのか。
34名無虫さん
>>22 つまりは35日の寿命を、だるまさんがころんだ方式で100年以上のスパンに割り振ってるだけに過ぎないのか
何百年生きてても、体感時間は長くてひと月ちょっとか