滅びゆく生き物を救えるか

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1名無虫さん
http://www.nhk.or.jp/bsdebate/

20世紀、人類は自然を利用し、開発を進めることで豊かな生活を手に入れました。
しかし、その陰で、今、1万種を超える生き物が絶滅に追いこまれ、危機に瀕しています。
深刻な大量絶滅が人間の手によって引き起こされているのです。
環境の世紀と呼ばれる21世紀。
私たちは滅びゆく生き物に救いの手を差し伸べることができるのでしょうか?
野生生物を「商品」として取り引きすることの是非、
2名無虫さん:04/10/30 20:59:15 ID:nS0XPyzS
Q1 保護のために野生生物(毛皮、骨などを含む)の「利用」を認めますか

1960年代、野生生物の絶滅に世界の関心が集まった時、その最大の要
因とされたのが、国際間で「商品」として取引することでした。そこ
で、野生生物を守るため、取引を規制しようと1973年に結ばれたのが
「ワシントン条約」です。
以来、野生生物の取引には厳しい制限が設けられていますが、絶滅に
追いこまれる生き物の数は一向に減らず、状況は悪化し続けています。
そうした中、「ワシントン条約」を舞台に、むしろ野生生物の経済的
な価値を積極的に認めて、繁殖力を越えない範囲で、生息地域の人た
ちが「商品」として利用した方が、より効果的な保護が出来る、とい
う考えが主張されています。例えば「象牙」の売買で大きなメリット
を得られれば、生息地の人たちは「象」や、その生息環境を守ろうと
しますが、何のメリットもなければ単なる害獣としてしか見なくなる、
と言うのです。
一方、そうした野生生物を「商品」とみなすことは、再び“乱獲”を
引き起こし生物を絶滅へと追い込むことになりかねない、と反対する
声も根強くあります。‘絶滅’の淵に立つ生き物を守るために、「利
用」は有効なのか、それとも逆効果なのでしょうか。
3名無虫さん:04/10/30 21:00:22 ID:nS0XPyzS
Q2 「里山再生」のために何をすべきでしょうか?

政府は2年前、約30万種ともいわれる日本に生息する生物を絶滅から
守るため、「新・生物多様性国家戦略」を決定しました。その中で
早急に対策が必要だとされたのが、国土の4割を占め、絶滅の危機
にある生物の宝庫といわれる「里山」の再生です。
これまで多くの農村地帯は、収穫量を上げ、競争力のある作物を作
るために、農薬や化学肥料を利用し、農地の人工的整備を進めてき
ました。その結果、メダカやゲンゴロウなど、かつては当たり前に
見られた多くの生物が姿を消しています。更に生産効率の悪い
「棚田」などの耕作放棄も拡大し、荒廃が進んでいます。
里山に生き物を蘇らせ、豊かな生態系を取り戻すためには、例えば
「効率重視の従来型の農業からの転換」が必要だと言われています。
しかし、高齢化や過疎化が進み、国際競争力も求められつつある
中、「根本的な転換は現実的には出来ない」、部分的な再生にとど
めて文化財や環境教育の場として守って行くことの方が現実的だ、
という反論もあります。
4名無虫さん:04/10/30 21:01:19 ID:nS0XPyzS
Q3 どこまで「自然再生」をすべきでしょうか?

「新・生物多様性国家戦略」に基づき、里山も含め自然の生態系を
再生させようという「自然再生推進法」が制定されました。その理
念には「自然を破壊するかかわり方から転換し、人間が手助けする
形で自然再生を図る」と書かれています。
モデル事業の「北海道 釧路湿原再生事業」では、かつて農地開発
のため直線化した釧路川を、以前の蛇行した流れに戻すプロジェク
トなどが計画されています。
しかし、人工的に手を加えて、複雑な生態系の仕組みを本当に再生
できるのか、かえって今ある「自然」を壊すことにならないか、と
いう疑問もあがっています。
また、公共事業も含め全ての開発を停止する必要があるという主張
がある一方で、地域の発展や生活の改善をどこまで犠牲にするのか
が問題となっています。
「自然再生」を、どこまですべきなのでしょうか?
5名無虫さん:04/11/01 23:04:55 ID:EOtyKDlT
滅びるのは運命です
6名無虫さん:04/11/07 00:30:28 ID:???
良スレ発見
さてどうしたらいいものか
7名無虫さん:04/11/16 07:01:15 ID:???
金で解決
8名無虫さん:04/11/17 04:38:32 ID:???
案がでないな
9名無虫さん:04/11/21 20:50:39 ID:???
難しいのだよ
10名無虫さん:04/11/27 20:35:23 ID:???
難しい
11名無虫さん
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絶滅・絶滅危惧種スレ
http://science3.2ch.net/test/read.cgi/wild/1101101398/