44 :
名無虫さん:2005/06/30(木) 18:07:58 ID:???
落葉 水ポテンシャル 耐寒 乾燥
などのキーワードで検索してみよう
45 :
名無虫さん:2005/06/30(木) 23:51:57 ID:ppqOEUnh
でません 涙
46 :
名無虫さん:2005/07/01(金) 00:32:49 ID:???
そもそも温帯と言われる地域が、大陸東側では緯度25度〜40度、
大陸西側では緯度40度〜55度付近にあるので、
これを足すだけで25〜55度になってしまい、熱帯の樹木の
0〜20度より広くなってしまう訳だが
更に熱帯の樹木を、サバナや雨緑樹林のものと、熱帯雨林のものに分けると
熱帯雨林は基本的に北緯0〜10度までしか無いから(飛び地状に、20度以上の地域に
ある事もあるが)その分布は極めて小さくなってしまう。
ただサバナや雨緑樹林の植物だと、もっと広い範囲に生存できたりする。
こいつらは乾燥に強く、乾季に葉を落としたりと温帯植物と同じようにも振舞えるから
北緯30度付近でも結構生えている事がある
・・・水ポテンシャルと落葉の関係も書くべきかなあ?
47 :
名無虫さん:2005/07/26(火) 19:28:16 ID:vXQr7yAB
わかんないよ〜!てか知りたかったからこれ見たって感じだけど・・・・・・・。
48 :
名無虫さん:2005/07/26(火) 19:30:00 ID:???
わからん
49 :
名無虫さん:2006/04/08(土) 22:32:28 ID:U8GcXg6h
熱帯雨林と珊瑚礁
50 :
名無虫さん:2006/10/11(水) 18:43:43 ID:???
69 名前::||‐ 〜 さん 投稿日:2006/08/23(水) 23:20:20 ID:hbt4Sx/Z
タイ人ハーフのカマキリ嫌いが来てたので、
野性生物板の「糞北海道にセミいねえ」云々と似たようなネタで
タイやラオスの昆虫相何ざ所詮はサバンナばっかで日本の四国以南や沖縄とほとんど変わんねえ。
熱帯の昆虫といってもむしろ日本より小さいのばっかり。南のマレーシアやインドネシアや
海洋に面したフィリピンに比べても全種地味なのばっかりでモンキアゲハもナガサキアゲハも
日本より小さい位でルリモンアゲハとか言っても所詮カラスアゲハより小さく南のカルナルリモンより
青い部分狭くて、シロチョウもツマベニチョウだって沖縄産より小さくて街中はベニモンシロチョウばっかりで
カブトムシも普通に見かけるのはサイカブトとヒメカブトだけで日本のカブトより小さくて角短くて貧弱で、
ゴホンヅノは北部か西部まで行って見つかるくらいでこれも喧嘩しなくて拍子抜けで
アトラスは採集禁止地域しかいなくて、クワガタもバンコク周辺じゃ
どう頑張ってもネブトしかいなくてラオスのグランディスは珍しくても100mm越えの種は
ギラファが時々越えるくらいでそれも保護種で、後はエレガンスツヤクワもマレーシアのフェモラリスよりチビで
タマムシとか一応何種もいるけど日本のヤマトタマムシより綺麗なのなんか1種もいなくて
カミキリは日本ならミヤマカミキリやシロスジカミキリみたいな大物がパッと手に入るのに
これも相当な山奥まで行って大顎ばっかデカいオオキバノコギリカミキリとかしかいなくて
トンボもオオギンヤンマくらいしか目だって大きいのはいなくてあとはショウジョウトンボと
ウスバキトンボとベッコウチョウトンボとコシアキトンボで日本と殆ど変わらないし
51 :
名無虫さん:2006/10/11(水) 18:44:53 ID:???
セミはバンコクは洪水で全然いなくて山いっても普通種はむしろ日本のアブラゼミより小さくて
テイオウゼミもタイ産はマレーシアのより小柄で、
このスレのカマキリや直翅目も日本の普通種みたいなのと殆ど変わらない奴が大半で
カマキリだってオオカマのせいぜい1割増くらいにしかならなくて、ランカマったって
所詮は東南アジアの広分布種で、スズメバチなんか日本のオオスズメバチと同じのがチェンマイ辺りに
いるくらいで後はキイロスズメバチ未満のキオビスズメバチしかいなくて、アリは家の中までどんどん
入ってくるけどこれもオオズアリ程度でツムギアリくらいがちょっと目立つくらいで、水生昆虫も
タイワンタガメは大きくても前足が小さめで他の水生昆虫も日本の図鑑で事足りそうなのばっかりで、
所詮1年の半分がカラカラ乾季で日本の夏と冬枯れの悪いとこ合わせた程度の昆虫群じゃねえか
オレはチンポをグランディスオオクワに、キンタマをマルモラヒゲナガカミキリに、乳首を
エンマゴミムシに噛み切られるだろうw
52 :
名無虫さん:2006/10/14(土) 10:30:24 ID:???
タイは長らく北部が採集地として名高かったが
それゆえ準熱帯とでもいうべき昆虫が多く採集されていた。
また東南アジアは、古くから昆虫コレクションを愛でる伝統のある
ヨーロッパから遠くて採集人もあまりおらず、
いたとしても旧植民地国に集中し、独立を保ったタイでは
オープンフィールドの昆虫、特にチョウしか採集されない
状態が続いていた。
1980年代に故小山氏らの尽力で、タイの昆虫相だって
バカにした物ではないと分かってきた。
パリーやゲストロなどテナガコガネを割に頻繁に入手できたり
アカガネオオテナガカナブンなどが見つかったり
南部の一部の孤立丘陵地にモセリオウゴンオニがいるのが分かったりなど。
それでも、タイのチョウの総数は800種。日本の1.4倍の面積で、
日本のチョウが270種ほどだから、面積辺りだと倍ちょっと。
熱帯の多雨・多湿地域では面積辺りで日本の種数の5倍になる
地域だってあるわけで、それに比べたら極度に多いとは言えない。
53 :
名無虫さん:2006/10/15(日) 19:55:34 ID:???
南部で、ミャンマー国境寄りの山地の西斜面に
熱帯雨林系の昆虫が多いところがある。
ミャンマー領の地域は世界有数の多雨地域で
実質熱帯雨林気候だが(雨の降らない季節はちょっとあるが)
このおこぼれみたいな地域がところどころにある。
しかしこの雨を降らせ切った空気が流れるシャム湾側は乾燥してしまう
シャム湾を挟んで東部の海岸、カンボジア側にまた多雨地域がある。
しかしここにいるのは、モウホットツヤの原名亜種とかクジャクアゲハの独自亜種とか。
クジャクアゲハは日本のカラスアゲハと実質同一種ともされるが、最南端の
この地域ではルリモンアゲハより青紋が目立ち広い。ある意味、
暖地性の昆虫が二次的に熱帯雨林風になったとも言える
あと中部のカオヤイにニグリトゥスフタマタ。ここはタイ低地の湿地の水分を
たっぷり受けて雨が多い。同じような場所として、ラオス南部のボロベン高原がある
かつての昆虫図鑑で、東南アジアはひっくるめて東洋区扱いだった。
しかし今森・海野・松香・山口共著の「世界のチョウ」で
タイなどインドシナや、インド、スリランカ、ネパール、中国南部、台湾などは
「照葉樹林帯で日本のチョウのルーツ」と再定義されてしまった。
海野はその後出版した「大昆虫記」では、この地域にフィリピンまで含めている。
確かにベンゲットアゲハ、ルソンカラスアゲハなど日本ルートの昆虫も多いが。
しかしウォーレス線の加減次第ではここはオーストラリア区になることすらある。
なお、ウォーレス線は台湾蘭嶼まで伸ばす事もある。
ダラダラとサバナ性の低地が続く地域では、「どうせオープンフィールドのチョウしかいないし
台湾とかと同じ区分でいいや」という分け方になってしまうのか
このような地域では、確かに沖縄や九州南部と基本的な昆虫相は同じとも言える
54 :
名無虫さん:2006/10/17(火) 02:28:29 ID:???
>暖地性の昆虫が二次的に熱帯雨林風になった
逆に最南部に、暖帯〜亜熱帯のチョウであるワモンチョウ属の
最大種ゴドフレイワモンがいる。
マレー半島やスマトラ島も、ボルネオ好きに言わせれば
「どちらかと言えば大陸系要素が多い」らしい
しかしボルネオやジャワは、幾分原始的なのか
マレー半島やスマトラ産の昆虫よりやや小柄だったり
地味だったりする種群が目に付く
55 :
名無虫さん:2006/10/21(土) 17:50:36 ID:???
フィリピンは島の東西で雨量差が大きい。
南部のミンダナオでも西部は雨が少ない。逆に東部の山地帯は多い
アポ山も、山のどちらから登るかで採集品がまるで違うのだという
なおパラワン島では北部や中部はあまり昆虫がいない、などという。
パラワン島は一応「全土が森林に覆われている」筈なのだが
フィリピンのように森林開発が進んでしまったところも、
オープンフィールドばかりなので昆虫マニアに言わせれば
「日本のチョウのルーツの暖帯〜亜熱帯地域に格下げ」という扱いになってしまう。
海野がフィリピンをそんな扱いにしたのは、森林破壊の酷さからだろうか。
酷い森林破壊で、東南アジア全土がそんな扱いになったら終わりであろう
56 :
名無虫さん:2006/10/22(日) 15:53:50 ID:???
今森は「世界昆虫記」でマレー半島を
大陸系の方に分けてしまっている
東南アジア、南アジア全体で見ると、鳥類に関しては
「特産の科がいない」のだという。その点では多様性を欠く。
ただ、鳥の分類だとフィリピンがオセアニア・太平洋諸島側に
分類されてしまう
57 :
名無虫さん:2006/11/05(日) 15:30:10 ID:???
鳥類は移動力が大きい。それでアジア大陸部には
まともなファウナの境界が出来にくい(ヒマラヤが壁になる種が多いが
ツル類に突破されたり)
ウォレス線とウェーバー線の間をウォーラセアなどと呼ぶが、
鳥に関してはウェーバー線で分けることが多いものの、
場合によっては東洋区全てを、全北区とオセアニア区の
移行領域と見なしても良いかも知れない。
東南アジアで発行された鳥の書籍を見ても、日本とそれほど差が無く
そんな中にひょっこりサイチョウやタイヨウチョウが混じっている感じ
まあ各種渡り鳥の中継地である日本の鳥の種類が多すぎるのも一因だろうか
58 :
名無虫さん:2006/11/11(土) 14:56:03 ID:???
タイで発行された鳥類図鑑を見ると
東部は「ドライディプテロカルプ」の疎林だという。
フタバガキ科の乾燥林だと
西部のミャンマー国境沿いに常緑林が広がっている
59 :
名無虫さん:2007/09/16(日) 21:22:31 ID:???
タイの昆虫の採集禁止種
ギラファノコ
パリーテナガ
分布するキシタアゲハ全種(ヘレナ、キシタ、アンフリサス)
分布するワモンチョウ属全種(ムラサキ、ホコモン、ハイイロ、ゴドフレイ)
アカヘリエンマゴミ
バイオリンムシ
クロアゲハ南方亜種
オビクジャクアゲハ
シボリアゲハ
テングアゲハ
ギアスアゲハ
カギバアゲハ
あと尾状突起の長いミズアオ数種
キシタアゲハを取引制限したのはちょっとなあ
個体数多いのに
逆に「これまだOKなのか?」な種類もある
単にタイで目立つ種類を載せただけじゃねえだろうなw
60 :
名無虫さん:2007/10/17(水) 18:33:54 ID:50gwU0H3
ラフレシアはどの程度の大きさの虫を食べるのかな?
臭い匂いて耐えられるのかな?
花はどのくらい大きいの?
61 :
名無虫さん:2007/10/17(水) 19:47:32 ID:???
62 :
名無虫さん:2007/12/12(水) 01:56:28 ID:FnYgTWU8
age
63 :
名無虫さん:2007/12/12(水) 01:57:49 ID:FnYgTWU8
age
64 :
名無虫さん:2008/04/09(水) 08:50:51 ID:???
>>55フィリピンは日本の8割の面積で800種のチョウがいる
島嶼で独立種が多く、また全般に多雨で自然環境が恵まれているから大目になる
65 :
名無虫さん:2008/05/08(木) 21:51:26 ID:???
東洋区で最も美しいチョウはアカエリトリバネアゲハである
という命題に対し、自信を持って反論する事も出来ないが
素直に認めることも出来ないと困ってしまう人が多いようだw
形がガみたいで嫌だとw
かといって、東洋区に限定される地域だと
アキリデスはせいぜいルリモンアゲハやオビクジャクアゲハまで、
タテハにも金属光沢ギラギラの美麗種はおらず(意外にもコノハチョウの表面が結構美しいw)
シジミチョウはさすがに綺麗な種が多いが如何せん小柄
66 :
名無虫さん:2008/05/10(土) 14:07:23 ID:???
スラウェシのチョウは470種。日本の面積の半分強で
この種数だが、これも極度に多いとは言えない
面積が増えたところで、外部と種数を共有できる面積は
外周長さをチョウの行動範囲の数倍程度で被覆した長さ程度にしか増えない
だから台湾の例を出して、全東南アジアが日本と面積比で5倍の種数が無いとダメと考えるのは極端だw
また、中にいくつも山地があるとそこで固有種や遺存種が出て多様になるが
どこにいってもずっと単調に森林だけ続くのでは種数も増えない
もっともアマゾンなどでは、一部地域にしか生えない樹種というのもあり
それを食草とする昆虫がそこだけにいたりする。
河川傍で水が土壌を洗って白砂地帯になったところが孤立し、そこだけ固有の植物があったりする
67 :
名無虫さん:2008/10/25(土) 14:31:32 ID:???
ボルネオ島で採取された体長30センチを超えるナナフシが、「世界最長の昆虫」として
認定された、と科学者たちが10月16日(米国時間)に発表した。
この標本は、発見者であるマレーシアの博物学者、Datuk Chan Chew Lun氏の寄贈により、
英国の自然史博物館で現在展示されている。
足を含めたこの標本の全長は約56.7センチ、体長は約35.7センチで、これまで世界最長記録
となっていたナナフシよりも体長が約2.9センチ長い。
世界記録を樹立したものを含め、この種のナナフシはこれまでに3匹しか発見されていない。
発見場所はいずれもボルネオ島だ。
この種は、発見者である博物学者の名前にちなんで、「Chanの巨大な枝」を意味する
『Phobaeticus chani』と命名されている。
自然史博物館のウェブサイトでは、世界最高記録の標本を解説する動画を公開している。
自然史博物館の「世界最長の昆虫を公開」を参照した。
ソース引用元:Yahoo!ニュース((p)tp://headlines.yahoo.co.jp/hl)
(p)://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081020-00000000-wvn-sci
(p)://ca.c.yimg.jp/news/20081020140026/img.news.yahoo.co.jp/images/20081020/wvn/20081020-00000000-wvn-sci-thum-000.jpg
68 :
名無虫さん:2008/10/25(土) 14:41:40 ID:???
アフリカのケンタウルスオオトビナナフシ、マダガスカルのマダガスカルオオトビナナフシ
ニューギニアのオオトビナナフシなどはどれも30cm級と喧伝されたが実際には
足を含めて30cmだったというw胴体だけだと26cm、尾毛を除くと23cmに留まる
Phobaeticus属のナナフシはボルネオとマレー半島にでしか現在までは見つかっていないのだろうか
同じスンダランドのスマトラでの情報が分からない
ジャワだと、Cyphocrania属の20cmの種が限界となる。しかしオーストラリアの
ニューサウスウェールズでも、23cmの
http://www.brisbaneinsects.com/brisbane_hoppers/Titan.htm が見つかっている
>>50〜51が熱帯サバンナの大陸南部アジアをボロクソに書いているが、大型ナナフシなら
タイでも分布している。しかし中国にいるかどうかは分からない。台湾や沖縄には
20cmはおらず、沖縄でも体長15cmまで
氷河期後に森林が拡大してから日の浅いアフリカで、飛翔能力のあるトビナナフシに
大型種がいるのに対して、全力で体長増大に注力できる翅のないナナフシの大型種が
氷河期にも森林だったマレーシアにいる、というのは更に考察が可能であろう
69 :
名無虫さん:2008/12/23(火) 12:51:11 ID:???
70 :
名無虫さん:2009/11/17(火) 03:19:02 ID:???
最近ではweb上の某オープンツールを使いアマチュアが調査してるなあ
マジすげぇや
71 :
名無虫さん:2010/01/08(金) 13:21:48 ID:???
街路樹だけでも楽しくて堪らん
72 :
名無虫さん:2010/03/16(火) 22:50:22 ID:???
ベンチャーgj
73 :
名無虫さん:2010/04/11(日) 15:07:53 ID:???
74 :
名無虫さん:2010/04/12(月) 09:29:10 ID:???
昨晩は、ポーランド大統領機墜落、緊迫するタイ情勢などへの対応に追われました。
「カチンの森事件」の追悼式典への大統領の強い思いが、この悲劇につながったのでしょうか。
あらためて、ポーランド大統領をはじめ亡くなられた方々に追悼の意を表したいと思います。
−−−以上−−−
ttp://twitter.com/hatoyamayukio
75 :
名無虫さん:2010/04/15(木) 21:45:40 ID:???
>>74インドシナの自然云々の話題が続いた後カチンの森の話だと
ミャンマーのカチン州の話かとw
76 :
名無虫さん:2010/04/18(日) 11:07:05 ID:???
77 :
名無虫さん:2010/04/23(金) 20:45:29 ID:???
ラオスも少々
ラオスはグランディスのいるシェンクアンも含め大半の地域が1000〜1500mmの雨量しかなく
サバナとか温暖冬季少雨気候
しかし東北タイで最も雨が多いのはメコン川沿いのナコンパノム県でここだけ1ヶ月に500mも雨が降ったりして
2000mmの年間雨量になるが、この対岸のターケークではさらに雨が多く2500mmになる。もっともかなり冷え込むため
温暖冬季少雨気候になってしまう可能性もあるw
ラオス南部でタイに接するチャンパサック県Champasakのボロベン高原はもっと多雨で3000mmにすら達する
ところで、別の図表を見たらラオスはむしろベトナム側がAm気候らしいのだが?
78 :
名無虫さん:2010/05/08(土) 15:41:57 ID:???
>>77 >ラオスはグランディスのいるシェンクアンも含め大半の地域が1000〜1500mmの雨量しかなく
>別の図表を見たらラオスはむしろベトナム側がAm気候
ベトナム全土だと年間平均雨量は1770mmと、日本よりも多いくらいだという
それでメコン川流域やタイ国境側が1000〜1500mm地域続出という事は
ベトナム国境側の山岳地の雨量がよほど多いのだろうと判断できる
79 :
名無虫さん:2010/05/08(土) 20:30:12 ID:???
ベトナム全土の平均の年間雨量が1910mm
ラオス全土の平均の年間雨量が1770mm
タイ全土だとこれが1350mmにまで減る
80 :
名無虫さん:2010/05/14(金) 02:01:37 ID:???
日本の引退した団塊世代の昆虫マニアが多数ベトナムにロングステイし
現地のチョウの細かい差異を種レベルで分け出しているのだが、
ベトナム南部のあまり広くもない山地だけで400種になったとか
全土だと1200種行くんじゃ?とか言われている
81 :
名無虫さん:2010/05/16(日) 03:09:22 ID:???
ラオスの稲作に関する資料を見ると
雨が多いのは南部ボロベン高原のチャンパサック県部の一部と
意外にもビエンチャン県とルアンプラバン県の県境あたり?の山地
共に3200mm以上も降る
また中部のカムムアン県も雨が多い。
その南、サバナケート県で再び減り、もっと南のサラワン、チャンパサック、アッタプーが多い
全般に北部は乾燥し、南部ほど雨量が多い
しかし
・メコン川側で大きな都市のあるところは、殆どどこでも雨は1000〜1700mmくらい
・国土全体でメコン川寄りでかなりの山奥にかなり広く2500mmオーバーの地域がある
・ベトナム国境側は1400mm以下も少ないが2200mm以上もあまり無い
・上記の県でも、都市が出来るところはうまい具合に山の谷間にあって豪雨が降らない地域が選ばれている
・ベトナム国境側の中部以南は台風の影響を受ける事も珍しくなく、時々1ヶ月800mm以上降る年もある
ラオスについてある人は乾燥した禿山で焼畑で虫などいなかったと言い
ある人は逆にチョウが無茶苦茶に多かったという。
ラオスこそ、サバンナアジアと山地多雨林アジアのモザイク構造を楽しめる国であると考え直すべきだ
82 :
名無虫さん:2010/05/17(月) 02:48:39 ID:???
83 :
名無虫さん:2010/05/27(木) 12:26:05 ID:???
www.guidetothailand.com/thailand-weather/thailand-rainfall-map.php
タイ全土はここ
日本語別サイトよりラヨーンがぐっと少ないがラヨーンは普通こっちの値を使う
ラヨーン県内でかなり差がある
1340mm前後というのはチョンブリ南部ウタパオ空港辺りの値に近い
サメット島は更に少ないとされている
トラートが偉い事になってるw
84 :
名無虫さん:2010/05/29(土) 20:29:42 ID:???
ウタパオはラヨーンのほぼ最西端で1430mm
チョンブリだって東部の郡の山奥はかなり多雨になりゴム栽培も出来る
85 :
名無虫さん:2010/06/05(土) 10:45:58 ID:???
http://www.rikitikitavi-kampot.com/General.html カンポットと称しつつ雨量だけプノンペンのデータが紛れ込んでいるサイト、
と思ったら、合計したら1980mm程度だったw
沿岸部にあるがベトナムに近いカンポットの年間雨量は2100mmくらいとの事
プノンペンは1300mm台
(別サイトでは1900mmで、しかも乾季の雨量が10mmのためAwに)
>>83トラートは3000〜4000mm程度の雨量とされているが
トラートはカンボジア国境に近いほど多雨
市街地は3000mm台で、細くなっている所にあるクロンヤイが4700mm
だがカンボジア領内でどこで極大になるのかは不明(シアヌークビルは3400mm程度らしい?)
86 :
名無虫さん:2010/06/13(日) 01:37:35 ID:???
>>79別データだとタイ全土の平均を1650mmとしてあった
しかし、どうも各県の雨量の和を県の数で割ったような数値だったなw
北部の方が大面積の県が多いから、これだと大きめの数値になってしまう
87 :
名無虫さん:2010/06/18(金) 18:15:31 ID:???
whc.unesco.org/archive/advisory_body_evaluation/591.pdf
ウタイターニー県のHuai Kha Khaeng
山地の年間雨量は東部で1700mm
西部では2000〜2400mmにも達する
乾燥した西部内陸でもゴム栽培などが可能な地域の1つ
88 :
名無虫さん:2010/06/18(金) 18:18:48 ID:???
89 :
名無虫さん:2010/06/24(木) 04:00:14 ID:???
www.jopp.or.jp/jigyo/report/cambodiareport.pdf
カンボジアの雨量が資料終わり近くにある
ココンとシアヌークビルがずば抜けて多い
カンポットが2000mmオーバーだったりそうでなかったりするのは
この図を見る限り、3000mmの雨量の地域の隣がすぐ1400mmになってしまう
急激な変化のせいだろう
東部も全体的に多雨(2000mmオーバー)なのだが、乾季が5ヶ月も続くから
別の指標でこの地域はサバナになってしまう
ラタナキリなどは確かにそんなに樹高は高くない
月雨量60mm未満を乾季とするなら、プノンペンでは2〜3ヶ月しか乾季が無い事になる
しかし年間雨量が全体として少ない
一方、東部では5ヶ月もこれが続くから2000mm降っても熱帯雨林には十分でない場合もある
3000mmないと厳しい
アンコールワットはジャングルにあった、なんて書物に書いてある
しかし実際にはサバンナが雨季に水田になるような場所で、所々に湿地林がある程度だ
そして西部、タイ国境側ほど乾燥が厳しい
山を越えると一気に多雨になるが
90 :
名無虫さん:2010/07/14(水) 04:32:58 ID:???
www.karnataka.com/profile/rainfall.html
インドのカルナータカ州のシモガ区には
年間雨量8000mmを超えるところがある
これは全熱帯気候のアジアでは最多雨であろう
ここからどんどん北上してグジャラート州のギール森林まで行くと
雨量は800mmを割る
そんな雨量でも、何とか森林が保持されているのが不思議だが
ギール森林は海岸線まで最も近いところで20kmと案外海にも近い
91 :
名無虫さん:2010/08/17(火) 18:22:36 ID:???
インドの最南端カンニヤークマリは雨量1700mm
しかしインド西部の多雨地の1/3程度という事になる
乾季も案外厳しい
年に2回ほど雨が多い月があるのが特徴
ここから北西に行くと雨がどんどん多くなる。雨季は夏になる
北東に行くと、雨は減っていき、雨季は11月くらいになる
92 :
名無虫さん:2010/08/19(木) 19:08:51 ID:???
93 :
名無虫さん:
上記のところは年雨量1700mm台だから低山地にしては大目
ラオスのパクソンPaksongはボロベン高原にあり3200mmだが最寒月に18℃を割る。野菜とコーヒーの産地
ラオスは全般に雨が多く、1900mmくらいのところが南半分のあちこちにある
サワンナケートだけ少雨で本当にサバナになる