ブラックバス問題 その4

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61名無虫さん
バスのスレに申し訳ありませんが、ニジマスについて意見を聞かせてください。
知床の小川でオショロコマがニジマスに駆逐された新聞報道が出ましたが、
その研究結果が公開されました。
http://www.ohotuku26.or.jp/shari/museum/page/kenpo.html
の一番下のあたりにPDFファイルへのリンクがあります。
その川の状況については以下のURLから
http://www.salmon.jp/nijimasu/index.html

バスほどではありませんが、ニジマスもミノーイーターですし、
C&Rする人も結構います。
しかし、在来魚との共存もできる魚であると思っていました。
今回の報告はまったく異なる面をもっており、
これが本当だとすると北海道の在来魚は危機的です。
しかし1926年から始まる放流の歴史の中で
在来魚を絶滅させた報告は極めて異例です。
ニジマスについてどのように考えればよいのか当惑しています。

皆様のご意見をお聞かせください。

62794@前スレ ◆QRWNgwhAOk :03/09/02 01:00 ID:???
>>61

文中に以下の部分があります。
***以下引用***
勿論,堰堤設置などによる生息環境の悪化が渓流魚に影響を及ぼしていることも事実ではあるが
(谷口ら 2002 ,Morita and Yamamoto 2002 ,Morita &Yokota 2002 ),著者らは居麻布川周辺の
本河川と同様に治山堰堤が設置されている小河川群において河口からオショロコマが十分に生息し
ているのを確認しており,治山堰堤の設置だけでオショロコマの絶滅を説明することはできない.
***引用終わり***
“治山堰堤が設置されている小河川群において河口からオショロコマが十分に生息しているのを確認しており”は、
文末にの以下の論文によるものと思われます。

谷口義則・岸大弼・三宅洋・河口洋一・岩田智也・三橋弘宗・野崎健太郎・村上正志・西川絢子・加藤千佳・中野繁.
2000 .知床半島の河川におけるオショロコマおよびサクラマスの個体群の現状.知床博物館研究報告21 :43 -50 .

問題は、
1.同じように堰堤が設けられている河川で、同じようにニジマスやブラウンが侵入しているところがあるのか、
そこでも同様な現象が見られるのか?
2.同じように堰堤が設けられている河川で、ニジマスやブラウンが侵入していない河川でも、オショロコマの現象が
発生していないか?
だと思います。
2のような現象があるのであれば、ニジマスやブラウン以外の要因も影響している可能性があります。
それから、目視調査と、エレクトリックショッカーかタモ網による調査とでは結果を単純比較できません。
問題の論文中に、“本研究で用いた2回採捕の除去法による個体数推定法は,特に捕獲率が低いときに過少推定することが知られている”
とあります。
後者のサイトにある知見では、報告書に十分反論できません。掲示いただいた情報だけでは、なんとも言えません。申し訳ない。
63名無虫さん:03/09/02 01:05 ID:???
>>61
1.公的機関の研究だからといって鵜呑みにしてはいけない。これ常識
2.研究者の名をぐぐる位の事はしてみよう
3.下のHPの写真を見て、共存とか駆逐なんてレベルの話じゃないだろうと
  感じなかったの?
4.>バスほどではありませんが、ニジマスもミノーイーターですし
  どれくらいの大きさのニジマスをイメージして言ってるの?
5.淡水魚スレに書かずに、わざわざこのスレに書いた意図は?
64794@前スレ ◆QRWNgwhAOk :03/09/02 01:31 ID:???
生物による現象などの複雑な事象において、現象の調査結果から行われた推論の確からしさを判断するためには、その現象の再現性を検討しなければなりません。
報告書だけで判断できることは、調査した河川にのみ、報告書で行われた推論が妥当である可能性がある、と言えるだけです。
それから、報告書の「在来のオショロコマへの影響」以下の文章はよけい。あれはただの私見です。
調査を行った河川で、ニジマスやブラウンはいたが、オショロコマはいなかった、のみが言えること。
ニジマスやブラウンの影響の大きさは、他の河川と比較しないとはっきりとは言えません。
ちなみに、オショロコマは、堰堤の建設後にも居た(1991 -2000 年にはオショロコマの生息が確認されている(小宮山 2003 ).)
らしいけど、後者のページでは、そうなってないですね?
65名無虫さん:03/09/02 07:46 ID:EozbzNiV
レスありがとうございます。
62,64さん
余計な私見のところはニジマスの危険性についてバイアスがかかってる気がしますね。

私もその川はニジマスが支配的でオショロコマが居ないこと以外に何も
語っていない報告だと思いました。
この調査以前にどれほどの密度でオショロコマが生息していたか
どのようにしてオショロコマが駆逐されたかは不明ですね。

他の河川の状況がもっとも気になるところですが、
遠隔地すぎて確かめられません。
ザンネンです。

63さん
日淡にも出したのですが、あんまりレスがつきませんでした。
意図は意見をお聞きしたいというとこです。
ミノーイーター化は30cm以上かと思うので、当該河川では
数匹しか該当しませんね。
どのようにオショロコマを駆逐したかが謎です。
現地写真については、ひどい状況だと思いますが、
ニジマスが結構生息していることからそれだけではオショロコマが居なくなる
理由にならないと思います。
研究者の他の研究概要も見ましたが、そんなに違和感はありませんでした。
筆頭の人だけですけど、他の人も見てみます。
66名無虫さん:03/09/02 15:15 ID:WaZX0swg
ここだけの話だが、ブラックバスの体からにじみ出る
臭い汁(ブラ汁)には、日本人の脳を侵す物質があるらしい。
だからブラックバスを釣る日本人は、例外無くバカになる。
常識を知らない、法を守らない、自らの快楽だけを
追い求める鬼畜になってしまう。
67794@前スレ ◆QRWNgwhAOk :03/09/02 17:23 ID:???
>>65
今、報告書を読み返してみると、正確には、

「在来のオショロコマへの影響」の、“外来種はいわば生物兵器のようなものであり,…”
以下が私見ですね。それまでの部分は、これまでの調査結果と今回の調査をあわせた
推論となっています。導かれた結論がどれだけ妥当であるかは、検証されていません。
ただ、“オショロコマが生息していない河川は,この居麻布川の例が最初の報告となる.”
とあることから、妥当性の検証の為に比較する例が、他に存在しないと言うことなのでしょう。


68名無虫さん:03/09/02 20:27 ID:EozbzNiV
>>67
当該河川にはニジマス大量放流の噂があります。
数量も判れば報告に付け加えられたのだと思います。
論文ではどのようにニジマスが支配的になったかは明らかでは
ありませんね。
しかし、北海道の他の河川では例を見ないことから、
自然繁殖だけで駆逐を説明するのは難しいと思います。
ただ、当該河川の生息分布は自然繁殖を示していますね。
当該河川で何が起こったかは私には謎なんです。
憶測すると
1.堰堤でオショロ弱る→
2.ニジ大量投入→
3.さらに弱ったオショロは新天地を求める。→
4.餌、水温などの影響で放流ニジの数は減るが、残った個体は自然繁殖を始める。→
5.数年経過し放流ニジのほとんどは死滅ないし移転。→
6.電気ショックが走る。

というようなとこなんでしょうか。
2.は噂ですが他の河川の状況から自然流入ではないとしても
3.のとこがホントにそうなのか憶測の域を出ないですね。
全部食われたのかもしれないし、
かなりの大量放流でニジも結構な比率で死滅したが同じ比率だと
オショロは繁殖できないくらいの数まで減少し死滅した
のかもしれません。

69794@前スレ ◆QRWNgwhAOk :03/09/02 22:28 ID:???
スレ違いになってしまうけど、もうちょっとだけ。

>>68
大量放流されているのだとしたら、時期とサイズによって捕食による駆逐か、競合による駆逐か分かれると思います。
調査された河川では、現在のニジマスの生息密度は、他の河川と同様であると結果が出ています。
そして、他の河川では、オショロコマが絶滅してはいない。
これは、ニジマスの生息密度が非常に高密度になるような放流が行われ、自然繁殖によって生息密度が現在の状況に落ち着く過程でオショロコマの絶滅が起きたのか、
それとも、この河川独自の要因があって絶滅が起きたのか、なんとも言えないです。
70名無虫さん:03/09/02 22:37 ID:EozbzNiV
>>69
一番重要な絶滅の過程がわからないのはザンネンですね。

スレ違いにお付き合いいただき ありがとうございました。
7163:03/09/03 00:49 ID:???
>>70
http://www6.plala.or.jp/arf/html/orumap.htm
こいつとか
http://www.zezera.com/200308a.html  の8/5
こいつも見といてね
72名無虫さん:03/09/03 20:48 ID:???

なんか 上記の川でニジマスが原因とするにはニジマスもいなさそうなのが気になった。
単純&直感レベルのスレ汚し スマソ
73名無虫さん:03/09/03 22:28 ID:???
自分は無思想な人間だとは思っていますが、
バスから始まった外来魚問題の背景には、昨今の世論の右傾化が少なからず影響しているようにも感じます。

景気低迷などによる閉塞感が、異種移入種への攻撃というガス抜き的な方向に向かう。
または、ある種のよき時代へのノスタルジックな想いが、新参(に見える)移入種攻撃に結びつきやすい。
って感じが・・・。

もちろん右傾化と移入種バッシングが直接的に結びついてるってことではなく、
あくまで“ムード”の問題なんですけど。
74794@前スレ ◆QRWNgwhAOk :03/09/04 00:07 ID:???
>>70
スレ違いでも、多少はよいかと。
過疎スレですし。

>>71
新聞記事は、よく知らない人が書いたのでしょうか。
それとも、確信犯ですかね。
報告書を読むと、私見の部分以外は、それほど過激なことは書いてないですし。

>>72
調査時点でどんな状態だったのか、知りたいですね。
他の河川もどんな状態か、気になるところです。

>>73
やはり、ノスタルジーはあるかと思います。
個々人の抱く原風景は違っていても、“日本人の原風景”となると、そこには“作られたもの”という要素が入り込むと思います。
テレビの紀行ものとか、JR各社の観光広告を見てると、そう思います。
75 ◆zebrajrX.Y :03/09/04 00:09 ID:JMfyTBZr
>>73
移入種問題はナショナリズムの問題だと言っておきながら、それは違うと自己否定する。
なんだか自己矛盾している感じがしますが・・・
7663:03/09/04 01:19 ID:???
>70
もう見てないかナー
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