おすすめの入門書･専門書･良書スレッド！

おすすめの本があったら、あげてください。
野生生物板らしいテーマで、いろんなジャンルの本を一堂に集めて欲しいと思います。

たとえば、
自然保護、環境保全、生態学、動物行動学などの入門書･専門書から、
キノコ、野鳥、昆虫、その他もろもろの図鑑類、
外来動物問題、捕鯨問題、野生動物との共生などの社会派の良書、
エッセイ、雑学などのわりあい軽めでためになる本まで。
それ以外でも、おすすめの良書がありましたらぜひとも書きこんでください。

とりあえず、スティーヴン・J・グールドのエッセイ集はおすすめ。
畑正憲氏の初期のエッセイ集（間奏曲くらいまでかな）もかなりいい。

確かにムツゴロウ氏の初期はよかったな。
「天然記念物の動物たち」や「もの言わぬスターたち」。
後半になるとなんかえらそうになってきて鼻につく。

昆虫の場合
わたしはまず、学研中高生図鑑から始めました。
今は発売しているか分かりません。
そのあとに保育社の原色図鑑、これで大まかな流れ？をつかんで
鱗翅・甲虫以外の図鑑で、より充実した北隆館の
原色昆虫大図鑑(古いのが難点)を手に入れました。
生時の状態も知ることが大切です。ほかにもヤマケイの「甲虫」や、
手軽に読める「日本の甲虫」「畑・庭の昆虫」「野・山の昆虫」
も毎日のように読みました。
しばらくしてから、今度は専門の図鑑を買うようになりました。
ゲンゴロウ・ハムシ・カミキリ・カメムシ・アリなどです。

いったん切ります。

ゲンゴロウ・・・文一総合出版の「図説日本のゲンゴロウ」
いわゆる酢酸エチルでしめた新鮮な標本が美しいです。
解説もくわしく、図版の標本のデータまで載っています。
最近、新しい知見を盛り込んだ改訂版が出ました。
ハムシ・・・東海大学の「日本産ハムシ類幼虫・成虫分類図説」
日本のハムシ全種を取り扱っていますが、惜しいことに標本写真が
悪すぎです。図示された種も全種ではなく、全形図に線画が
混じるなど、統一されていません。幼虫の解説は重要です。
カミキリ・・・東海大学の「日本産カミキリムシ検索図説」
日本のカミキリ全種を解説しています。生時の写真が豊富ですが、
全ては載っていません。講談社のカミキリ大図鑑がおすすめでしたが、
再版が難しいようで、してもすぐに売り切れてしまいます。

カメムシ・・・全国農村教育協会の
「原色日本カメムシ図鑑」「原色日本カメムシ図鑑第2巻」
が現在の専門書です。後者はカスミカメムシ・ハナカメムシの全種が
美しい生態写真とともに解説されています。
前者は日本産カメムシのうち約三分の一の353種が生態写真とともに
解説されています。
アリ・ハチ・・・日本全体を取り扱った図鑑はありませんが、
南西諸島のファウナをまとめた、北海道大学の
「南西諸島産有剣ハチ・アリ類検索図説」というのがあります。
生態写真・標本写真が前半にあり、そのあとは詳しい解説が
図とともに続きます。英文も右ページについています。

ほかにも、チョウやガ、トンボの優れた図鑑が講談社などから
出ていますが、ほとんどが絶版で手に入らないのが現状です。
トンボに関しては、北海道大学から図鑑が新しく出たようです。

現在では、手軽なポケット図鑑も多く普及しているので
そこから昆虫のなんたるかを知ってゆくのが手っ取りばやいかも
しれません。
市販されている専門の図鑑はあまり多くないので、注文するのがお薦めです。

そうさな、やっぱ北杜夫「どくとるマンボウ昆虫記」かな。
別役実「虫づくし」あと西原理恵子「むいむい」

「動物学って面白いな」と思ったのは
＜わが動物記＞犬飼哲夫（暮らしの手帖社）が最初かな。
マニアックなところでは＜十二支考＞南方熊楠
かなりインチキくさかったりエロ話が多かったりするのも熊楠らしい。

http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html

学研中高生図鑑は、生物図鑑昆虫�U、昆虫�Vと改題して今も発売中です。図版に
見分け方のキーポイントが示されているので確かに初心者にはいいと思います。
それと文一(環境科学版もある)のゲンゴロウ図鑑の標本類は酢酸エチルではなく
亜硫酸ガス(クエン酸とピロ亜硫酸ナトリウムで発生させる)で絞めたものだと
思います。

亜硫酸クラブの入信マンガに「エチじめ」どうのこうのと書かれていたので
勘違いしてました。
エチだと、なんか黒っぽいような感じになるんでしたっけ。

わたしはあの学研の図鑑から虫屋スタートしました。
五歳の誕生日に買ってもらったこの本は今も大切に
本棚にあります。解説も結構くわしくていいです。

酢エチだと昆虫の体内の油脂成分がいつまでも半液状で残っていて、長期間
放置すると油が浮いてきて真っ黒になってしまいます。その点、亜硫酸だと
脂肪分がかちかちに固化するような感じです。ただし、触角がはねやすくなる
のでその点に注意が必要なのと、長時間入れすぎると漂白されてテネラル個体の
ような色に変色してしまうことです。

５歳から中高生図鑑とは進んでいますね。私はあの図鑑を買ったのはそんなに
昔じゃありません。バッタ屋の○川氏からハサミムシはあれが一番詳しいと聞い
たのでここ10年以内です。

たしかに、ハサミムシはムカシハサミムシまで載ってる！
ミナミマルムネとかもいたなあ。

あと、総合的に楽しめるのは、平凡社の「日本動物大百科」
でしょうか。記事というかコラム一つ一つが興味深いです。
生態写真もきれいです。ただ、ムリに入れた感じのも
若干見られますが、

「虫けら様」

これお勧めだＹＯ！

「ちょっと待ってケナフ！それでいいの？ビオトープ」

まだ本屋で立ち読みしただけなんだけど（たまたま持ち合わせなくて・・・、こんどいったら買うつもり）
けっこういい内容だった。タイトルはショッキングだけど、中身はしっかりしてる感じ。

「フィンチの嘴」
検索しる

京都大学から出た、今西錦司先生がつけたフィールドノート
をまとめた「加茂川　1935」とかいう本が良かったです。
すみわけ論の今西先生が観察したカゲロウについてかかれていました。
個人的には、巻末のカゲロウリストが良かったです。

>>5
講談社の日本産カミキリ大図鑑ですが復刻版なら今なら南陽堂書店で新刊購入可です。
>>11
学研の生物図鑑昆虫、新刊での入手は難しいと思います。(再販して欲しい)
>>14
平凡社の「日本動物大百科」 私もお薦めです。

「日本産土壌動物　分類のための図解検索」　東海大学出版
「川の生物　フィールド総合図鑑」　山海堂（今は大冊の川の生物図典しか売ってないようです）
山渓フィールドブックス８，９　「海辺の生きもの」、「サンゴ礁の生きもの」
も良書と思います。

「三人寄れば虫の知恵」　新潮社　も面白かったです。

　アカアシ君は可愛想な学会員なのだから虐めてはいかん!!!!

生態学のいい入門書ありませんか？
基礎からだいたい全般的に網羅している本。

ここは昆虫の本専門かな？

★http://jsweb.muvc.net/index.html★
　★こんなサイト見つけました★

深海生物に興味があるなら「深海生物図鑑」同文書院
が面白い。イラストを見ると妖怪大百科を読んでるような気分になるが、
内容はかなり興味深い。続編も予定しているらしい。

＞２１
「新動物生態学入門」中公新書

>>21
「視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録」 数研出版
高校生物の副読本といった趣です、８４８円と安いので後悔はしないと思う。

>>25さん、どうもありがとうございます。
その本でしたら持っていますので、よろしければそれから先の勉強によさそうな本を
教えていただけると嬉しいです。
最近、書店で見掛ける、オダム著の｢基礎生態学｣という本は初学者にも良い本ですか？
それが見極められるほどの知識がないので、よく分からないのです。
因みにわたしは大学で生物学をやりましたが、生態学は学部の講義を受けたきりで
（しかも一度落とした…）あまり知識を持ってません。
最近になって急に興味が出てきたので、１から勉強したいと思ってます。

>>26さん。
高校の副読本は盲点でしたが、できたら生態学の分野を詳しく扱ってる本がありがたいです。
でも、こんど書店に行ったら、ちょっと探してみますね。ありがとうございます。

>>27
すみません、生態学だったのですね、生物学と読み違えてしまってました…

学問という感じではないですが、平凡社の動物大百科 全２０巻がお薦めです。

動物の本がたくさんある本屋を教えてください

>29
お住まいはどちら?
さすがに答えられないよね。

>>30
神奈川に住んでます。
東京、神奈川らへんでお願いします。

新刊本はここを利用しています。
今なら、講談社の日本産蝶類大図鑑もおいてあります。
八重洲ブックセンター
http://www.yaesu-book.co.jp/

タロさんが新刊本の紹介をしてくれたので、古本を。
いろいろあります。
http://www.kosho.or.jp/

>>33
おお！そこは私も定期的にチェックを入れています。
そこほど充実していないかと思いますが、
新着古書の指定ジャンルのメールを送ってくれるのが便利。
http://www.easyseek.net/i_index.php3?m=i&c_no=10

神田の古本街で昆虫に強いのはどこかな？

古本なら南陽堂という手もあります。でも札幌なんですよね。
HP出てたと思います。目録も年に数回出てますし。がいしゅつかな？

「砂の隙間の生き物たち」
ほとんどアフターマンを地でゆく生き物が満載。

昆虫でなくて、動物主体なら南陽堂はどうかと。
むしろ神田の鳥海や明倫館がおすすめ。

南陽堂も利用させていただいています。
ネット書店は便利ですね。
でも、実際手にとって見ないと分からない事も多いし、
今週末は古本街に行って来ます。

月曜日に八重洲で買った本
｢原色草花野菜害虫図鑑｣
｢昆虫病原菌の検索｣
｢カビの不思議｣
我ながら･･･

>>27
かつて生態学を学んだものですが。
Odumは生産性生態学盛んなりし３０年前だけに有効かと思われます。
私は最初にあれを買っていやになりました。
いまならば？これはどなたかにねがいたいですが、動物生態学でしたらエルトンは落とせないし、古びないのでは
ありますまいか？
私は伊藤嘉昭の比較生態学も好きですね。あと森下正明の動物社会とか。
どのみちふるいですね。

今の生態学はいろいろなジャンルがあるから、概論としてこれという
1册は難しいね。
動物に関するものならば思索社から出ている一連のやつが教科書的か。
とにかく新しい概念は海外から来るので、気に入ったテーマの洋書を
手にするのもいいと思う。
もちろん日本でも独創的テーマを持つ人はいるので、そういう人の本でも
面白いよ（平凡社ライブラリーとか）。

今泉忠明の本が面白いなぁと思った。
世界珍獣図鑑とか。

（＾＾）

（＾＾）

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　　（　　＾＾ ）＜ ぬるぽ（＾＾）

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ﾋﾟｭ.ｰ　(　　＾＾ ） ＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
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　　　│ ＾ ＾ │＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
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　　　（＿）（＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎パン

昆虫と自然という雑誌なんですが、これって国会図書館にあるんでしょうか？
あそこのＨＰ上から検索かけても見つからないんです。
昔の号でどうしても見たいもんがあるもので。

国会図書館に問い合わせれば済む事だ。

その位の手間を惜しむなといいたいね。

だあから検索かけてもでねえの。おれもやってみたけどダメだったよ。

だあからメール送るなりTELするなりしろっての。

だあから朝鮮半島にさっさと帰れっての。

>>49の豹変振りに笑った

なんとこんなに荒れちゃってたとは。私は４９です。
以下のレスは違いますよ。メールしてみます。

もう今から３０年くらい前の記憶なんだが、
新刊本で『猛獣もし闘わば・・最強の野生動物』
って本があって当時夢中になって読んでたなぁ。懐かしいな。
何年もずっと持っていたのに引越時に紛失。もう当然廃刊だろうけどもう一度読んでみたい！
出版社も著者も憶えてないからな・・これ知ってる人も居るんじゃないかな？

>>57
『猛獣もし戦わば』　KKベストセラーズ　小原秀雄著　1970年刊行

どこかにあるなら読んでみたいなぁ・・・
　　

みなさん雑誌だとなに読んでます？
漏れは専らナショジオだなぁ。

『猛獣もし戦わば』　KKベストセラーズ　小原秀雄著　持ってます。
その後、廣済堂文庫として出版されるが、今は絶版か？
今まで読んだ本で、最もおもしろかった．

>>57 小学生の頃読んでおもろかったなあ。
でも、この板じゃネコオタのバイブルに成り下がってるけどな・・。

昔妙な本を読んだことがある
魚竜や古生魚類について描かれていた本なのだが
大きさ比較の為に人間との比較のイラストが載っていたのだが
その人間のイラストが妙にエロい
スクール水着を着た女子高生が頬を赤らめながら水着のすそを直している
絵で、イラストのタッチがエロ漫画的。
内容自体は良い意味でマニアックなところが見受けられたのに
そのイラストだけが妙に浮いていた
立ち読みしただけだったので題は忘れたがインパクトはあったなぁ
ちょっとスレ違いでスマソ

>>58,60,61
ご丁寧にありがとう。
そうですか、けっこう皆さん知ってるんですね。
ほんと懐かしい。もう絶対手に入らないんでしょうね。
何とかなんないですかね？

検索して調べればいいじゃないか。

>>63
自然林で500円でした。探せば古本屋で手に入るでしょう。

>62
イラスト図解 謎と不思議の生物史
金子隆一著・イラスト：北村雄一／山本聖士／本多成正
同文書院，1996
私はお進めしますね。
スク水の裾直はありません。恐らく短パンのお嬢ちゃんの仕種がそんな風に見えたのではないかと。