ブラックバス問題 その2

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926名無虫さん
既出だけど外来魚が入っちゃったらもうダメなんだよ。
有害性とかを説明=啓蒙するのは入る前の話。入ったら別の施策が要求されるはず。

駆除っていうのは啓蒙の延長にある安易な方法で、定着後の効力は無い。
少なくとも外来魚の定着後最初にとるべき行動ではない。
なのに移入の危険性を勉強してる人ほど「根絶が理想→駆除すべし」のしがらみに
囚われているんだよ。

つまり、生態系を守ることの重要性を語ることについてはエキスパートでも
元に戻すことについては未知の領域。この事実を認めようよ。

ところで外来魚問題が語り易く、環境問題を語りにくいのは、環境問題の方が困難を
であるという認識だと思うんだよ。
でも、完全駆除ができないっていうことに気付けば、実は環境問題以上に
外来魚問題の方が難しいこと分かる。
それは実は外来魚問題は環境問題の後でなければ解決できない問題だからだよ。

生物の盛衰は環境を前提に成り立ってるんだよ。
人間が定着した種を絶滅させる力を持っているのは、種に属する個々全てを殺す能力が
あるのではなく、その生物の基礎となっている環境を作り変える力があるから
なんだよ。

駆除事業は本質を見誤ってるよ。

とりあえず環境整備に力をおこうよ。
駆除は整備によって在来魚増加、外来魚減少の傾向が見られれば
それを加速させるためとういうのが本来の役割だと思うから。