ゴリラは相当弱いらしいよ。
昔、ポケットブックスに「猛獣もし戦わば」という名著があって、そこにさまざまな事例が書かれている。
霊長類は痛みに対する恐怖が強く、また戦闘の結果に対する想像力が強いためスペックの割には非常に弱いそうだ。
ゴリラがヒョウの獲物だという話しは本当で、そもそもゴリラは外敵に会うと戦わずに一目散に逃げ出すようだ。
またチンパンジーやウータンも似たようなものだ。
まあ、これは実際人間が野犬とかヘビに会ったら一目散に逃げ出すのと似ている。
知能の高い類人猿や人間なんてものはそんなものだ。
>>40とかまるでゴリラがライオンとかの凶暴な猛獣のように闇雲に戦うとでも思ってる人が多いようだが、
彼らの実態はとにかく危険な生き物に会ったら逃げ腰になるそうだ。
それに比べてネコ科の肉食獣は頭が悪い分だけ、すぐに闇雲に戦うのだそうだ。
また「猛獣もし戦わば」にはこんなエピソードが書かれてる。
アフリカに来ていた、ある欧米人の動物学者が現地人たちが輪になって騒いでいるので、良く見てみると、
輪の中心にはゴリラがいて現地人たちに頭を棒でボコボコ殴られていたのだ、
話しによると現地人たちは食料が不足していてゴリラを殺して食べるのだそうだが、
殴られているゴリラは目に涙を溜めて手で頭を庇い無抵抗で殴られていたそうで非常に不敏だったそうだ。
このエピソードからもわかる通り類人猿を猛獣のように考える事はできず、
彼らの性質や頭の良さを考慮した方が良いと思う。
もしも、殴られてるのがゴリラでなくライオンなら死ぬまで暴れまわるだろう。