「世界中の教科書にみる日本」を書いてみませう!

このエントリーをはてなブックマークに追加
8世界@名無史さん
続き

The story of civilization volumeU(インドの中学生の歴史教科書)より
文献:全訳 世界の歴史教科書シリーズ インド(帝国書院)

 日本の帝国主義的意図が実現される機会は、中国にはあり余るほどあった。
朝鮮をめぐる1894年の日清戦争についてはすでに学んだ。このあと、中国における日本の影響力は増大した。
1902年の日英条約は、日本をヨーロッパ列強と同等の位置にある勢力と認めたのである。
1904〜1905年に、日本はロシアを破った。この戦争の結果、樺太の南半分は日本に割譲された。
日本は租借した大連港とともに遼東半島南部の支配権を手に入れた。

1910年に、朝鮮は日本の植民地になったのである。
1914年に第一次世界大戦がはじまったとき、日本は誇りをもって過去50年間の自国の歴史を回顧したものであった。
日本は大国になっていた。そして、もし西洋列強が許しさえすれば、日本は中国を犠牲にしてさらに拡大することができたであろう。