「世界中の教科書にみる日本」を書いてみませう!

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131より11さんへ
>日本に行けば、皆チョンマゲの侍か忍者だって
思っている外人がいましたよね。

う〜ん、今もそう思っている人いるのでしょうかねぇ。。
かなり詳しく載っている国が結構たくさんあります。
それらを勉強した人は、近代のことの知識のほうがたくさんある
のではないか、と読んでいて私は思いました。

あ、とゆことで、つづきです。

続き

ファシスト侵略の開始

 1930年代になると、ファシスト勢力は究極的に第二次世界大戦をもたらすことになる征服戦争を開始した。
主要なファシスト国家はイタリアとドイツであった。
彼らは政権についた日本の軍国主義体制と同盟を結んだ。
イタリアとドイツにおけるファシズムの勝利についてはすでに述べたところである。

皆さんは日本帝国主義の興隆、中国やロシアとの戦争、朝鮮の征服および第一次世界大戦後における中国内ドイツ領の獲得などについてすでに学んだ。日本政府は次第に軍国主義者の手に移っていった。

これら3国がヨーロッパ、アジア、アフリカで一連の侵略を開始したのである。
そのいずれもが共産主義に対抗して戦ってきたことを表明し、1937年には反コミンテルンをかかげた防共協定を結んだ。
(コミンテルンとは、コミュニスト・インターナショナルの略で、前に述べたようにロシア革命後に結成され、もろもろの国々の共産党が所属していた。)
ドイツ、イタリアおよび日本は枢軸国の名で知られるようになった。


The story of civilization volumeU(インドの中学生の歴史教科書)より
文献:全訳 世界の歴史教科書シリーズ インド(帝国書院)