>>304 >そうか?歴史学の成果って常に暫定的「事実」だと思うんだが。
> 古代史なんかではこの傾向は顕著で、
> 正当な科学的手法に則っていても、
> 時間とともに「メッキがはがれ」るんではないかな?
> 考古学や恐竜学ならさらに顕著だ。
> もっとも、あなたはこれを「メッキがはがれ」る云々とは別個の表現を用いるかも知れ
ないが。
「歴史学の成果って常に暫定的「事実」だと思う」
→この点は、私も同意見です。
「メッキがはがれ」ることについて、
>>304氏がナゼカ引用しておられない部分で、
> 「歴史学的手法に則って史料を解析すること」によって得られる成果は、
> 歴史学的手法によってしか覆すことはできません。
と述べています。『「歴史学的手法に則って史料を解析すること」によって得られる成
果』の「メッキをはが」す方法は、『「歴史学的手法」による研究の積み重ね』しかあり
ません。『「歴史学的手法に則って史料を解析すること」によって得られた成果』が、た
だ時間がたつだけで、自然に「メッキ」がはがれることなど、ありえない。
いわゆる過去の「知識人」の発言」のうち、歴史に関する分野で「時代と共にメッキがはがれ」る類の発言が起こると
すれば、「歴史学的手法」に則って
史料を解析して得られた結果を、発言者が依拠する政治的立場・権力へのおも
ねりや妥協その他の理由によって歪めた場合です。
「歴史学的手法に則って史料を解析すること」によって得られる成果は、歴史
学的手法によってしか覆すことはできません。