246 :
ティベリウス:
茶々です。
「カルタゴは滅ぼさるべし」なら大カトーの文句ですが、
238さんの「カルタゴ、滅ぼさるべからず」なら、
大カトーの政敵のスキピオ・ナシカの文句ではないでしょうか。
これはカルタゴに同情したからではなく、カルタゴの弱体化あるいは滅亡により、
隣国ヌミディアが強大化するのを恐れてのいわゆる勢力均衡策からきた発言だったと思います。
実際、ヌミディアのパトローネスだったスキピオ・エミリアヌスやガイウス・グラックスが
亡くなった後、ユグルタ戦役でローマは苦しむことになります。
もっとも、これがマリウスを一躍有名にしたわけですが。