はい、すんません。関係のない話です。
今日「キンザザ」って映画を渋谷のユーロスペースで見てきたよ。
なんでもソヴィエト時代の作品らしいけど、これがかなりおヴァカ。
大の大人が「クー」「クー」言ってるし。
しかし、家に帰ってから少し考えると
1.資本主義を揶揄するところがソ連、と思わせた瞬間に
主人公達は(異星の)資本主義に染まっちゃう
2.二人いる主人公のうち片方が建築技師で、
非常に社会主義テクノクラートらしい発言をしてくれる
3.もう一人は国際関係大へ逝きそこねたグルジア人音大生(ヘタレ盗癖あり)
4.音楽に国境(?)はない、という主張がある
5.価値観なんて文字どおり星の数ほどあることがわかる
というすばらしい作品なのでありました。
製作は15年前とのことだけど、たぶん西側に亡命したソ連人は
この映画みたいなカルチャーショックを味わったんじゃないかな。
配給会社のページ
http://www.pan-dora.co.jp