世界食人史

このエントリーをはてなブックマークに追加
149世界@名無史さん
>>122
安史の乱の際、スイ(目隹)陽という街を反乱軍から防衛した、張巡という人がいた。
彼は2年に渡って籠城し、最後は落城して殺されるものの、彼の活躍によって長江下流地域は反乱軍から守られた。
乱後、当然彼は表彰されるべきだったのだが、「張巡は籠城時、食糧が不足して人肉を食った」ということがあり、大いに問題となった(すったもんだの末、食料を送らなかった朝廷に問題があるということで、表彰されるのだが)。
つまり、籠城時のような非常事態においてすら、人肉を食うという行為は人倫に悖るものであり、許されるものではない、という観念があった。
「中国人は人肉を常食している」などというのは、全くのデマ。

>>144
斉の桓公に自分の子供を煮て食わせた、易牙だな。
タブーだから記録に残ったんだよ。普通に人肉食いやってたなら、わざわざ歴史書になんか残さないでしょ。