§§語源を解説するスレ§§

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242世界@名無史さん
>>240
「曲学阿世」

釈迦の時代、インド最大の強国マガダ国の王ビンビサーラ(頻婆娑羅)王は
バラモンの占いで、世継ぎ欲しさに苦行僧の命を奪った。その子供がアジャセ
(阿闍世)王子である。彼はある時、デーヴァダッタ(提婆達多)のたくらみで
呪われた自分の出生の秘密を知ってしまった。
アジャセは父を怨み、母を怨み、ついに父王を七重の牢に幽閉して、母親の
イダイケ王妃にさえ刃を向けた。そしてこっそりと夫を助けていた母親をも
監禁してしまったのだ。
これが「王舎城の悲劇」であり、阿闍世王子の乱行から「曲学阿世」という
言葉が生れた。すべてはバラモンの占いの曲解から始まったのである。

次のお題は「ヴァイキング」