§§語源を解説するスレ§§

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135世界@名無史さん
「欣求浄土」

「ゴング上等!」の転訛。戦国時代、織田信長と
決定的に対立した一向宗は石山本願寺に篭り、織田勢と
数年に渡る戦いを繰り広げた。織田勢が石山に迫ると
直ちに見張り台から鐘楼に知らせが飛び、鐘楼に
控えていた僧達は渾身の力を込めて警告の鐘を
突き鳴らした。これを合図として本願寺勢は境内から
出撃していったのである。鐘の音は「ゴング」と呼ばれ、
門徒達は「ゴングが鳴ったで」「また織田の阿呆どもが
来たらしいで」「上等や、いてこましたるわ!」と
勇ましい掛け声を上げて士気を高めた。この故事から
「欣求浄土」とは戦いに臨む際の掛け声となり、後転じて
宣戦布告のセリフとなった。現在でも関西地方では男子学生
などが喧嘩を売るときに相手に「欣求浄土!」と吐き捨てる
ように叫ぶ。

次の御題は世界史に戻して「タタールのくびき」