併合前の朝鮮

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49日本@名無史さん
日本の植民地になって、インフラ整備、教育などを付ける以前の鮮人の状況はこれ。

1.イザベラ・バード著、時岡敬子訳『朝鮮紀行』講談社学術文庫1998年
ロシア国境部のロシア側を旅行して 307頁

「朝鮮にいたとき、私は朝鮮人というのはくずのような民族で、その状態は望みなしと考えていた。処が沿海州ではその考えを大いに修正しなければならなかった。自らを裕福な農民層に育て上げ、ロシア人警察官やロシア人入植者や軍人から、勤勉で品行方正だとすばらしい評価を受けている朝鮮人は、なにも例外的に勤勉家なのでも倹約家なのでもないのである。彼らは大半が飢饉から逃げ出してきた飢えた人々であった。そういった彼らの裕福さや品行の良さは、朝鮮本国においても真摯な行政と収入の保護さえあれば、人々は徐々にまっとうな人間となりうるのではないかという望みを私に抱かせる。」