ローマを滅ぼした蛮族大集合!!

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68テオドリク
カール大帝の頃は、各地域の有力者の提供する軍事力を
利用していたのではないでしょうか。
その有力者たちに対しては、カール個人に対する尊敬や
友愛や忠誠心や利益などで、服従を得ていたのでしょう。
キリスト教や皇帝理念のような精神的なものも、それなりの
効果は一応あったのでしょうね。
ただ、これらの者たちをつなぎとめておくためには、
やはりカール自身があちこちドサ回りをして、直接会って
人間関係を濃密にしていたはずです。
要は、組織ではなく皇帝自身との人間関係でもっていた
国家なわけですね。