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世界@名無史さん:
ルーズヴェルトは知っていたかどうかではなくて、なんでアメリカは開戦したかったのか
という理由を考えたほうが真珠湾攻撃日本はめられちゃった説を立証する
ことになると思うのだが。
とにかく当時アメリカ政府はヨーロッパ戦線に参戦したかった。
レンドリースでソ連やイギリスに膨大な量の戦車、戦闘機、小火器、
などの兵器(ソ連軍のなかにはアメリカ製の生地で作った軍服を
着ている者まであった)を送り込んでおりその代金を支払うべき国が
逝っちゃったらもともこも無いし、チャーチルからも強い要請が
あり、ユダヤ系資本家団体からの突き上げもあり、もともと
ヨーロッパの開放はアメリカの文化的母国を助けるという自尊心もあり
何とか開戦の糸口を探していたが、世論は未だ二分されていて
普通に議会を通していても参戦の承認は得られそうになかった。
そこで、真珠湾攻撃に乗っかったというのが真相ではなかろうか。
この攻撃の第一報を聞いたヒトラーは
「しまった!」と絶句したそうである。そりゃ、そうだ。
できるだけアメリカ参戦に持ち込みたくなかったのは、何よりも
当時のドイツとそれを取り巻く情勢であった。
だいたい、真珠湾攻撃の数ヶ月前から日本海軍は準備を進め、連日
鹿児島湾をパールハーバーに見立てて猛訓練を行っていたのを市民も
よく知っていたし、これが漏れてないとするとよっぽどアメリカの
情報部のレベルが低いということになる。パールハーバーは魚雷
攻撃には不向きな浅い湾であったのでアメリカもまさかここまで
やるとは思っていなかった、というのが実際の真相だろう。
アジアの黄色い人種をなめきっていましたな。
結論からいうと、ルーズヴェルトが知っていたかは問題は無く
政府屋その周辺に戦争突入によって一部の利益を得る者達、陸海軍や
軍産複合体や銀行家にとっての総意がこの真珠湾見殺しに繋がって
いたのだと思う。ルーズヴェルトの件はその事象の一例にすぎない。
まあ、今回の同時テロとこの時の状況と非常にオーバーラップして
見えるのは少数の意見では無いと思うのだが…。