「ちょんまげ」その歴史

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1世界@名無史さん
戦国期や江戸時代でいうちょんまげって、
いつごろからあるのでしょうか?

「ちょんまげ」という語源についても知りたいです。

なお、朝鮮ネタ厨房はお断りです。
2YP:2001/08/19(日) 21:20
弁髪って清朝(満族)のものだけかと思ってたら、モンゴルでもあったんだって。
あと、前、左右の頭髪を三ケ所以外を剃って髪を丸く結うのもモンゴル式だとか。

モンゴル人のガイドさんにちょこっと聞いただけなんで全然自信無いけど、頭髪を
剃るという点では原点は同じなんかなぁ?
3世界@名無史さん:2001/08/19(日) 21:26
北条時宗みてると、江戸のようなちょんまげでないような気が
します。たんに頭の上で括ってるだけのような。

剃り上げるようになったのはいつ頃からなのでしょうか?

やはり戦乱が多くなって、兜をかぶる機会が多くなってからなので
しょうか。

しかし、それなら剃り上げる風習が、同じく戦乱が絶えなかった
地域であっても良さそうなものですし。

多湿という気候も影響しているのでしょうか?
4世界@名無史さん:2001/08/19(日) 21:28
戦国時代からじゃない。
5世界@名無史さん:2001/08/19(日) 21:32
一部関連スレ「皆さんの好きな刀剣・甲冑って」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=whis&key=982757340&ls=50
6あやめ:2001/08/20(月) 13:15
月代(さかやき)は兜を被ると温氣が篭って逆か上るところから「さかいき」
といったところから、頭頂を剃りこぼつことを謂うようになったと「貞丈
雑記」にあります。
その最も早い文献記載は九条兼実の「玉葉」安元二年七月八日の条に、平
時忠が簾中から首を差出して左大臣以下の諸卿に示したという箇所の割注
「其の鬢歪みて月白太(はなは)だ見苦しく」とあるそうです。安元二年と
いえば曽我兄弟の父の川津三郎祐泰が工藤祐経のために射殺された年です。
しかし当時は主として武士が臨戦時のみ剃っていたようです。
常時かならず剃るようになったのは、全国的に戦闘が日常のこととなった
戦国時代からのようです。
時代物の成人男子の結っている髪をおしなべて「丁髷(ちょんまげ)と称し
ているのは正確でなく、本来は老人のように束ね立てる髪が乏しくなった
場合に、チョンと立てているからの呼び方で「ちょんまげ本多」とも言い
ます。男子の髪風の汎称は「本多」とか「銀杏」と言ったもののようです。
7世界@名無史さん:2001/08/20(月) 15:49
>>2
辮髪って確かアジアの遊牧民族の多くがやってるんじゃないの?
8モリース・ド・セックス将軍:2001/08/20(月) 23:16
 >>6「玉葉」にそんなことのっているんだ。なるほど。
おれは、当時は月代を剃らないものだと思っていた。も
っとも絵画史料見ても当時は、みんな烏帽子かぶってる
もんな。そういえば、例の竹崎季長の絵詞に出ている、
河野ナニガシは、烏帽子をかぶらず、大童にしているの
で有名だけど、月代は剃っていたな。
 勉強になるのう〜世界史板。
9世界@名無史さん:2001/08/21(火) 01:02
当初は烏帽子や兜を頭に具合良く止めるために髪を束ね立てたのが始り出はないでしょうか。
大陸でも髪を束ね立てていましたから、大陸からの伝承ですね。
湿気の有る日本では、兜内での汗による蒸れを防ぐためと仏教の殺生を戒める意味合も
込めて坊主頭に近い月代をしたのではないでしょうか。
10世界@名無史さん:2001/08/21(火) 01:33
昔は月代は剃らずに一本一本抜いていたとか。
当時はその痛みに耐え抜く事が武士の忍耐の証明とされていて、
家臣たちが頭中血だるまになってもブチブチ抜き続けていたので
織田信長が「おのれら、しょうもない事で張り合うな!」と、鶴の一声でやめさせたとか。
11世界@名無史さん:2001/08/24(金) 08:37
>>10
感動的な話だ
12世界@名無史さん:01/09/20 00:21
ちょんまげの由来は
ちょんまって言うのはマレー語の輝く未来って
意味で それに げ=毛を付けただけ
だから 正確にはちょんま毛
13世界@名無史さん:01/09/28 12:22
まんちょげ
14世界@名無史さん:01/09/29 21:30
早くほんとの事が知りい
15世界@名無史さん:01/09/29 23:28
>>14
すでにあやめさんが解説しているというのに、信じないひともいるんだね。

んじゃ、ここを見れ
ttp://www.cosmo.ne.jp/~barber/sakayaki.html
16世界@名無史さん:01/09/29 23:33
昔みんなのうたで水木一郎がこんな歌歌ってた

♪僕の頭にチョンマゲがあったら パパじゃなくって「父上でござる!」
 僕の頭にチョンマゲがあったら さよならするとき「さらばでござる!」

 ちょんまげちょんまげちょんまげマーチ ござるでござるでござるでござる
 ちょんまげちょんまげちょんまげマーチ ござるでござるでござるでござる! 
17( ´D`)ノ:01/09/29 23:38
>16
ちょんまげマーチれすね。
あれはインパクトが強かったのれす。
子供心にしっかりと焼きついたのれす。
あとは「赤鬼と青鬼のタンゴ」とかも。(藁
18世界@名無史さん:01/09/30 01:30
何で日本史板に立てないんだろう?
チョン髷なんぞ日本以外にはないだろ
日本史板があるの知らなかったのかな・・・
いずれにしろ日本史板では半年以上前に同一スレがあって
このスレの十倍くらいのレスがついてたよ
19世界@名無史さん:01/09/30 01:32
清朝の辮髪とか語れば、スレッドも無駄にはならないでしょうが。

おれもあまり興味ないしなあ
20世界@名無史さん:01/09/30 13:30
>>18-19
とか言いながらあげないように。
21名無しさん:01/10/01 09:38
個人的には虫が湧くから剃ってたんだと思うんだけど、どうか?
兜で蒸れるし、兜自体も不衛生っぽいけど。
22(゚д゚)さん:01/10/10 12:55
>>18
山田長政っていう世界史人が居るでしょうが!
あとちょんまげ結ったままメリケンに渡った人も居ましたな。
まあ、ちょんまげの国際認識も含めてスレ展開すれば建設的なのでは。
23世界@名無史さん:01/10/10 13:09
先週の週間子供ニュースを見れ…丁髷の歴史をやってたよ
24世界@名無史さん:01/10/19 12:46
戦国末期、兜をかぶる際には
髪を下ろしてたのかな。
それとも、おろす必要をなくす為に、髷が小さく進化したのか。
首を刈られにくくするために、バサリと髪を下ろしたとは聞いたことはあるが。
25世界@名無史さん:01/11/10 17:51
>>24
おろしていない。
武士の髷は兜を被りやすくするために発達した。
26世界@名無史さん:01/12/20 11:52
まんちょげ
27世界@名無史さん:01/12/20 14:38
世界的に曲げを結っていたのは中国と日本くらい?
28雑学家:01/12/22 18:07
起源としては9さんの意見に賛成。

古代日本の男性は、海幸彦・山幸彦の神話の絵本にあるようにヘアーを頭頂部で
五分五分に分けて下へ垂らし両耳のあたりでカールして巻きつけていた。
その後、中国の制度が入り冠を被るようになったが冠の紐をしめるのに、両サイドの
ヘアーが邪魔になった。そこで髪を後ろに束ね、束ねた髪を頭頂部へ集めて止めて
いたのである。それからだんだん発達して後のちょんまげになった。
29世界@名無史さん:01/12/22 18:30
荒俣宏著の髪の毛の本については既出か
30世界@名無史さん:01/12/23 04:11
週刊スピリッツにちょんまげどんって漫画があったの
思い出したよ。全てがちょんまげネタで面白かったのに。
31世界@名無史さん
まんちょげ