1 :
やめなさい、といった:
系統不明の民族バスク人がクロマニヨン直系の子孫と聞いたことが
あるのですが、何が根拠になってるんでしょう?
2 :
世界@名無史さん:2001/08/17(金) 02:36
>>1 系統不明なのはバスク語で、バスク人は立派なコーカソイド。
人種的に系統不明なのはインドのドラビタ人。でも、他の人種と同様に
アフリカ発祥の人類であることは確か。
>>2 日本人の中に、日本列島在住の原人から進化した人はいないんでう
か。みんなアフリカ発のよそ者の子孫なんですか。
4 :
世界@名無史さん:2001/08/17(金) 08:30
ネアンデルタールの血が混じってそうな人はたまに見かける
5 :
世界@名無史さん:2001/08/17(金) 10:30
>>3 多地域進化説は、まだ、死んだ訳じゃない。
ヨーロッパの場合、
ネアンデルタールと現代人の子供とされる化石が発見されたし、
混血があった可能性は高い。
アジアの場合、
原人の化石はあまり良好なものが無いのだが、
形質の現代人への連続性はかなり高いものがある。
また、ぼちぼちだが、人類アフリカ起源を否定する
mtDNAの報告もある。期待せよ。
6 :
世界@名無史さん:2001/08/17(金) 10:35
犬だって、別の種類と交尾できるのだし、人間だってそうなるだろうな。
クロマニョンって現生人類(新人)だよ。オマエラ意味判るか?
って、こんな史上最大の○○スレにカキコしちまった漏れって…
>>7 クロマニヨンで化石が見つかった人たちの直系じゃないかって意味です。
>クロマニョンって現生人類(新人)だよ。オマエラ意味判るか?
へー そうだったんだ〜 パチパチ
9 :
世界@名無史さん:2001/08/17(金) 11:38
>>7 んまあ、一時、現代人の総称のように取り扱っている
本があったのは、事実。
しかし、その後、新人の起源が10〜20万年の出アフリカ説が
有力になってからは、
ヨーロッパに2万年前位にいた一人種として扱うのが一般的です。
ちなみに、1990年以前に書かれたこの手の本は
最新の知見とまるっきり違うことが多いので注意しましょう。
10 :
世界@名無史さん:2001/08/17(金) 13:45
11 :
ピルトダウン人:2001/08/17(金) 19:25
アフリカ起源説 vs 多地域進化説は
このスレとは関係ないんじゃないか?
12 :
世界@名無史さん:2001/08/17(金) 19:40
そおいやあ、1に対する
まともな答えはひとつもないなあ。このスレ。
13 :
世界@名無史さん:2001/08/18(土) 22:43
>>2 もともとバスク語しゃべってた人もやはりコーカソイド
なんでしょうか??
コーカソイドって意外にとんでもなく古い人種とか?
15 :
世界@名無史さん:2001/08/18(土) 23:44
でもコーカソイドは10万年前に生まれたのだから、
今の白人は皆クロマニヨン人の子孫でしょ?
16 :
世界@名無史さん:2001/08/19(日) 00:20
>>2 でもバスク人て血液型が他の白人と違う(RH−が多い)
って聞いたことあるぞ
17 :
世界@名無史さん:2001/08/19(日) 00:47
>>1 詳しいことはしらんが、たぶん、バスク人が白人ともアジア人ともとれる
形質をたくさん持っているからでしょう。
クロマニヨン人の化石も、まだ、寒冷適応しておらず
鼻も白人より低かったりして、
古モンゴロイド=古コーカソイドとの説もあるからでしょう。
18 :
世界@名無史さん:2001/08/19(日) 01:43
フランシスコザビエルは鼻が高いように見えるが。
19 :
世界@名無史さん:2001/08/19(日) 01:53
アルタミラってバスク地方でしたよね?
20 :
世界@名無史さん:2001/08/19(日) 09:18
21 :
世界@名無史さん:2001/08/19(日) 11:23
2−3万年前にクロマニヨンあたりに居住していた人と現生人類
(いわゆるクロマニヨン人)を混同すると話がややこしくなる。
もし前者がコーカソイドが西欧に到達する前の先住民で
コーカソイドに駆逐されたのだとすると、現在のヨーロッパ人の
大部分とは血縁関係が無いことになりますね。
唯一コーカソイドの侵略?から逃れて生き残った先住民の子孫が
バスク人であれば、他のヨーロッパ人とDNA上の乖離がかなりあ
るはずですね。もちろん現在のバスク人はかなり混血になっている
でしょうが。
あと、アンドラ人にも似たようなことが言えるとか??
22 :
>21:2001/08/19(日) 13:10
うむうむ、西アジアあたりが人類分化(進化)の
ベース基地となっていて、
そこから、何度かヨーロッパに進出したという説になるのかな。
しかし、現在のヨーロッパ人は寒冷適応をしてるから、
そう簡単でもなさそう。シナリオが難しいな。
23 :
スネーカー教徒:2001/08/19(日) 14:32
24 :
世界@名無史さん:2001/08/19(日) 15:14
>>22 最後の間氷期に北欧高緯度地方まで達した人類が
その後の氷河期により南欧や西アジアと断絶したために、
双方の形質に差異が生じたという可能性はないでしょうか?
25 :
世界@名無史さん:2001/08/19(日) 15:55
26 :
世界@名無史さん:2001/08/19(日) 16:17
27 :
世界@名無史さん:2001/08/19(日) 18:51
28 :
スネーカー教徒:2001/08/20(月) 11:07
ヨーロッパの巨石文化をアフリカからとする見方は確かに説得力ありますね。1998年に
エジプト南方で新石器時代のメガリスとストーンサークルの発見もこの説を補強するでしょう。
カルナックやストーンヘンジは3大ピラミッドよりちょっと古いことからアフリカ人は
従来思われていたよりずっと昔から積極的に進出していたという事でしょう。
只、
>>26のリンク先の内容についてですが古代エジプト人は黒人だったというのは
ちょっと短絡的なような感じもします。主流は褐色の肌を持つ人々だったのは勿論否定しません。
黒人、白人という分け方もそうですが、古代エジプト人の墓の壁画からも一応は青い目、赤い髪、白い肌、珍しいながらも金髪を持つ人々も描かれています。
ホルス神は常に白い肌を持って描かれ、よくあるホルスの眼も青で描かれます。ミイラ
からも赤い髪、茶髪をもつものもたくさん見つかっています。
何がいいたいかというと、ヨーロッパに来た人々は多人種で構成された人達で混血に
積極的だったのでは、と思いました。
あと1993年に古代エジプト人の形質を比べてどのグループが似ているかという
論文が出されました。結論はフランスの新石器時代の人々が最も似ているとされました。
白人至上主義のバイアスもあるかもしれませんが参考にはできると思います。
バスク人については25さんの考えに賛成。
イベロ族の生き残り+白人=バスク人 孤立→言語の特殊化。
29 :
世界@名無史さん:2001/08/20(月) 14:45
>>28 >古代エジプト人は黒人だったというのは
>ちょっと短絡的なような感じもします。
26のリンク先では、そのような誤解をさけるため、
アフリカ起源という意味で黒色人という言葉を使っているようです。
30 :
世界@名無史さん:2001/08/20(月) 15:03
>>28 なんか、26のリンク先を見てその当時(紀元前3000年前後?)は、
地中海以北のヨーロッパは、新大陸みたいなものだった気がする。
アフリカでは砂漠化が進み避難民が生まれ、
西アジアでも、人口増加で食い詰めた人たちが流れ込む・・・。
そして、原ヨーロッパ人と混血しながら民族・国家を形成していった。
そんなイメージが近いんじゃないかと・・・
31 :
スネーカー教徒:2001/08/20(月) 15:19
黒色人も黒人も意味は変わらないと弁解として言ってみる...
自分が1番短絡的だったようですね...ごめんなさい。
話変わって、全てをアフリカ起源にするafrocentrismは創造論とかと
同じ扱いを受けていますね。白人至上主義もあるし。難しいところです。
32 :
スネーカー教徒:2001/08/22(水) 13:39
>>30 あるロックアートの本でフランスのLa Marcheで発見された約1、2000年前の
の人をかたどった岩絵を見ましたが、あまりにも典型的なヨーロッパ人風で驚きました。
一見、抽象的なのですが(子供が描いたような感じ)髭も無いし現代のヨーロッパ人
と変わりないです。サラエボで発見された粘土で作った人の顔もまた洗練された
感じで髭を伸ばした野蛮な自分の古代人に対するイメージを壊されました。
思うに、古代から既に民族の型みたいなものができていたように考えます。
33 :
世界@名無史さん:2001/08/23(木) 00:35
>>32 La Marcheってフランスのどのあたりでしょう?
34 :
世界@名無史さん:01/09/09 23:05
jj
35 :
世界@名無史さん:01/09/09 23:19
クロマニョン人はコーカソイドです。
バスク人に限らず、あの辺りの人は多かれ少なかれクロマニョン人の末裔です。
36 :
世界@名無史さん:01/09/11 01:56
バスク人は日本にも来たよ
37 :
世界@名無史さん:01/09/11 21:57
38 :
ハイデルベルグ人:01/09/17 12:24
>>35 クロマニヨン人=コーカソイドは学会の定説?
39 :
アマノウヅメ:01/09/17 12:51
日本に来た宣教師はほとんどバスク人だったようですが、お供や船乗りにも
バスク人が多かったようです。
バスク地方で魔女狩りがあったとき、ザビエルたちが日本にキリスト教を
広めたから、日本にいられなくなった土着の悪魔(?)が、船に乗って
バスクにやってきたんだと言われたとか。
40 :
世界@名無史さん:01/09/18 15:26
rhマイナスの割合が高い
インド・ヨーロッパ語族ではない
一貫して独立性を保ってきた民族
41 :
世界@名無史さん:
>>40 言語的系統と遺伝的系統は、ほとんど一致する場合からほとんど一致しない
場合まで色々ある。
RH-の血液型の比率は、ヨーロッパ人全体での15%に対してバスク人では
32%と高いが、西アイルランド人でも25%、スコットランド人でも25%と高い。
これは、古代ブリテンの巨石文化人がイベリア半島から渡ってきたとされる
ことと多分関係する。RH-の比率は、北アフリカのベルベル人では40%と
さらに高い。ヨーロッパ人全体での15%も他の地域と比べれば高いから、
>>35のように「あの辺りの人は多かれ少なかれクロマニョン人の末裔」と
言えるだろう。