ファッションの近代史

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1
衣服や流行を軸とした歴史について語ってみませんか?
これは単に衣服の変遷という年代記的な叙述にとどまるものではなく
現代の消費社会の源泉としても理解されるのではないでしょうか?
2YP:2001/07/14(土) 23:17
例えばズボン
古代世界は蛮族、中世はサンキュロットとか言われるくらいに労働者の履くモノとし
て見下されていた衣類であるみたいですが、なんでこの概念が破られフォーマルウェ
アとしても使われる様になったんですか?

軍服が一般服になる例は、セーラー服、トレンチコート、Pコート、ダッフルコート、
日本の詰め襟とかでよくありますよね。

ジム・ジャームッシュは以前に日本の詰め襟を好んで着てた。
これ、ファッションの逆輸入や! どうだ! 毛唐!
3世界@名無史さん:2001/07/14(土) 23:29
>2さん
これには、性と身体の意識がかわったことから説明されるみたいです。
まず、労働という価値に適合する機能性が、イギリスのサヴィル・ロウ
においてとりいれられた。つまり、貴族が着たような「パンタルーン」
は肉体の誇示を基盤にしているのですが、それを「前衛的な形状」へと
修正することで男性性を消去し、「ジェントルマン」としての精神性を
示すものに変容させた、と言われます。

ファッションのフランス優位主義は、リシュリュー以降のフランスの
大陸におけるフランス文化政策に由来するといわれますが・・・
4:2001/07/14(土) 23:29

上は1です。
5YP:2001/07/19(木) 23:44
>>1
レスありがとうございます。 それに返事が遅くなってスミマセン。

>男性性を消去し、「ジェントルマン」としての精神性を 示すものに変容させた、と言われます。
ですが、そのジェントルマン的ファッションに使用されるネクタイは男性自身を表すともいいますよね。

このスレもっと盛り上がってもおかしくないと思うんですが・・
6世界@名無史さん:2001/07/20(金) 00:15
テーマとしては面白いけど、専門性が高すぎて
素人には敷居が高いスレだと思います。
7世界@名無史さん:2001/07/20(金) 00:42
オートクチュールとプレタポルテの区別が意識され出したのはいつからだろ?
少なくとも20世紀に入ってからの減少だと思われるが・・・
8世界@名無史さん:2001/07/20(金) 01:25
ロラン・バルトでも読めば?モードの体系とか。
社会史的に見ると面白いかも。
9:2001/07/20(金) 02:53
>YPさん
そうですね。「消去」ではなくて、宮廷において着られていた豪華絢爛
かつタイツのようにピチついたズボンによって、肉体を直接的に誇示する
のを止め、象徴性のレベルへ衣服を変えることで変容させたのでしょうか。

この男性の精神性の変容は、プロテスタンティズムの倫理とも関わっている
のかもしれません・・・まさに背広は、イギリス発祥ですから。

>6さん
確かに文化史っていうのは、なかなか西洋史学史の中でも位置づけられ
るのが難しいですからね。むしろ社会学でしたか?いや、世界史板のモラ
ルの高さゆえ、ここに立てさせていただきました・・・
10:2001/07/20(金) 03:07
>7さん
オートクチュールというか、まさに個人のために一着の衣服を作っていた
システムは大体ベルエポック(1919〜1929)以降、しぼんでいきます。
それは世界恐慌、WWUによって完全に破壊されます。
そして、フォーディズムを衣服生産に応用するのがアメリカですが、
戦後アメリカによって、衣服の複製化(プレタポルテの原型システム)
が、大衆社会の爛熟と共に爆発的に受け入れられていきます。その
代表がクレア・マッカーデルだと言われますが、それは別の話ですね。
そして、その波がフランス市場に押し寄せるのが1950年代後半頃で
ピエール・カルダンはその影響からライセンス契約システムに乗り出し
たりします。このボリ方は、まあオートクチュール協会から批判を受ける
んですけども。
そして、画期は、クリスチャン・ディオールを受け継いだ、イブ・サン
ローランが、「左岸(リヴ・ゴーシュ)」とよばれる学生街(カルチェラ
タン)」に店を開く1963?年頃をメドに、プレタポルテが完全に
オートクチュールに優越するといわれますね。

>8さん
ロラン・バルト難しかったです。ご教示ください。
118:2001/07/20(金) 04:42
自分は経済学をバックグラウンドにもっているので、1さんの消費社会ってすごくいい点だなと思ったんです。
実はこの分野は経済学的にもすごく基本的かつ興味深い分野で。
価格が上がることで需要が増えるような財・サービスというのは経済からすると特殊な範囲なんですけど、ファッションってまさにそうじゃないですか。
それで、もしミクロ経済理論や経済史とかの理解があれば、ふくらむなあと思いました。

本題。
誤解を恐れずに思いっきりゆっちゃえば、バルトのモードって、
購買のサイクル>消耗のサイクルって状態ならモードが存在する=ファッションってのが出てくる
ってことのはず。
拡大解釈すると、あるいはモードが支配的なら消費をドライヴするともいえるわけですよ。
詳しくはここに色々と文献が出てます。
http://home3.highway.ne.jp/iwtk/mode/bookmark.html
12世界@名無史さん:2001/07/20(金) 07:41
現代のジェントルマンスタイルはそのほとんどがエドワード・
ザクセン・コブルク・ゴータ(後のエドワード7世)が考案し
た遊び着です。19世紀半ばまではズボンに筋が入るのは下品
とされましたが、彼が冗談でやったらそれがフォーマルに、フ
ロックコートを腰から切って服にしたらディレクタースーツに
と、現在のフォーマル基準は彼です。
13世界@名無史さん:2001/07/20(金) 10:55
面白い。
AGE。
14看板職人:2001/07/20(金) 11:06
ネクタイの発祥は18世紀パリの街を行軍したクロアチア兵が
揃って首に巻いていたスカーフ状のものが大層イキだと
いうことで広まったのが始まりと聞きます。
ネクタイ(仏:クラバット=クロアチア人)
15世界@名無史さん:2001/07/20(金) 12:59
名スレかもage
16:2001/07/20(金) 16:21
>8さん
おお、ありがとうございます。なるほど経済学的アプローチというのも
確かに必要ですね。私は『夢の消費革命』(ロザリンド・ウイリアムズ)
などを読み、なるほどモードという構造は十九世紀末からくる大衆社会
状況と深くつながっているのだなあ、と思い調べています。
ハンナ・アレントは「日用品」と「調度品」の区別をしましたが、8
さんの言う<購買のサイクル>消耗のサイクル>というのは、破れたから
買うっていう「日用品」的な態度ではなく、買うことに色んな意味が
充填されるような「調度品」的な態度が支配的になるってことに言い換
えてもいいですよね。
ただ、「消費をドライブ」とは、日本のバブル期の「豊かさ」と重ねて
考えてもいいのでしょうか?これは、ボードリヤールとかだと否定的みた
いですが。
17世界@名無史さん:2001/07/20(金) 16:29
>>14
もともと、局部を隠すモノだったと聞いたことがありますが?
ガセ?
18:2001/07/20(金) 16:37
>12さん&14さん
なるほど、それは初の知識でした。社会学的な考察をしていると、実態
的な考察を無しにして論じてしまうことがあるので、ありがとうございま
した。

最近はMalcolm Barnardの“Fashion as Communication”(Routledge)
という本を訳してますが、そこで‘Fashion’という言葉の語源について
書いています。

‘factio’,これは今のmaking、doingであり、fanctionにつながる
みたいですが、これが源の一つ。
‘facere’、これは今のfetish(物神的)という語とのつながりにお
いて含んでいるといわれます。
この動作とモノの交点に‘Fashion’という言葉はあって、使われている。
と説明されています。実際、シェイクスピアはFashion=Dressの意味で
動詞的に使っているようですが、それはまあ一例で、ここから16世紀まで
この言葉が「奢侈」とか「装飾」とかと連関して、また否定的ニュアンスを
含めて使われるようにはなっていないとのことらしいです。
そのように使われはじめるのは、さていつからなのでしょうか?
雑談失礼。
19:2001/07/20(金) 16:39
>17さん
なるほど、いろんな起源の情報があるのですね。私も調べてみます。
20おしゃだま:2001/07/20(金) 17:33
>>17さん
ネクタイよりも、
シャツの裾がU型(脇より前後ろが長い)というのは
局部を隠す名残だと言われております。
21世界@名無史さん:2001/07/20(金) 17:55
良スレ。あげ。
22世界@名無史さん:2001/07/20(金) 18:49
>>18
fashion には「流儀、やり方、作法」なんかの意味もありますね。
FACTIO/FACERE と「ファッション」の間に存在する、
fashion の前駆的な意味とはいえないでしょうか。
23看板職人:2001/07/20(金) 19:06
>>20
そうそう、あれで包んでたというのを美大の授業で習いました。
24YP:2001/07/20(金) 19:18
>1さん
>この男性の精神性の変容は、プロテスタンティズムの倫理とも関わっている
>のかもしれません・・・まさに背広は、イギリス発祥ですから。
こういう表現は分りやすくて助かるなぁ。

スポーツウェアの70年代後半あたりから80年代のピチピチぶりはなんだったん
だろう? 今見るとかなりのヤバさを感じてしまう。

シャツのU字型はモロ金隠しの名残りですよね、たまにU字の下にボタンが付いてる
のは今では紛失用なんだろうけど、これも名残りと捉えて間違い無いでしょう。
バック側のU字に飾りでボタン穴を付けたりする事もありますよね。
他、名残りでよく見かけるのは帽子の首かけ(?)ですか。
今ではすっかり退化してしまってい、只の飾りに成り下がって?ます。

それにズボンのコインポケットを実際使ってる人っています?
この前、入れたの忘れていた500円玉に気が付いて幸せな気分になったよ。

(ついでに・・fascinationはどうですか?)
25世界@名無史さん:2001/07/20(金) 19:23
>帽子の首かけ
今でも使ってるのはJR九州の現業部門くらいだろうね。
(はっ営団のヒラもそうか?)
26YP:2001/07/20(金) 19:53
ガンダムのア・バオ・ア・クーでのジオング初お目見えの場面で
『あんなの飾りですよ、偉い人達にはそれが分らんのです』
アレは名言だな。 ボスキャラのなんたるかを垣間見たよ。

モビルスーツの名前の由来もさもありなんと云った処でしょうか?
すんません超脱線レスですので、 sage ときます。
27:2001/07/20(金) 21:13
>YPさん
26、爆笑でした。ジーンズのコインポケット、地下鉄乗るときに190
円だと残りの十円がそこにたまっていきます。ジ−ンズもまたアメリカ
発祥の労働着から発展した世界共通の衣服ですよね。
ズート・スーツ(だぼだぼしたスーツ)がカウンターの象徴であった
1940年代後半のアメリカ。そして、ビートニク、ピッピーなどに
受け継がれるジーンズのカウンター的意味。これもまた、一つの大きな
流れですよね。また、それをハイ・ファッションの側が採り入れる80
年代、>>16への続きにもなるのですが、そのジーンズの取り入れが
ハイ−カウンターの境界を完全に廃棄していく流れに・・・とと、先走り
ですね。
つい、定義の曖昧な言葉を多用しがちな私ですが、宜しくお願いします(^^
28:2001/07/20(金) 21:28
>20&21&23さん
そうした形態的側面についてのご指摘、とても面白いです。
私はシャツを買うと、なんで、ここにボタンついているんだろうと
ずっと思ってました。最近は、羽織るシャツもあるせいか、スクエア
カットの裾もおおいですよね。

最近でた山田登世子の『ブランドの世紀』ではスーツ・スタイルに関し
てこう言ってますね。
「進みゆく都市化とともに、銀行やオフィスに「通勤」をはじめた男た
ちは、いっせいに暗いダークスーツを身につけてゆく。資本主義の繁栄
は、男たちの装いを黒に染めたのである。・・・(中略)・・・モデルニテの
詩人ボードレールはいち早くこの黒服の美を称えた。・・・(中略)・・・
こうして黒を愛したボードレールはまた《憂鬱》を愛した。そして、この
憂鬱がまた、ヴィクトリア朝イギリスに独特の時代の気分なのであった。
暗く雲の垂れ込めるロンドンに暮らす紳士たちは、服装とともに、その
内面もまた禁欲の暗色に染め上げたのだ・・・」

長文失礼。
29:2001/07/20(金) 21:42
>>22さん
まさにそう言ってよいかと思います。
そもそも‘Fashion’の定義は難しいですよね。modeやStyle、dressや
clothesなどと関係づけて考えなくてはホントはまずい。でも、ひとまず
色んなことを知りたいですね。

例えば、アン・ホランダーなんかは次のようにいってますよね。
「男女間の性差がますます広がっていった近代の二世紀の間に、ファッシ
ョンという言葉が表す意味も、ごく限定されたものとなっていく。男女の
装いに関する不公平な常識─権力を持つ男は厳粛に、目立たぬように装わ
ねばならぬ。そして女性は個性豊かに装いあげる責任を男性の分まで引き受
けねばならぬ、という「常識」─が定着し、ファッションは、男性も女性も
程よく同じ愛情で興味を示し得る対象ではなくなった。そして女性の消費者
にターゲットを絞った新たな巨大産業としての「ファッション」になって
しまったのである」

これは色々留保が必要ですが、一つの考えとしてありますよね。
またまた、長文失礼。
30おしゃだま@世界史初心者:2001/07/21(土) 00:27
>>27さん
ズート・スーツというのはすでに40年代前半から出現しておりました。
着飾ったズート・スーツは「成り上がり」の象徴でもあり、
マルコムXも身につけておりました。
映画の中でもありますが、コンク(黒人の髪を真っ直ぐ伸ばす)のも
黒人アイデンティティの変化の現れと言えるでしょう。

男性が服装に装飾を放棄したのは18世紀後半ですが、
それ以降のスタンダードはスーツという形になり、
40年代から、特に黒人男性の反抗としてのズート・スーツが出現したと言えます。

42年に戦時生産局からスーツに使う羽毛を削減するように命じられることにより
これらの服装は非愛国的なものというレッテルを貼られることになったのです。
黒人への迫害があったことは言うまでもありません。
そして民族問題に拍車をかけることに・・・。
しかし>>27さんが言われるように、その後に受け継がれるスタイルに
大きな影響を与えることになったわけであります。

ストリート・ファッションについては
テッド・ポレマス『ストリート・スタイル』に詳しい記述があります。
参考にさせていただきました。

>>28さん
スクエアカットのシャツというのは、シャツをアウトにして着るものなのです。
ポロシャツとかはみんなスクエアですね。
もちろんU型で外に出しているのは見慣れた光景ですが、
基本的にU型というのはインにして着るものなのです。
(これが局部保護になるかどうかは分かりかねますが)

歴史的背景の点では弱いところがありますので、
他のみなさまからのフォローもお待ちしております。
こういうスレがあって非常に嬉しいです。
31おしゃだま:2001/07/21(土) 00:30
調子に乗ってしまいました。長文失礼。
32:2001/07/21(土) 22:43
>おしゃだまさん
ズートスーツの詳しい解説、とても参考になりました。これからもよろしくお願いします。

実際YPさんが>>2でおっしゃられたように衣服なるものが世界史という場に登るのは
階級によって継承されていた伝統的衣服が、別階級に横断・混交しはじめて以降ですよね。
サン・キュロットの構造がイギリス中産階級に工夫されスラックスになり、スーツが
ココ・シャネルによって女性の衣服へと転換されるように。
ファッションの歴史というと基本的には文化史、社会史の領域ですが、流行現象が発生
する基盤はやぱり「消費社会」の誕生にあり、それを構成する成員の変容、技術の進歩
等々と結局はつながってくるようです。
と、おまけです。
徳井淑子『服飾の中世』『中世の衣生活誌』
相澤隆「中世後期南ドイツ都市における生活水準について」
     『外国語科研究紀要(東大教養学部)』38(1)1990 P101-128
    「中世ニュルンベルクの衣服条例ー衣服の特色と意味の分析を中心にー」
     『外国語科研究紀要(東大教養学部)』36(5) 1988 P133-143
    「奢侈条例と中世都市の変容」 『史学雑誌』97(6) 1988.6
中世の話ですが。
33世界@名無史さん:2001/07/22(日) 00:14
カフスボタン…元々は英国近衛部隊の連隊識別章です。
1個・第一連隊
2個・第二連隊
3個・スコティッシュ連隊
4個・アイルランド連隊
5個・ウェールズ連隊
34看板職人:2001/07/22(日) 00:21
高校の頃ちょっとドキュソ入ってた俺は
アイルランド連隊だったようです。(鬱
35おしゃだま@世界史初心者:2001/07/22(日) 01:24
>>33さん
現代では上着のカフスボタンの数がドレッシー度に比例しております。
って、5個もボタンがあるのは滅多にいませんが・・・。

社会学になってしまいますが

『ファッションの文化社会学』(せりか書房)
 ジョアン・フィンケルシュタイン 著
 成美弘至 訳

「消費社会」という観点からわかりやすく述べられております。
久しぶりに本棚を漁ったら見つかったので、再読してみようと思います。

(帯の文章より)
「瞬間的に生まれては消えていく永遠の謎ファッション
 シャネル、パンク、ファッション写真、ジェンダー、メディアまで
 現代社会におけるファッション文化の本質を
 ジンメル、バルト、ボードリヤールの考察や
 カルチュラル・スタディーズの視点から解読した研究入門」

自分は社会学も史学も門外漢なのですが、割と読みやすく面白く読めました。
有名なデザイナーやブランド名が出てきますが、ご興味のある方はどうぞ。
36YP:2001/07/23(月) 22:23
>>32 1さん

>実際YPさんが>>2でおっしゃられたように・・
わざわざ取り上げて頂き恐縮であります・・ そんなつもり毛頭も無かったんですが・・

軍服に関しての以前からのちょっとした疑問ですが、
アーミーショップなどで見かける服の大半は使用される素材がアナログで
あることです。
軍服などは云ってみれば開発費無限大な訳で、アウトドアーウェアが一般
化した今日び、ハイテク素材が多用されてもおかしく無いと思うのですが、
見る限り毛、又はコットン、ナイロンの混合素材が多いような気がします。
MA-1などは耐火性の素材である様ですが・・

はっきり云っていつものごとく知らないだけなんですが、ハイテク素材だ
と威圧感、威厳が薄れるのかな?と勝手に解釈しちゃったりしてます。
実際のところはどうなのでしょうかねぇ??
37世界@名無史さん:2001/07/23(月) 22:39
>>36
やっぱり費用でしょ。消耗品だからバカにならんし。
「ん?服?そんなもんに金使えるかヴォケ!センシャだセンシャ!センシャ持ってこい!」
てな感じか(w

あーでも新素材は十分使ってる。
ダクロン(マカロニ型繊維で汗抜き超級)とか、
リップストップナイロン(格子状に高デニールの繊維が混織されていて、
カギ裂きを最小限に食い止める)とか、
あとおなじみゴアテックスとか。
軍装品屋さんによっちゃなーんも知らん人もいるけど、
まああれで山逝くわけじゃないからいいんだろうな。

俺が厨房の頃は山用ゴア・レインスーツ高かった・・・
モンベルやノースフェイスのは4万くらいしたもんだ(たかがカッパに)
3837:2001/07/23(月) 22:42
>1
ところで戦闘服のこと、英語ではbattle dressと言いますな。
dressという言葉の意味の広さに驚いた経験があります。
39おしゃだま:2001/07/23(月) 23:15
>>36
37さんに同意。確かに消耗品ですし。実際の戦闘服は。
ただ軍服となると、パレードとかに着用となるので
キンキンきらびやかなものになると思われます。重量感ありあり。

5月頃のパリで、ダンスパーティー(予想)の正装で
男性が軍服着てる会場に向かうカップルを見ました。(女の人はイブニング)

>>38
battle bressってなんだかエレガントな感じですねえ。ときめく。
40おしゃだま:2001/07/23(月) 23:17
↑失礼、「男性が軍服を着て 会場に向かっている」ですわ
41世界@名無史さん:2001/07/23(月) 23:19
女性のスカート史を知りたい。釣鐘スカート、クリフノン・…
42世界@名無史さん:2001/07/24(火) 00:21
>>41
ちょっと待ってゴメソ
>>39
儀仗服!
そう儀仗服こそここで語られてしかるべきかも。
ヨーロッパやラテンアメリカの儀仗兵は、かなり古風な服を着てますね。
ナポレオニックから来ました、みたいな。
あれは建軍当時の野戦服をそのまま残してるんでしょうか。
あと、ジェータイの儀仗兵も観閲の時だけはM1ガーランド銃なんか持っちゃったりしてますが、
やはりアサルトガンではなく昔ながらのライフル銃のほうがキマるんですかね。
43おしゃだま@世界史初心者:2001/07/24(火) 01:24
35の本を再読していると、面白いネタを発見しました。

チャールズ2世が1666年に東洋風チュニックスタイルのかわりにベスト
(胴着)を導入した。実用的な胴着は衣服として完璧で、他のスタイルは
不必要だと考え、王と宮廷はこのベストを着用におよんだのだ。ところが
サミュエル・ピープスが1666年11月22日の日記に記したところでは、
当時チャールズと戦争中のルイ14世が従者にベストを着るように命じる
ことで、チャールズのファッション化計画は崩壊してしまったのだそうだ。
従者にチャールズ自慢のベストを着せるという采配で、ルイはどんな軍事的
宣伝よりも効果的にチャールズの敗北をパロディとして演出してしまった。

ちょっと世界史板として意識してみました。
初心者なので、みなさまのフォローも宜しくお願いします。
44YP:2001/07/24(火) 01:47
>>37
レスありがとうございます。
そういえば、以前他スレでも書きましたが“〜テックス”と付く商品は、ユダヤ系の会社
の傾向ですからゴアテックス開発者のゴアさんはユダヤ系と思って間違い無いでしょう。
で、ふとゴアテックスに追随する“〜テックス素材”はユダヤ系なのか?と思いましたが、
きっとこの傾向はユダヤ系とは関係無いですね。
只単にヒット素材のゴアテックスに便乗してるだけだと推測しました。

しかし、アウトドアウェアで疑問なのは、リュックは案外安価なのにウェアーは値が張る
点です。コスト的にリュックの方が掛かる気がするんですが・・
ま、リュックなどはどこのメーカーも殆ど中国生産みたいですが。
カリマーのサイクリングジャケットが欲しいんですが、6万とか云ってます。(タハ〜・・)
458:2001/07/24(火) 06:55
うおおお、レベル高すぎ(;´д`)
新しいネタを提供するわけではないのでsageで。

>>12
ズボンの折り目はアルバート公だったかがアメリカにいったときに
何かの祭典で、トランクに折りたたんでいたズボンしかなく、仕方なくそれをはいたから
というような話を聞いたことがありますが、どっちなんでしょう?

>>16
バブル期に繊研新聞が消費をひっぱっていたならそれはそれで(笑
という冗談はともかく、図式的な理解では日本は85年の円高以降、一応当てはまるかも知れませんが、
日本での「流行」とバルトのいうモードによる「発現」「意味」とは異なるという狭義的な議論はできそうですね。
バルト読めばとか書いておきながら記号論は弱いという煽り厨房なのでここから先の議論は自分からはしないでおきます。

>>44
DuPont社の商標ですね、なんとかテックス。
ジャケットの値段が高いのは新素材が使われているというのが一番大きい理由ではありますよね。
ただ、もうひとつ、ポンド建て、ドル建てでの値段を見ても「たっか〜い」と思ってしまうことの背景には実は経済成長がものすごく効いてます。
ここ10年の日本の低金利政策と大きく結びついてますが、円高と低成長・低インフレ率によって「日本は物価が高い」という定説は今や通用しなくなっているのもまた事実です。
しかしそれにしてもKarrimorは高いですね(笑
46世界@名無史さん:2001/07/24(火) 09:51
軍隊の服に関してですが、例えば英国軍は一人17種類のパターンがあります。
フルドレス(所謂赤いバッキンガムの服)〜シャツスタイルです。
自衛隊でも正装・準礼装・制服・三種服・戦闘服・作業服と6段階です。
正装はドスキン等を使用し、準礼装・制服はカルゼやサージです。
作業服や戦闘服は不燃性素材を採用する事が多いです。緊急時には包帯の代用
になる事が求められます。

>>42
バッキンガムは笑えます。プルバップの最新型小銃使っているから格好が悪い…
洋書で世界の儀仗部隊写真集が出ていて、とても面白いです。
47YP:2001/07/31(火) 23:05
MICHIKO LONDON age!!

>>1 さん
もう少しこのスレ頑張りましょうよ〜
48おすすめ。。:2001/07/31(火) 23:18
49世界@名無史さん:2001/08/02(木) 18:09
あげるぜ
50おしゃ:2001/08/03(金) 06:03
ひっそりage
51:2001/08/03(金) 20:25
あ、お久しぶりです。
ファッションをとりあえず衣服に限定するとするなら、それと関連される分野の発展
も見逃せないですよね。例えば、衣服の大量生産に対応して染料の大量生産もはじまる。
イギリスのパーキンが発明した合成染料「モーブ」(1856)は、その鮮やかさゆえ、流
行の恩恵に服しえた。この、「紫」(ヨーロッパ世界では希少だった)の生産可能性も
また、大衆社会の出現の指標としてみることもできるのではないでしょうか。
52おしゃだま:2001/08/03(金) 20:51
1さん お帰りなさいまし。

>「紫」(ヨーロッパ世界では希少だった)

もともと紫は難しい色なんじゃないでしょうか。
日本でも昔から高貴な色としていますからね。(白も同じ理由で)
531:2001/08/03(金) 21:17
何か、紫(v22)の原料は「貝紫」とやらで、あんまりとれなかった
みたいですね。ビザンツ帝国のユスティニアヌス帝妃テオドラは、ニカ
の市民暴動に際して、「この紫の法衣とともに死ぬことこそ名誉」みた
いなことを決意してましたね。

白はヨーロッパでは空白を意味してあんまり好かれないみたいな話を
きいたことがありますが、どうなんでしょう?
54YP:2001/08/05(日) 00:04
>>1 >>52
古代〜中世の日本の紫の染料の原料は何でしょうか? (v22って専門の識別記号ですか?)

ローマ帝国では紫は高貴な色として扱われてましたが、ガリエヌス帝が紫衣を大っぴらに
まとい始めたのが始まりだそうで“皇帝=紫”のイメージの定着という点ではけっこう後
の様ですね。
551:2001/08/05(日) 01:21
>>YPさん
こんばんわ。お久しぶりです。

えっと、うろ覚えなんですけど、ムラサキツユクサだったような・・・
あっ、v22っていうのは色相環での位置でした。
赤紫(v24)〜紫(v22)〜青紫(v20)のちょうど真ん中という意味
ですね。

なるほど、そんなに早いわけではないのですね>紫衣

ちょっと親指を半分切断してしまって、聖ロカ病院に通ってたのですが
あそこは、すごいですね〜。病院の待合室の隣にギャラリーまである。
しかしまあなんとかくっついてよかった。親指使えないって不便ですね。
ボタンがかけられない・・・
56おしゃだま:2001/08/05(日) 02:05
紫色の原料の草は「紫」(そのまんま)です。
滋賀県湖東地区は万葉の時代、蒲生野と呼ばれ
豊富な薬草のある土地だったそうです。
八日市市糖塚町に万葉歌碑があります。

万葉集に額田王の歌
「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」というのがあります。
(入ってはいけない紫草の地で野守が見てるのに君が袖を振る)

>>1さん
親指切断?? お大事に・・・
57YP:2001/08/05(日) 23:43
>>55 1さん >>56 おしゃまださん
「紫の原料」の件へのレスありがとうございました。
(V22 : 印刷的配色では、シアン100 マゼンタ100 という事ですね)

>>55 1さん
>なるほど、そんなに早いわけではないのですね

とは云っても1600年も前の話、それもローマ帝国に限ってですが。
古代世界でも他の専政君主制の国なら“国王、皇帝=紫”はもっと早かったかな?と思います。

>>53 ちょっと遅レスですが・・・
>白はヨーロッパでは空白を意味してあんまり好かれないみたいな話を
>きいたことがありますが、どうなんでしょう?

確かに、古代の多くの大理石の建造物が色で塗られていた事を考えれば、さもありなんな気が・・
WW2以後のアメリカ軍の将校は滞在の為の日本家屋をあてがわれた時、木目丸出しな柱や床が不
思議でまっ先にペンキで塗りまくったそうです。
自然を力で征服してきた彼等には何かに付けて隠ぺいしなくてはイケナイという脅迫観念があるの
かと?? あ、だいぶ話ズレましたね。

まとまりが無い文でゴメンナサイ。
58YP:2001/08/05(日) 23:46
訂正っす!

誤:おしゃまださん → 正:おしゃだまさん   ごめんなさい
59おしゃ:2001/08/06(月) 03:50
>YPさん
好きなように呼んで下さい。(自分でも気が付いてなかった・・・)

>>57
>自然を力で征服してきた彼等
あ、そういう考え方って面白いですね。

今日はネタなしなのでsageます。
60通行人:2001/08/07(火) 01:56
良スレなので一言
古い例で恐縮ですが、ファッションと社会との関係で興味深かったのが、
 川北稔『洒落者たちのイギリス史』です
都市化、衒示的消費といった社会経済的な要素から染料・素材といった物質的な面など、いろいろなことを考えねばいけませんね
611:2001/08/07(火) 04:35
>>60さん
お、川北さん、そういうことも書いていたのですね。

最近、『衣服のアルケオロジー』(ペロー 1985)と
『おしゃれの社会史』(北山 晴一 1997)と
『20世紀 ファッション・デザイン史』(常見美紀子 2000)を
読み比べてみてました。

この三者は共にフランス大革命以降、1793年10月29日の規定に
定められた衣服の自由から展開する、フランスにおける服飾史を
記述しようとしていました。三冊目をアウトラインとして読んで、
そのあと北山本、ペロー本に進むとわかりやすかった。

ウェブレンの理論(『有閑階級の理論』)に源を持つ「衒示的消費」
は現代でも、十分通用するものですよね。これは、男性が簡素になる
一方で女性がその装飾面を代行し、夫の消費を受け持つという。ジンメル
の「個体化と同化」や、タルドの「模倣過程」にせよ、これらファッション
の行為論と、その環境的条件としての文化社会史、この両面について
考えていく必要がありますよね。古い例でこちらもスマソ。
621:2001/08/07(火) 04:41
>>YPさん
まさに、白を色において修得=克服(master)していく過程は
ヘーゲルの思想と(おおざっぱですが)合致しますね。

最近は衣服の「グローバリズム」について、少し考えております。
63フニャフニャディ:2001/08/07(火) 09:55
>>62
そう考えると、修道士服の代表的な色も面白いですね。
白>人生の再インストール
黒>神に仕えるので、これ以上アプリケーションを増やせません
灰>清濁あわせ呑んで(あらゆる色を吸収して)、こんな姿です
64YP:2001/08/07(火) 21:54
>>62  1さん
じゃあ、白こそ美しいと思うボクは無意識にキュルケゴールに近付いたという事ですか!?(笑
なんつって
あ、あんまり深く突っ込まれても返答出来ませんので・・
651:2001/08/10(金) 20:59
色絡みで・・・『フランス中世の衣生活とひとびと』(中村美幸)の中で、ビザンツ帝国
の権勢の象徴として扱われていた“Royal Purple”と、中世において珍重されていた
“Scarlet”は同じ紫系列のそれだったということを知りました。
この本は、それじゃなくて、“Scarlet”の流通・消費を通して、中世の衣生活を
探るというこころみだったんですけど、なんか緋色って、例の『緋文字』のイメージ
が強くて、あんまし好かれていないと思ったんですが、そんなことはなかったのです
ね。

清教徒社会では、「緋」は放埓と奢侈の象徴として認識されていたのでしょうか?
辞書にはそんな風にあるんですけどね。どういう配分だったのだろう?
661:2001/08/10(金) 21:12
>おしゃだまさん
『ファッションの文化社会学』読みました。すごく興味深かったです。
彼女の“The Fashioned Body”も読んでみたいですね。訳者の成実氏
は最近『問いかけるファッション』なんて本もだしてましたね。

現在の問題関心としては、“Global”なんつーキーワードもあるせいか
文化受容の問題なのですかね。コムデギャルソンはジャポニズムなのかあ。
671:2001/08/10(金) 21:18
最近、グローバルという言葉にとりつかれている・・・うわあああ

で、秋冬物など、見て回りました・・・マーク・ジェイコブスとかね
いいんですけどね、スニーカーくらいしか買えないなあ。
68おしゃだま:2001/08/20(月) 23:19
お久しぶりです。あがってなくてちょっと残念。

>>66 1さん
読まれましたか。それは嬉しいです。
1さんが沢山面白そうな本を紹介して下さっているので
メモしておいて徐々に探して読んでみようと思います。

>コムデギャルソンはジャポニズム

洋服が西洋人の衣類として日本人に馴染むようになってから、
まだ歴史が浅いことを考えると、70年代からどよどよとパリに
進出していった日本人デザイナーたちは「日本人が考えた洋服」
という点において注目に値するものだったのでしょう。
他の国に比べると、とりわけフランスは日本的なモノに対して
敬意を表する傾向にあると思われます。

しかし現在、海外のデザイナーが日本という国自体に求めているものというのは
外国人がイメージする昔ながらの日本文化ではないでしょうね。
来日した多くのデザイナーが必ず原宿や渋谷へ行きたがり、
「日本はなんてエネルギッシュんなんだ!」と感嘆するあたり。
それはそれでヨイことだと思います。
69:2001/08/20(月) 23:46
>おしゃだまさん
おひさしぶりです。

最近、イタリアのファッション史である『モードのイタリア史』という
分厚い本を手に入れました。それはともかく、英、米、仏、独、伊、西
という感じで見てきましたが、北欧についてはあまり知られてないです
よね。
んで、スウェーデン語の辞書をみたら、例文が載ってない。まだ、あの
辺はマイナーなのですかね。北欧モダンとかって、インテリアじゃよく
もてはやされているみたいですが。
70おしゃだま:2001/08/23(木) 23:29
>スウェーデン語の辞書をみたら、例文が載ってない。

ほほー、スウェーデン語の辞書にmodeの文字はないのですか?
確かにあんまり北欧のデザイナーって聞かないですよね。
ファッションよりも刺繍とかが有名なのは、
長くて厳しい冬を過ごすためらしいです。

ここ最近ではアントワープがメジャーになりましたが、
ベルギーは北欧じゃないですね。
これは単に日本人バイヤーが買い付けするようになったからでは。
日本のセレクトショップのディレクターが王立芸術アカデミーの
卒業制作コレクションの審査員とかやってますし。
歴史ある学校の割には今まで注目されなかったというのは
新しいブランド不在のご時世、なんだか祭り上げられたような気がしないでもない。

今年の秋には「スウェーデンスタイル東京」というイベントが大々的に行われます。
しかしここ最近の家具ブームはなんじゃらほいという感じもします。
71:2001/08/26(日) 02:27
書き込めるのか?
72世界@名無史さん:01/08/27 23:23 ID:VTGWbp1k
がんばれage
73おしゃだま:01/09/03 22:12 ID:ln4sHa.g
雑誌「Memo 男の部屋」今月号で
「古代エジプトのファッション」という記事を見かけました。

興味のあるかたはご参照くださいませ。
74YP:01/09/05 22:10 ID:cow5zEhI
ふと思った。
衣服の、右開き、(左前)左開き(右前)の違い。

日本は男性が右開き、女性が左開きで、確か死亡時は逆。
モンゴルの民族衣装は男性も女性も右開きです。 が、左開きが縁起が良いと
された時代もあったそうです。

歴史的、宗教的な影響と照らし合わせて、他の国とかどうなんすかね?

あとついでに、左手の薬指に指輪の歴史とか、解ります?
(ローマ時代には既にあった習慣)
75世界@名無史さん:01/09/15 02:54
ちょっと前の厚底サンダルはどう説明つくんだろう、未来の人々に、、。
ちなみに私は薄いサンダルをはいていて、エスカレーターにはさまり(もちろんエスカレーターは止まった)、もう少しで
足の指も入るところでした。もし」厚底サンダルだったら、あんなことにならなかったのに、、。

スレ違いですまん。
76おしゃだま:01/09/16 03:48
>>75さん
厚底サンダルは今に始まったことではなく、既に70年代に流行ったものです。
80年代までのファッションは世代別に特徴があったのですが、
90年代は20世紀の総決算みたいな感じで、
全部の時代、なんでもありみたいになってしまいました。
細かくいうと、92年くらいにも少し流行りました。>厚底サンダル

これからの時代、薄底でも厚底でもなんでもありだと思われます。
薄底はエスカレーターに、厚底は階段にお気を付けくださいませ。
7775より:01/09/16 03:51
76さん
ありがとうございます。
78世界@名無史さん:01/09/16 03:58
ファッション20年周期説っていうのを聞いたことあります。
90年代には70年ファッションが流行ったそうです。
今、若い女性に流行ってる髪を斜め上でくくるというのは
やはり80年代に流行ったとか。
ところで90年代のサブカル評論家は「80年代はカスだった」と言っていましたが、
現在の経済評論家はしきりに「失われた10年」と言います。
文化の面で90年代はどう決算されるでしょうか?
79世界@名無史さん:01/09/16 05:56
デルモさんがおぱ〜い透けさせてるのはなんで?
80世界@名無史さん:01/09/17 16:14
90年初頭にはやったのは厚底サンダルより
むしろ厚底スニーカのような気がします
コンバースの。

ファッション20年周期は確かにありマスね。
今年のファッションは確実に80年代の香りがします
特にデビュー時のマドンナなどのセンスが・・・
サッシュベルトやドルマンスリーブなんかも当時の流行でしたし
落書き風のロゴ(なんていうのか度忘れしましたが)なんかも80年代

79>
あれは私から見ると自然美の強調ではないかと思われ。
81:01/09/18 02:10
おっと、沸騰していますね。
>YPさん
開きの各国比較ちょっと面白そうですね。私は分からないのですが。

開きのある衣服はなんとなく「まとう」という感じですね。日本でも
貫頭衣みたいな、肩を支点にした「かぶる」衣服が弥生時代にあると
思えば、いつしか単みたいなまとう服が出てきたり。後者の方が
高級感ありますよね。感想ですが。
82:01/09/20 00:07
あげてみまーす。
83世界@名無史さん:01/09/25 21:31
辮髪マンセー
84世界@名無史さん:01/10/25 18:05
あげるぜ
85世界@名無史さん:01/10/26 00:58
こんなところにこんな面白いスレが!
でもみなさんレベル高すぎ…ついていけない〜。
自分なんてせいぜいドレスの流行の変遷がわかるくらいで、
その後ろにある社会や経済とモードとのかかわりについては
無知ですわ。
861:01/10/26 22:09
あつかましいですが1です。
お久しぶりです。

>85さん
ドレスの流行の変遷、知りたいです。どうしても私なんか頭でっかちに
語りがちになってしまうので、なんでもいいから書き込んで・・・
87世界@名無史さん:01/10/26 22:29
あれれ?
ダンディズムの祖ボー・ブランメルの話が出てないなあ・・・・
88 :01/10/26 22:41
ガクランとズートスーツはどこかできっと繋がっているはずだと思う。
ガクランの「ラン」は「らんる」(漢字が難しすぎてわからん)
ぼろきれの意味だそうです。
89世界@名無史さん:01/10/27 01:31
>>88
ボンタンならともかく、学ランとズートスーツのつながりはそれほど
ないと思われます。ズートスーツ登場が1920年代で、学ランはその
前から陸軍の制服としてありましたし。評判の悪い学ランですが、
軍服のような妙な装飾性もありませんし、ブレザーなどより
モダンなスタイルであると僕は思います。生地さえいいものを
使ってもう少しデザインを洗練させさえすればかなりのものでしょう。

ボンタンは70年代後期あたりからだと思われますので当時流行の
バギーパンツとの兼ね合いもあったとおもわれます。バギーパンツは
これは完全に踊りやすさを追求したものですので、同様の機能を追及
したズートスーツとの類似はあるとおもいます。
901:01/10/28 08:58
>>87さん
ボー・ブランメル、18世紀末から19世紀前半を生きたイギリス社交界の男。
ダンディズムの祖ということくらいしか知りませぬ・・・
「ダンディズム」というのは、なんでしょう、ゴテゴテした装飾を廃し、素材と
かの良さを中心に追求していく美学みたいなものでしょうか。この時期、そういう
人が出てきたってことは、イギリスの平均主義化というか、衣服の平等化みたいな
社会状況が出てきたってことなのですかねえ。

フランスでも19世紀後半に、JKユイスマンスという作家が「さかしま」という
小説を書き、世間の俗物根性を痛罵しながら、独自の世界を構築しようとし、
結局のところそれに失敗する、という構図を社会に読み取ったりしていますが、
その状況に似ていますね。
911:01/10/28 21:55
>>41さん
ものすごく亀レスですが、ドレスのスカート史って、記述がとても難しいですよね。
実際、服飾系の専攻をされた方なら、技術的な部分を含めて書けるのではないかと
思うのですが。

私が知ってるスカート史というのはほとんど19世紀フランスにおけるスカートの
変遷くらいです。ナポレオン一世期に流行したエンパイア・スタイル。王政復古期
(1830年頃)に流行ったクリノリン・スタイル。その後のバッスル・スタイル。
これは日本の鹿鳴館スタイルにも輸入された、ヒップを戯画的なほど強調したシル
エットですよね。そして世紀末のからベル・エポックにいたる蜂の巣スタイル。で
1920年代のシャネル・スーツによるスカート丈の上昇。1930年代から戦時
下でのミリタリースタイル(パンツの実質的な普及)。1947年のディオールに
よるニュールックで火の点いた、クラシック回帰・・・1965マリークワントに
よるミニ丈・・・・そんな流れくらいしか知りません。

別のアメリカ、イギリス、スペイン、ドイツ、イタリア、ロシア、日本・・・などの
スカートの話は寡聞にして云々というところです。
92YP:01/10/29 02:31
>1さん
お久し振りです。お元気そうですね。
甚だ遅レスですが、開きについて他スレにも少し書きましたが、少々アレンジして
書きますね。
杉山正明氏の本によれば、匈奴の文化は左より右を尊ぶ習わしがあったようです。
よって、清朝による征服以前までのモンゴルの民族衣装デールは右開きが縁起が良
かったのは中央、北アジア民族の流れではないかな?と。
(右より左を尊ぶ習わしは支那の伝統だそう)
以前、モンゴル人の女性に開きに付いてちょこっと聞いた処、基本的に西洋と同じ
だそうですが、女性が男性の開きを着すぶんにはなんら問題は無いそうです。
ああ、これは何処でも一緒か・・(笑
ダッフルコートやPコートが横風避けの為に実用面で左右両用になってる事はよく
聞く話ですが、貴族や庶民レベルでの衣服がどうだったかはよく解りません。
判る限りの書物を見ても、よーわかりませんでした。
只、ローマ時代のトーガを着た人物の石像のを見ると、トーガを止めるボタンが左
右どっちもにあったりするので、この頃には左右による男女の分け方の概念は無かっ
たのかも知れませんね。やっぱキリスト教支配からかなぁ・・
開きの歴史、絶対に研究されてない訳ないし。

色々と考えたけど、何ら建設的、発展性の無い書き込みですんません。
めっちゃトーシロの憶測で書いてるので、間違ってたら是非とも御指摘お願いします。
(だみだぁ〜・・)
93:01/10/29 04:23
>>YPさん
いえ、とても勉強になりました。はじめのころは私も力んで
書き過ぎだったようなきがします。これからもよろしくお願いします。
94:01/11/03 22:23
はじめの頃、絶対王政期にフランスがファッションにおいて優位にたった理由が
どうこうって話しをしてたわけですが、今日本をぱらぱらめくっていたら、
ルネサンス期(イタリアモード全盛)→スペインモード→オランダモード(バロック)
という大陸情勢を踏まえた整理が載っていました。
で、オランダが失速したのちにフランスが台頭するわけですが、時はルイ13世の
頃だそうです。

つまり重商主義政策の一環で、国内産業、とりわけ繊維製品の生産者、販売者の
育成・保護を行ったのがリシュリューおよびルイ13世だったそうです。その後
ルイ14世が実際に頂点に立ったため、完全にフランスモードが優越した、という
流れでした。
おそらく、>>14(看板職人さん)の言うようにクロアチアの軍勢が入場してクラ
バッテが開発されたのはこの頃なのでしょう。貴族達は、王の権勢のもと、権力
よりも日常生活の充実に意識をむけ、社交生活と流行が始まったと説明されてました。
そしてオルレアン公(摂政時代)→ルイ15世(ポンパドゥール)の時代にロココ
スタイルが花開き、ルイ16世から大革命の時期に新古典主義の復興と相成る。
そういう流れでした。
95:01/11/03 22:39
ageます
9685:01/11/06 14:54
>91=1さん
クリノリン・スタイル全盛はむしろ1840〜60年あたりですね。
フランスで言えば第三帝政期でしょうか?
クリノリンへ向かう30年代ごろは袖の無駄にでかい(wシルエット
のドレスが流行したと思われます。
ちなみに蜂の巣がよくわからないのですが…?

どうでもいいけど今資料が戯れに買ったフランス語の本しかない
=つまり読めない(藁
97:01/11/06 21:54
>>85さん
「蜂の巣」・・・これ自分で書いててなんだろ、と思ってしまいました(笑)
言いたかったのは「S字型」のシルエットのことです。アール・ヌーボーに
影響を受けた・・・「蜂の腰」でしたっけねえ、その言い換えは。
おそらく「蜂の巣」はとあるニットの柄が頭に残っててそれが出てしまった
ものと・・・陳謝。
98:01/11/12 17:07
The history of the Mackintosh
マッキントッシュの歩み

In 1823, Charles Mackintosh of Scotland obtained the rights to patent a process
used in making a waterproof fabric comprising two layers of cloth glued together
with a solution of rubber.
1823年に、チャールズ・マッキントッシュは防水性の生地を造る過程の特許権を得た。
その生地というのは、ゴム引きの問題を解決すると同時に、張り合わされた布が二つの層を成す
ものだった。

This was despite Macintosh's warning, that if they sewed the material
the needle holes would let in water.
にもかかわらず、マッキントッシュの懸念それは、もし縫製者がこの素材を縫い合わせたら、
針穴から水が入ってくるんじゃないかということだった。

The original coats duly leaked, and in an effort to resolve the situation
tailors made coats with double stitched seams, the inevitable result was
that the coats let in twice as much water!
それでつくった独自のコートは果たして水が漏れた。この状況を解決しようという努力の結果、
テーラーはダブルステッチのシームを用いたコートをつくった。必然の結果だが、コートには
二倍水がしみこんだのだ!

マッキントッシュという生地についてファッション板で拾ったものです。一応意訳
してみたんですけれど、どうですか?
99:01/11/12 17:10
In order to rectify the situation, in 1830 Mackintosh and a partner began to make up the garments
themselves with properly proofed seams and thus was born the coat that bears his name.
この問題を矯正するために、1830年にマッキントッシュとパートナーは、縫い目も適切に防水する装具をつくり始めた。
その結果、彼の名を受けるに足るコートが生れた。(→ここの最後って、倒置ですよね?)

Although the name 'Mackintosh' remains the same after more than a century and a half,
it is now often affectionately shortened to 'Mac' in honour of its Scottish originator.
その名“mackintosh”はほぼ一世紀半以上同じであったけれども、それは今やスコットランドの開拓者
の栄誉を冠して、愛情を持ってしばしば‘Mac’とちぢめられる。

Since those early days, manufacturers of the cloth have greatly improved its qualities.
その日以来、この布の製造者たちは、その品質をよりよく改良してきた。

There is now more choice available in both the weight and the colour,
although the many skills used over generations in making up the garment have not changed.
今や、色につけ重さにつけ、より選びやすくなった。多くの技術がこの服を作る人から人へ受け継がれてきた
けれども、それは変わることがなかった。
100YP:01/11/12 21:05
開きの歴史を知りたくて、以前、本屋でファッションの歴史関連の本を軽く何冊
か立ち読みしたけど、読んだ本には開きの説明は乗ってませんでした。
判った事は女性の衣服に、男性の衣服の様なボタンの開きが現れるのは、男性に
‘かなり遅れて’出現したという事だけ。
突如現れる女性の衣服のボタンの開きは、当時かなりセンセーショーナルだった
のでは無いかな。
絵の流れで見る限りですが、宝塚の男役の衣装の様に見えました。

マッキントッシュって有名なんだろうけど、知らないメーカー(生地?)です。
オイルコーティングが売りのイングランド(アイルランド?)のメーカーとは違
いますよね? 名前失念故、さっぱりです。

こんな書き込みでageちまって恐縮です。
101:01/11/13 22:57
>YPさん
100ですね!ひらきの研究、私もこそこそ探しているのですが歴史というより
人類学にもしかしたらあるかもしれませんね。
ちなみにYPさんは軍事系に詳しいのですか?パラディウムというスニーカーメーカー
をご存知ですか?なんつーか、フランス陸軍の靴をつくってるとか。そこのスニーカー
を三年前に買ったのですが、かなり丈夫で歩き心地もいいです。

おしゃだまさんお元気ですか?

最近読んだ本『ヨーロッパのテキスタイル史』辻 ますみ 岩崎美術社 1996
講義のまとめですが、史料のリストがすばらしいです。でも近代が少ないのが
残念ですが。
102YP:01/11/14 00:21
あ、ホント100だった。
深く沈んでは、救いageの繰り返しで長生きさせていきましょう。
ちょくちょく匿名でageてたのは実はボクだったりします。(笑

パラディウムってバブル期に流行りましたねぇ。 当時一足持ってましたよ。
軍モノは詳しくないですが、所有物で軍事メーカーから派生したモノならば、
グローバーオールのダッフルコートを持ってます。
5年程前に古着屋でボロボロになった60年代モノを一目惚れで買い、裏地を変
えたりリペアで6千円かけました。新品買うよりずっと安く済んだ。
裏地って、やっぱ始めはシルクですよね?
裏地を発明した人って凄いと思うな。

おしゃだまさんは、元々他の板の住民みたいだったので覗いてますかねぇ??
103:01/11/15 23:02
>YPさん
>裏地を発明した人って凄いと思うな。
禿げ同です。でも、シルクっすか?それ結構すごいですよ。普通キュプラか
ポリエステルでしょう。昔、厨房の頃、短ラン裏がシルクで刺繍紫のドラゴン
っつー奴がいましたが。でも、かっこいいですね。あ、バブル期パラディウム
をリアルに生きた世代ですか、YPさん。

因みに「開き」の研究探してみたのですが、どうも芳しくないです。英書なら、
と思ったのですが、これはちと用語がわからず。二冊ほど、それとは関係ない
ながらも興味深げな本を見つけましたので。

“Fashion and its Social Agendas class,Gender,and Identity”Diana Crane
The University of Chicago Press 2000 です。
まだ、ぺらぺらとしかめくってないですが、結構詳密なファッションの社会歴史学だと
思います。とりわけ女性や労働者、ミドルクラスの衣服について20世紀を範囲として
論じられています。これから、少しこれを読んでみようかな。

“Women Designers in the USA 1900〜2000” Edit by Pat Kirtham
by Yale University Press 2000 です。これも、アメリカのクレア・マッカーデル
以前のアメリカの女性デザイナーに焦点に充てて記述されていて、簡素ですが示唆も
多いです。

このような御時世、少しアメリカの根に文化の側からも考えたい・・・
です。


104:01/11/25 01:29
関東ローカルで申し訳ないのですが、池袋リブロ3階で、ファッションの歴史本
フェアみたいなことやってます。
10585:01/11/25 17:33
フェアとかでいろいろ取り揃えてくれるとありがたいですよね。
当方関西人ですが、なかなか(デザイン関係もなのですが)
歴史に言及している本が少なくて…

1さんはファッション・プレートとかはお好みでしょうか?あれ
古本屋でも結構高かったんですよね。
106世界@名無史さん:01/11/25 18:35
はじめて書き込みます・・
ストッキングも今はナイロンですが、昔はシルク製だったと聞きます。贅沢ですね〜
デンセンしても捨てられませんね・・・
あと、大きなストライプの柄は昔はあまり品の良い柄ではなく(娼婦の着るドレスの柄)のような扱いで今もあまり高級プレタでは扱わない事が多いときいたのですが・・
107:01/11/25 20:18
>>105さん(85さん)
ファッション・プレートって、あの18世紀から19世紀前半にかけて、モード
情報の基点になったという着彩画のことですよね?その辺不案内ですが、興味は
あります。雑誌に載せられたんでしたっけ。以前、バルザックの家にいった時に
それが飾ってあったような。パリの古本屋じゃないと売ってませんよね、やっぱり。

>>106さん
そうですね。シルクは15世紀までは、ほとんどが東方生産、加工はイタリア・
スペインだったそうです。「遠路運ばれる生糸を確保するための政策と治安、高
水準の製品を維持するための技術の管理、などが国家政策の優先課題として扱われ
結局のところシルク生産は最も明快な形で国力を反映する性格を持っていた」み
たいですね。
その後フランスがモードの発信源としての地位を確立するのは、このシルク産業の
国家的保護、育成と深い関連があるということみたいですね。その後、マリー・アン
トワネットの簡素好みスタイルのおかげで、そのシルク産業がダメージを受けたそう
ですが。今、アントワネットって贅沢な王妃として名を馳せてますが、「王妃自身が
白いモスリンの簡素なドレスを80年代にヨーロッパ中に広めていった」のは皮肉
としかいいようがないですね。
108:01/11/25 20:30
ちなみに『繊維の文化誌』(松沢秀二編 1993 高分子刊行会)で
ナイロン繊維開発の小史があって、かなり面白かった気がしますが、
それが今手元にないので、引用はできないです。デュポン社の苦闘の
歴史みたいですが。

あと「ムーラン・ルージュ」見ました。衣装が凄い。ヒロインはコル
セットで思いっきりウエストを締めて、気絶しそうになるシーンがあり
ましたけど、ストライプの服ってみなかったなあ。ロンドン・ストライプ
みたいなのよりもっと太い柄なのかな?確かにみないですね。
109-:01/11/25 20:41
パンツについての話題はもう出ましたでしょうか?
女性はいつから穿きはじめたんでしょうか?
月経中とかどうしたんでしょう。
旧約聖書には「例の女性のもので、立つことはできないのでお許しください」
っていう話がありましたが。中世以降はどう対処してたんでしょうか?
11085=105:01/11/25 21:12
>1=107さん
ファッション・プレートを集めた本が10年位前に全5巻くらいで
出てたんですよ。私は図書館で見てしばらく借りまくってまし
たが(w
1巻が18世紀頃、2〜4巻で19世紀を、5巻は20世紀初頭、と
言う具合でした。
こないだたまたま1冊だけ古本屋にあるのを見かけたのです
があんまり安くなってなかったので見送り〜でした。
パリの古本屋でもこれまた高いです。こっちは1枚いくらの
世界ですから…でも真剣にこれなら出せるだろうか、と検討
してしまいました。古い服飾関係の新聞とかもあって面白か
ったですよ。

マリー・アントワネットの頃の最初はとことんアフォな髪型が
流行っていたようですが、後期はルソーなどの思想に影響
されて(プチ・トリアノンにこもるようになった頃?)、ずっと簡
素なスタイルになっていったんですよね。
111世界@名無史さん:01/11/25 21:19
109>女性が乗馬するようになり、履くようになったと聞いたことがあります。
112世界@名無史さん:01/11/25 21:24
113世界@名無史さん:01/11/25 21:36
エルメスも元々は馬具職人ですものね〜
114:01/11/25 21:48
>>110(85さん)
へえ!今度探してみます。面白そうですね〜

>>109さん
下着に関しては、どうなんでしょうね。私も興味があります。
>>111さんのおっしゃることは信憑性がありそうですね。
115世界@名無史さん:01/11/26 22:26
服の開きに関しては、司馬遼太郎だかの本によると、
「右前のほうが財布を出すのに適していて、左前のほうが弓を射るのに適している」んだそうです。
確かに、左手で財布を出し、その財布から右手で金を払うには右前のほうがいいかも。
1161:01/12/01 07:08
『スーツの神話』(中野香織 2000 文春新書)の著者中野香織さんは、前出の
アン・ホランダー『スーツと性』の訳者で、この本はその経験をもとにして、スーツ
の発展の歴史を「ラウンジ・スーツ史観」として、まとめたもので結構面白かった
です。

それぞれ、チャールズ二世の衣服改革宣言、チェスターフィールド伯のスーツ哲学と
モードとしての「マカロニ」、ボー・ブランメルのダンディズム、などなど、スーツ
とジェントルマンの関係を、著名な人と集団の動向を軸に時代を追って整理したもの
となっています。ここで、スーツは単に個性を消去した衣服として捉えられている
のではなく、ホランダーと同様、より微差的な個性の表現を可能にする衣服のシステム
として捉えられています。
1171:01/12/01 07:21
『洋服と日本人 国民服というモード』(井上雅人 2001 広済堂ライブラリー)
も日本史になりますが、これまた新鋭の著者による、なかなか触れられない
第二次大戦前の国民服の考案とモンペの流行を軸にまとめた面白い本です。

一章、二章では「国民服」という制服の立案とその議論過程、実現につ
いて論じられ、三章、四章ではその実施が心ならずも「モンペ」という
「自家生産」の衣服にとって替わられるという皮肉を、描いています。
そこにおいては着物の非活動性が認識され、女性の身体観が変化し、
戦後へ継続すると論じられています。戦後の洋装化は、この身体観
の変化を前提としてあるという議論はなるほどと思わされました。

端的にアメリカ生活の憧れが戦後の洋装化の原動力だったとして、
今までは語られがちだったわけですが、そこに一石を投じた書物だと
思われます。
118:01/12/13 20:01
全然あれだけど、今、シネセゾン渋谷で“Mode en France”やってるよ・・・
興味ある人はもういないのね。
119たろう:01/12/14 20:12
age
12085:01/12/21 09:48
質問ですが、いわゆる日本で言えばモガの、ローウェストで
ストンとしたデザインのワンピースって正式には何スタイル
って言うんでしょう?
あれ結構好きなんですよね。

>1=118
その“Mode en France”ってどういう企画なんでしょう?
実際にドレスが来ていたりとかするんでしょうか?
関西は今フランスの3人の貴婦人のあの展覧会の最中ですが
モードについてもやってるのかなぁ? この週末にでも行こうと
思っているのですが。
12185:01/12/21 09:54
思えばモードの歴史(あくまで歴史ですが)に興味を持つようになった
のはかなり昔に来た「浪漫衣裳展」がきっかけだったなー。
あれは19世紀物がメインでしたが。いまでもカタログ大事に取ってます。

そのあと色々調べたりとかして「ベルばら」時代のドレスって意外と可愛
くなかったこともわかったし。横に張り出したパニエはいただけない…
122:01/12/22 13:36
>85さん
モガのスタイル、大阪発で「アッパッパ」となづけられていたようですが
シルエットの特徴みたいなことに関しては、よくわかりません。
バレンシアガのサックドレスとか、クレージュのサイバーっぽいミニワンピース
みたいな、ボディラインを変形するようなシルエットですよね。

‘Mode en France’というのは渋谷の単館でやってる映画です。ファッションより
もゲンズブールとか、ウイリアム・クライン監督特集の一環として上映されている
やつで、8人の八十年代デザイナーがインタビューに答えるという形式の映画です。
1985製作なんで、当時の雰囲気を今の目でみるのはちょっといいなと思いまし
て。
アズディン・アライアとか答えてます。今もまだ健在のようですが。
12385:01/12/23 14:19
>1さん
やっぱり正式名称って良くわかんないですよねぇ。
私もフランスで買った本の該当箇所を読んだりしてるんですけど、
どれがそれなのか読み取れない…(w

‘Mode en France’は映画でしたか(ってやってる場所の名前が
明らかにそうですよねぇ)。
80年代…くらいになっちゃうとある意味リアルタイムだったからなぁ
戦後のモードってある意味形を変えて繰り返してる感じしません?
繰り返しようのない古いモードの方が見てる分には面白いかな。
124:01/12/30 23:44
>85さん
そうですね。「繰り返しようのない古いモードの方が見てる分には面白い」
全く同意です。あと、民族服みたいなものの色づかいだとかも、見てて楽しい
ですね。

ま、80年代ファッションに注目するのは、「ファッションの近代史」って
いったときに、服を時系列で並べてみたとき発展・進化的な特徴ではないもの
が見えるのではないかとおもうからです。
60年代だかの研究で、「西洋の服飾シルエットは大まかに言って、100年単位
でルーズとタイトを反復する」みたいなのがありましたが、インデックス化された
モチーフを、忘れられたかどうかの頃にもう一度引っ張ってきては、そこに新鮮な
解釈を与えるようなファッションの運動。そんなのが「ファッションの近代」を
見る上でとても示唆的だったりするのですよ。
ファッションの運動は、経済の動きと同様、完全に「見えざる神の手」が調和的に
働くのでもなく、人為的な仕掛けがその運動(流行の生起)を完全に支配するわけ
でもない。戦後のモードは、そこがまた果て無いながらも面白いです。理屈っぽく
なりましたが。
125YP:02/01/13 01:50
ひさしぶりに書き込みます。
遅ればせながら、1さん今年も宜しくです。
去年末、バイクでこけてバーБリーのコート穴あいちゃいました。

このスレに書き込みさせて頂くようになってから、開きに必ず目がいく
ようになってしまった。 というか、書く事がそればっかしですが(恥笑
1さんには申し訳無いですが、モード系はさっぱりなんです。

ナポレオンの肖像画を見ると、右前(左開き)の服をよく着てますね。
歴史モノの本でも、たまに左右反転に印刷されたものがあったりしま
すが、いくらなんでも肖像画でそれは無いと思う。
それにしては、右前の数が多い。
ナポレオンが意図して右前を着てたとしか思えない。
この辺判る方いますか? 有名な話なんですかね?
見る限り、他のフランス兵の服は普通に左前なんですよ。
12685:02/01/25 21:07
1さんもういらっしゃらないのかなぁ。

戦後のファッションについては一時私の母がデザイナーを
やっていたことがあって(諸事情で今はやってませんが)、
個々のモチーフに繰り返しを感じていたようです。
ちなみに母が現役だったのは60年代。

開きについてですが、私の持っている本に載っている絵を
見る限り、左前と右前が特に決まっている様子はないみた
いに感じました>革命から第一帝政にかけて
それとも印刷反転なのかしら? ナポレオンが右前だったの
は間違いないようですね。コート実物の写真がそうなので。
あ、本はフランス語なので読めません(w
127世界@名無史さん:02/01/25 22:58
アールデコくらいしか知らない。
1281:02/01/26 23:13
こ、こんばんわ。
実生活上の諸事情(バイトとか・・・)でちょっと御無沙汰してました。

>YPさん
お久しぶりです。開きについてコメントできないのが結構口惜しいです。
もっと、話を膨らませられる話題だと思うので。文献を気長に探しています。
『ヴィドック』という映画を見ました。背景がフランス1830年代だった
ので、開きに関してどう再現されているのかもっと観ておけばよかったなあ
と後悔しております。
ナポレオンカラーっていう衿形がありますよね。それと開きは関係しては・・・
いないですよね。

>85さん
お久しぶりです。60年代・・・「洋装化」の歴史で、よく言われるのは
「既成服」の登場が決定的に衣服生活を変える・・・という話しですね。
実際の現場では、その辺りをどう体験していたのか、とても興味があります。
往々にして歴史叙述と実態というのはズレていくものですから。
『人とものの文化史 野良着』(法政大学出版局 2000)では、農村での服飾
生活でそのような「既成服化」が画期として使われていました。と、これは
世界史とは離れてしまいますね。

>127さん
ファッションにおけるアール・デコといったらやっぱりエルザ・スキャパレリ
を挙げるのが常道なんですかね。アール・デコに関して私はあまり知識がなくて。
よろしくお願いします。
129世界@名無史さん:02/01/27 04:47
最初にズボンのすそをめくった人ってだれだっけ?
130YP:02/02/12 00:12
>>126さん 1さん
ナポレオンが右前(左開き)でよく着るのは、かの噂の胃痛の為に左手を
入れ易くする為だけだったりして・・

ネタ無いけど、世話になってるスレッドあげ。
13185:02/02/12 01:23
なかなか私もいいネタが無くて…。
ファッション史の話は大好きなのですけど。

>130
胃痛のため…だったにしても、そうするとあの時代には特に
性別で開きが決まってなかったことなのかしら。
19世紀も半ばになればもう男性の衣服で右前はまずありえ
ないみたいなんですけどね。うーん。
132YP:02/02/12 01:57
>>85 さん
見る限りでは、右前で着てるのはダブルばっかりですよね。
ニュートラルな服に関しては、いたって左前。
どう見ても故意に右前で着てます。

なんで、あからさまなナポレオンの話なのに誰も判らんのですか・・
もう、僕は2ちゃん以外で聞く術がわからんです。(笑

おしゃだまさん、カムバックしてくれ〜〜
133世界@名無史さん:02/02/12 10:00
なぜ日本では結婚式に黒いスーツを着るのか?
諸説あるようですが、起源や経緯がはっきりしません。和装との連繋とは思いますが。
それにブルーブラックのスーツこそが欧米の常識と何度も宣伝されている割には、
普及しませんね。
134世界@名無史さん:02/02/22 15:56
>>133
日本だと燕尾服の代わりに黒スーツじゃないのかな。
135アマノウヅメ:02/02/22 16:17
>>133 >>134
昭和30年代までは地位のある人は燕尾服を着ていたようです。
やはり結婚式が大衆レベルで派手になり、しかも燕尾服はほとんど持っていないせいでしょう。
黒に決まっているのは、西洋の礼装である燕尾服も和服の礼装である五つ紋付も
地色が黒であった影響と思われます。
葬式にも着られるという経済性もありますね。

着こなしがどうであろうと黒を着ていれば礼装らしく見える点も大きいと思います。
ブルーブラックじゃたいていの人は、リーマンの仕事着にしか見えません。
1361:02/03/05 23:23
すみません、1です。おひさしぶりです。
試験が終了し、やっと暇になりました。
今度お世話になるところで、ナポレオンの開きについて、ちょっと
調べてみようとおもいます。

137YP:02/03/10 18:37
世話になってるスレッドなのに見落としてました。
1さんって学生さんだったんだ。 4月から社会人という事でしょうか?
 
ナポレオンの開きについての報告期待してます。 まあ、ぼちぼちに。
138:02/03/15 23:23
あ、どうもYPさん。1です。
就職しようと、とあるところで見習いみたいなことやってたんですが、
や、やめちゃった(わはは)そんで、来年から博士課程逝きます。
試験は受かったんで。これ(ファショーン史)関係です。
んで、金がなくなったところで、のたれ氏にます。

ぼちぼちいきましょう。
139世界@名無史さん:02/03/15 23:53
>>133
一説ですが、戦後の生地不足時に礼服だけでも何とかしようと
当時大量に余っていた軍服用サージを流用するためとの事です。
緑色の生地は黒には染められますが、他の色に染めるのは難し
いので黒一色のみとし、戦後復興した後もその悪い礼装が残っ
てしまったと思われます。また、黒一色ですと大量生産し易く
メーカーも安価で生産し礼服だから高く売れるというメリット
があったようです。

海外では結婚式には灰色のモーニング若しくはフロックです。
また、ディレクタースーツも多いとの事です。
140世界@名無史さん:02/03/15 23:59
ナポレオンのコートは左右どちらでも着られます。コート(正しくは
オーバーコートです)は風下側で合わせます。オーバーコートの下に
着るコートも左右どちらでも合わせられます。スーツが右留めになっ
たのは着るのが楽だからと聞いてます。女性のが左なのは女中が着さ
せるため左の方が楽だからとの事。
14185:02/03/16 08:29
ご無沙汰〜
1さんはこっち専攻なんですねー。うらやましい。

私はこないだパリでカルヴァン展見てきました。とてもフェミニンな
デザインで良かったです。5〜60年代のが中心でした。
(史学的考察でなくてスマソ)
142スラヴァ:02/03/16 09:51
一瞬、ファッショの近代史と思った漏れは逝ってよしですか?
143YP:02/03/16 23:58
>142 スラヴァさん
おお!ここにもついにスラヴァさん登場ですね!
昔からの疑問、ロシア帽子は何で耳が隠れないんだろう。
真冬のクレムリンでの書記長の演説とか見てると耳がイタそう
に見えて仕方が無いです。
耳を全部被うのは演説中だからなんだけど、せめて耳の上だけ
にでも掛かれば合点いくんですが。


あと、1さん、
すんませんが語学板だとシカトこかれそうなので・・
この場を借りてスラヴァさんに質問させて下さい。

‘金魚’ってロシア語でありますか? 
無いとして、綴りは、КИНГЁ?? でいいのでしょうか?
144:02/03/17 01:06
>>85さん
よいですね〜。私も奨学金ゲットしたら行くぞ〜。
って、税金泥棒?ちなみにカルヴァンって、カルヴァン・クライン?
無知ですまそ。

でも、今年中にメリーランド大学(米)には行かなくてはならない
のです。GHQが占領中に没収した雑誌関係があるので。

しかし、ファッションの近代史とか言って、最近は何も言えてない。
勉強しま〜す。
145スラヴァ:02/03/17 01:31
>>143
あの毛皮の帽子、実際には上で耳覆の部分が結んでありまして、寒いときは
もちろんおろしてかぶります。確かにロシア人が耳覆をおろしているのは、
あまり見ませんね。今年は96年ぶりの暖冬だったからかな?

あと、金魚はモロ直訳で、ЗОЛОТАЯ РЫБКАと言います。
関係ないのでsage
146YP:02/03/17 02:24
>>145 スラヴァ様
帽子のカラクリはやっぱしそうでしたか。
おろさない理由は北海道の人が積雪用の靴履かないのときっと同じですね。

>ЗОЛОТАЯ РЫБКАと言います
Хорошооооооооооооооооооооо!!! 
即レスБольшое спсибо!!!!!!!!
いや〜・・ホント助かります。 辞書に載って無かったもので。

すんげー先ですが、1さんも含めこの件のネタ明かしは11月になってからに
します。 それまでにはレスカウント330くらいかな?? 
以前教えて頂いたスラヴァさんのフリーメールのアドは取ってありますが 
・・2ちゃん潰れるなよ。

しかし、96年振りの暖冬って凄いですね・・
14785:02/03/17 03:00
>144=1さん
カルヴァンですが、マダム・カルヴァンとあったのでカルヴァン・クライン
とは別だと思うのですが。
(実は私もそれほどデザイナーに詳しくなくて…)
詳細はこちらをどうぞ。
ttp://www.paris-france.org/musees/musee_galliera/
148:02/03/17 10:02
>>85さん
そうですよね。年代が合わないですね。
う〜ん、勉強になりますね。(←自戒)

>>YPさん
あなたもしかして・・・!!
149YP:02/03/18 01:03
>1さん
熱い眼差しとでも言っておきましょう。(なんのこっちゃ)

大きなお世話だが、ボクサーパンツ以外のカルヴァン・クラインを身に付
けてる奴は、逝って葦と思ってるのは俺だけだろうか? (笑
150スラヴァ:02/03/18 06:04
>>146
96年ぶりの暖冬と言うことは、ソ連時代は1906年や今年のように暖かい冬は
なかったってことなんですよね。私なんぞロシアのおばちゃんが毛皮を着てい
る横で、上着ナシでがいしゅつしたりしております。
また関係ないのでsage
151YP:02/03/18 23:25
>スラヴァさん
ちなみに、
‘ЗОЛОТАЯ РЫБКА’ は ‘ゾロターヤ・リィブカ’と読めばいいのですか?

スマソ・・ また関係ないのでsage 
152世界@名無史さん:02/03/19 12:20
ヨーロッパで日本の礼服みたいな黒のスーツ着てると、ナチスと思われるんですか?
153世界@名無史さん:02/03/19 16:34
>>152
ナチのイメージカラーは褐色…
略礼服はマフィアと間違えられる
154世界@名無史さん:02/03/21 20:12
イギリス限定かもしれませんが、喪服の色が黒になったのは
ヴィクトリア女王の時からだというのは本当ですか?
それ以前は白だったとか。
155スラヴァ:02/03/22 09:26
「ざらたーや・るぅいぷか」と読んでつかあさい。余談だが、モスクワの
ズボフスキー並木道にこういう名前のレストランがある。ひょっとして
156YP:02/03/22 20:18
>>155 スラヴァ様
重ね重ね感謝です。 お陰で‘さりげなく知ったか君’を演じれそうです。

今日は、雨降ったからレインコートの歴史なんてどうでしょうか?
歴史物の映画で雨のシーンを見ると、みんなビチョビチョですよね。
傘すらささない覚えがある。
日本は簑があったりしますが、西洋ってどうなんでしょうか?
衣服に油を塗り込む?  

無理無理ネタ振りなのでsageで・・
157世界@名無史さん:02/03/22 21:30
>>156
割り込んですみません。
ホント、ヨーロッパ人は雨降りでも日本人のようには
傘をさしませんね。ただあちらでは雨の密度がずっと薄いことが
多いのでしょうから比較するのはおかしいのかもしれませんが。
あとドイツ製の紳士靴は防水加工していなくても雨に強いですね。
ウィーンに行ったときに靴屋の"Salamander"で買ったカジュアルシューズ、
随分長持ちしました。
158世界@名無史さん:02/04/02 20:12
良スレアゲ
159世界@名無史さん:02/04/03 01:17
そういえば、コウモリ傘というのもわりと最近の発明なんでしたっけ?

160:02/04/05 23:54
どうも、ごぶさたです。
この分野、やはり解明されてないことがいろいろありますね。
周囲にあるモノにまつわる歴史・・・
がんばって、これからもアゲていきます。
161RS:02/04/06 01:02
僕も大学で勉強しながら加われたら加わります。まじ良スレ。世界史板でやったのが正解
162YP:02/04/06 02:37
今日、ソ連サッカーチーム62年モデルの復刻ウェアを買いました。
胸にでかでかと“СССР”と、真っ赤な生地にチェーンステッチで
チープに殴り縫いしてあり超グッド。(アディダス社)
で、トルコ製造という笑えるおまけ付きです。

すんません、スレの本題に戻って、ドしろーとの質問です。
歴史的に‘モッズ’って何ですか?
定義なんて別に無いんだろうけど、
例えば、
ピタッとしたスーツを着る。
デブはNG。
あるいはベスパに乗る。
で、ハーレー派とチェーンやバットを振り回して喧嘩する。
正直、この人達の発生した社会的環境、背景がさっぱり判りません。
(JAM以降の日本のモッズファッションの人達は別で)
パンクは貧乏労働者階級のガキファッション、スキンズは白人原理主
義、となんとなく判るんですけど。

どなたか御教授お願い致します。
163世界@名無史さん:02/04/06 14:34
モッズの歴史的意義となると、世界初のアメリカ文化のアメリカへの逆輸出
ってとこではないだろか。ビートルズはモッズじゃないけど、ある意味スポー
クスマンとしてのビートルズの存在は大きいだろうな。

で、じつはアメリカ文化の逆輸出という構図自体が実はWW2以後の
世界の戦後の若者文化そのもの。ガキがスクーターに乗ってうろつく
という構図自体ももともとアメリカ発祥。まあ、もっといえば先にフランス
がザズーで似たようなことやってるんだけどね。
164:02/04/07 02:38
>YPさん
難しいですね。「若者」という生の一段階が、急速に勢力を持つという50年代
後半の趨勢を説明するのは可能かもしれません。
まず、WWU以後の「冷戦」という地政学的な安定が、仏、英、米、日共々、国家
内での人的資源の再生産構造(特に教育制度)の再形成を促進させ、「若者」と
いうカテゴリーを創り出していくという道筋。
アメリカ50年代は、「理由なき反抗」やビートニクなどの後年の“Youthqueke”
の先駆とされる活動があったとはいえ、全体的には“Comformity(体制順応)”
(V.steele)の時代と論じられますから、仏、英もこれに準じると考えてよいの
ではないでしょうか。とくに、英、仏とも植民地体制から一国経営体制への順次移
行の段階にあるから、戦争でくずれた経済と家庭制度を立て直すのにある程度の力
をかけなくてはならなかったはずです。
そうした端境期に生成するカウンター文化の一バリエーションとして、「モッズ」
の発生を位置づけます。そして、スーツの伝統的着用から逸脱することは、ヴィク
トリア朝意識への対抗意識から産み出されたパフォーマンスであり、それは、
>>163さんのいうように様々なところへ原型として伝播したという説明を与えるこ
とは可能かと思います。

ただ「モッズ」という意匠を消化した世代というのは、この「若者」という範疇
とかぶるかどうかは疑問ですし、実証すれば「モッズ」は単に流行で〜みたいな
結論になってしまうのかもしれません。
165世界@名無史さん:02/04/07 13:38
>>157
ウールは油抜きしなければ水を弾くよ。
166YP:02/04/07 22:23
>163さん >1さん 
漠然とした解釈ですが。

【モッズ】
イングランドorフレンチ50’s・ホワイトユースカルチャープロテスタンティズムスタイル
とでも捉えれば宜しいのでしょうか。(なんじゃそりゃ
ハーレー派と闘う理由も、プロテスタントの深層心理から来るものであれば納
得も出来るような。
なる程。別にファンじゃないが、パンク全盛の時代にポール・ウェラーのしで
かそうとした事がなんとなく判ったぞ。
違ってたら御指摘を・・。 
こんな返事しか書けませんが。 レスどうもありがとうございました。

ついでに、
>1さん
そろそろスレッドオンリーのコテハン使用を・・(笑
167:02/04/09 00:18
>YPさん
1です。私、文学板では「JPB」、ファッション板では「さげお」でやってます。
最近、どちらも御無沙汰になってるけど。あと、噂、ちくり裏情報、B級グルメ、
そんなとこに出没してます。
168世界@名無史さん:02/04/18 21:45
ボヘミアンというのはどういうことですか?
169世界@名無史さん:02/04/18 22:37
ファッショな近代史
170YP:02/04/27 04:00
ナポレオンの蜜蜂刺繍の儀式服はナイスデザインだと思います。
でも、実はメロヴィング朝の象徴の‘蝉’と間違えたとか?

つーことで不定期ネタ振りあげ

ところで1さんは都内在住ですか?
171JPB=1です:02/05/10 23:44
>>YPさん
最近、ファッションの近代について勉強する暇もないという感じです。
私は、近郊在住です。港区の図書館などによく出没します。

172YP:02/05/14 01:00
>>JPBさん
了解致しました。(なにを? 答えは秋の終わりに) 
173JPB=1です:02/05/21 03:59
>>168さん(亀レスですみません)
ファッションビジネス辞書で調べてみたら「ボヘミアンの原意は「もとボヘミア
の住人」で、自由な放浪生活をするジプシーや、世間の習慣に縛られない自由気
ままな生活をする芸術家などをいう。そのためジプシー・ルックを指す場合と
20年代のパリやベルリンのボヘミアンたちにみる、貧乏ではあるけれども粋で
独創的なスタイルを指す場合がある」とされます。
最近の流行は前者でしょうね。

>YPさん(おひさしぶりです)
ファッションはやはり「近代」に限らず、連綿と続いているものなので
しょうけれども、もしその中に「近代」性への移行を見るとすれば、衣服
製作における変化をみることで確認できるかな、と思いました。

衣服製作がクリエーションとして認知されている時代というのは、歴史的に
かなり特異な時期であるように思えます。
174YP:02/06/10 23:19
ナイロン100℃あげ 

満州族の服をオーダー出来るお店は国内にあるでしょうか?
(いわゆるチャイナドレスではなくて)
又、満州族の衣服についての解説図鑑(あるいはサイトでも)があれば
是非とも御紹介お願いします。是非是非
175YP:02/06/10 23:22
>>174
あげ
176世界@名無史さん:02/06/11 02:42
世界史板って、良スレ多いね。
177世界@名無史さん:02/07/05 01:19
良スレあげ
1781です=JPB:02/07/05 02:51
>YPさん
ごぶさたしております。ちょっと満州族の衣服についての情報について
は、まったく分からない状態でして。申し訳ないです。
1791です=JPB:02/07/29 02:08
ヴィスコンティの『ベニスに死す』には、様々な帽子が登場します。
とにかく、あの種の巨大な帽子はいつごろ流行し、終息していくのか
ということを少し考えてみようかな、なんて。

Fashion Theoryという雑誌を見ていたら、どこぞの研究者が
女子高生の制服を“movement”として持ち上げてた。
それでいいなら、私だって書いてやる、と少しだけ思いました。
180YP:02/07/30 01:12
>>JPB さん
そのあたりの風俗は、絶対に間違い無くオスマンの
影響だと思われ。
イェニチェリの軍帽というのか、あれはもう神輿ですね。
船がまんま乗ってたりで、無敵トュルクは、品、加減とい
うものを知らないのかと。 いや、あっぱれです。

古代欧州に帽子は存在したのでしょうか?
中世キリスト教下、聖職者の衣裳から、民衆に派生したも
のなのかしら? とか思ったりして。 どうなんだろ。

>それでいいなら、私だって書いてやる
制服をテーマでお書きになるなら、ガソリンスタンドの制
服の歴史をやってみてはどうかと?
というか、読みたいだけなんですけど。
オートモービル関連は一時期ハマったので、少しはお役に
立てるかも。
でも、スタンドの制服ではお金になりませんね。
勝手な事ばっか云ってますが(笑


るさんなんかお洒落な人ではないかと推測してるんですけど。
夏厨でもいいから、服に興味ある奴このスレに!
181世界@名無史さん:02/07/30 01:29
>満州族の衣服

何の役にも立てないけれど香港のプロパガンダというゲイクラブに行った時、
満州族衣服を着たチャイニーズ・ビューティー・ボーイがいた。
欲しい!と思ったけれど、やはりチャイニーズには敵わないと思って止めた。
それにしても北京で見つけた毛沢東腕時計を何で買わなかったんだろう。
今でも後悔。
182YP:02/07/30 01:49
毛沢東腕時計は俺は香港で頼まれ土産で買いましたよ。
香港の空港でも地味なタイプが売ってました。
国内でも入手可能っぽい気もしますが。
183YP:02/08/22 00:09
あまりに底に落ちてるので、慌ててあげ 
なんか最近やけにスレッドの浮き沈みの速度が早い。
184世界@名無史さん:02/08/23 12:47
軍ヲタの自己中スレより、こういうスレのほうが好き。
185YP:02/09/07 00:24
ペイズリー柄の歴史について丁寧に書いてあるサイトです。
80年代にペイズリー柄が流行った理由が判った。
ごくごく最近に蘇った柄だったんですね、60年代には無かったのかなぁ?
サイケデリックはやっぱイイ!

http://www.sutv.zaq.ne.jp/ckafw600/yofuku/paisley.htm
186YP:02/09/07 00:26
あげわすれ
187世界@名無史さん:02/09/16 23:46
些末な質問でageて申し訳ないです。
結構前からの疑問なんですけど、パキスタンの元首がよく着用している詰め襟のような上着って、何か文化的な背景があるんでしょうか。
例1:ムシャラフ大統領
http://www.punjabilok.com/musharraf_visit/images/musharraf.jpg
例2:シャリフ元首相http://www.cnn.com/WORLD/asiapcf/9805/28/pakistan.nuclear.3/nawaz.sharif.jpg
パキスタンの偉くない人が着てるのを見た覚えないし、イスラム圏以外の人は一時期の三宅裕司がよく着てたくらい(藁)でほとんど見ない。
188YP:02/09/17 00:09
>>187
何処までの範囲なのか、ああゆうの称してマオカラー(毛沢東風の襟)
と言いますよね。
お偉いさんというより、単純に軍服から来てるじゃないでしょうか?
今でもかな?三宅裕司以外でも業界の人は好んでよく着てると思う。


>JPBさん
何かお気に触った事でも書き込んだなら謝ります!
お願い!戻って来てください!
189187:02/09/18 00:20
>>188
ありがとうございます。「マオカラー」で検索したらいっぱい出てきました。
たしかに業界の人はよく着てるみたいですね。

http://www.onishi.co.jp/fashion/dictionary/dictionary/ma.html#Maocollar
上によると、ネ−ル・カラ−というのもあるみたいです。
190JPB=1:02/09/19 17:32
>YPさん
すみません。最近ファッション関係の本から離れていたということも
あって、なかなか書き込めずにいました。雑談的なものでも、2ch的に
まずいかなと思いつつ。
「マオカラー」のシャツは確かに年配男性の方がジャケットのインに
着てることが多いですね。
191YP:02/10/06 10:39
ヴェルヴェット(英:velvet)
ビロード(ポル語:veludo スペイン語:velludo)
別珍(verlveteenの前半を略して出来た和製語)
あと、‘天鷲絨’(コレなんて読むのかわからん)

唐突ですが、
流通上、織物としての別け方もあるようですが、とりあえず、これらは元は
一緒だという事が判ったので書く。
チェコスロヴァキアのビロード革命も、‘ヴェルベット革命’‘別珍革命’
にすれば赴きも大分変わるね。
逆にヴェルヴェット・アンダーグラウンドを、ビロード・アンダーグラウンド
にすると、えらくしなやかな印象になってしまいます。
天鷲絨(なんて読むのかわからん)
192YP:02/10/06 10:57
age忘れたし間違えた。 天鷲絨はビロードと読む。

ベルベチーン
[velveteen]綿のビロード. 邦略してベッチン(別珍)とも.〈明〉★1857年フランス
のリヨンのホンロ-ベールが創案. 別珍はもと商標名

ビロード
[ポ  veludo<ラ  villus (ふさふさとした毛)  ]【服】針金を入れて織り上げた
のち, 針金を抜き取る時, 糸が輪になっているところを切り取って毛を立てた絹織物. 表面
は細かな毛羽が直立密生し, なめらかな光沢をもつ. 天文年間 (1532‐55) ポルトガル船
により伝来.〈室〉天鵞絨, 色賦★英語ではベルベット [velvet].


綿と絹の違いだわ。えらいま間違いをば。
ベロアというのもあるけど、こちらは編み物でちょっと違うらしい。
193アマノウヅメ ◆3O/knRokaQ :02/10/06 11:03
>>192
「綿ビロード」というのもあります。別珍より毛足が長い。
日本で、普通ビロードといったらこちらです。
現在はほとんどポリエステルなんかのようですが。
194YP:02/10/06 11:21
なんだか豆腐の話みたいっすね。

市場では  ベルベット >> ビロード >> 別珍
こんな感じですか。
195世界@名無史さん:02/10/06 13:31
絹>ビロード(天鵞絨、ベルベット)
綿>別珍(ベルベチーン)
  綿ビロード(日本では単にビロードと呼ぶ)
つまり日本では絹か毛足の長い綿のものをビロードと呼ぶのですね。
なんじゃそら。

>>187
おそらく毛沢東に対する引用ファッションじゃないでしょうか。
ネクタイは西洋のものだ!みたいな。
第三世界としての自己主張を感じた事があります。
196世界@名無史さん:02/10/06 15:50
中世のヨーロッパでは男性がタイツをはいていますが、タイツってもともと男性用
だったんですか?
197JPB=1:02/10/07 23:58
>>196さん
それなかなか難しい問題ですが、ルネサンス期の王侯貴族は
肉体を誇示するという意味で、着用習慣はあったと記憶して
おります。私の情報源はたぶん『性とスーツ』の第一章くらい
だったように思います。もしかすると違っているかもしれない
ので、確認をお願いいたします。
198世界@名無史さん:02/10/29 10:53
199YP:02/11/02 12:54
ジャケットを物色する際、ある店の店員に別珍とベルベットの違いを
伺ったら「区別ないっすねぇ〜」と、アフォみたく流された。
ポリエステル使用の安物別珍は、片掛け鞄を使うと摩擦の跡が残るの
で安易に買わない方がいい罠だそうです。


あげるぜ
200世界@名無史さん:02/11/02 13:00
ああっ、もうダメッ!!!!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
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ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!
201YP:02/11/02 13:06
しまった、休日の昼に軽々しくあげるべきではなかった・・

申し訳ない。
20285:02/11/02 22:06
今時200みたいなコピペもめずらすぃ・・・

お久しぶりです。
今日はパピエ・ア・ラ・モードなるもの見てきました。モードの歴史を
紙で再現したもの(等身大)ですが、なかなか精巧でした。
古いところではエリザベス1世のドレス、新しいところではディオール
のニュールックがありましたよ。
203YP:02/11/06 04:15
私通ですが
以前にもここで少し触れたので、軽く告知させて頂きます。
今週の半ばから来週あたままで某所で個展を開催致します。

原宿の同潤会アパートにある「Lunettes du JURA」さん、
代官山の「Dry Bones」さん、「Mobbs」さん、
三茶の「PROSPER」さん 等にDMを置かさせて頂いてます。
失礼ながら、これだけでは判り難いと思いますが。
2chゆえにこれが限界。

JPBさん、看板職人さんを始め、お世話になっている方々御
都合宜しかったら是非いらして下さい。
芳名帳に「逝って葦!」と書いて頂ければ幸いです。

どうでもいいけど、ジャケ買いにハマりそうだわ。
やっぱセミオーダーくらいせにゃいかんカナ?
204世界@名無史さん:02/11/16 22:46

 よーし、この冬こそ ルパシカ 流行らせちゃうぞー
205世界@名無史さん:02/12/04 07:40
死なせるのは忍びない。
しかしわたしにファッションについて語る知識は無い。
よって保守上げのみとさせてもらう。
206世界@名無史さん:02/12/04 11:25
ついていけん良すれ。
右前、左前については、男は刀を抜くのにひっかからないので
左前になった(日本での話)というのを聞いたことがあります……、

って低レベルのネタさげ
207世界@名無史さん:02/12/21 11:52
西欧の民族衣装には無地が多いのに、スコットランドのタータン縞は、
どこから発生したの?
2081:02/12/22 11:52
>>207さん

スコットランドに多数いた氏族(クラン)が、家紋みたいにして自分の紋様
を決めて、それを生地にのせたというのが発祥の由来のようです。
209世界@名無史さん:03/01/07 00:51
このレスにふさわしいかどうか分らないが、この前UAに乗ったら
機内誌に「女性用腕時計をはじめてつくらせたのはジョセフィーヌ」と書いてあり
ちと驚いた。
210山崎渉:03/01/11 13:03
(^^)
211世界@名無史さん:03/01/22 18:09
212世界@名無史さん:03/01/23 16:02
>>208
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4314005726/249-5452895-5679561
↑のホブズブウム「創られた伝統」によると、それは典型的な「創られた伝統」
だそうです。
213アマノウヅメ ◆3O/knRokaQ :03/01/23 16:44
タータンチェックは戦で討ち死にして,顔がわからなくなっても身元がわかる
ように考案されたという説も聞いたことあります。
あと、迷彩服だったとか。
214世界@名無史さん:03/02/18 04:53
アゲマス↑
215世界@名無史さん:03/02/19 06:07
  
216世界@名無史さん:03/03/08 14:31
歴史マンガなんかでは、ケルト人がタータンチェックの服着てますね。
217山崎渉:03/03/13 13:37
(^^)
218世界@名無史さん:03/03/15 13:30
男性の服の簡略化はいつからすすんだんでしょう?
219AIRSHIP:03/03/15 21:33
満州族の服ですが、池袋にチャイナや、アオザイほか少数民族の衣料専門店があった
東口の大きな本屋の前に立てカンで地図が載ってたので、今度店を覗いてから報告し
ましょう。
5月3-4日にブラック・ホールと言うイベントが有って、アヴァロンいうヨーロッパ
の中世風俗再現グループが、西洋甲冑を着て実際に戦闘の再現(木刀に薄いゴムを巻
いたもの)で実際に叩き合ったり、女性は当時の貴族のドレスを着てくるので、見に
行く価値が有るかもしれないですね?
場所は、浅草の東京都産業貿易センター、ここを借り切ってイベントを遣っているの
で大きいイベントです。
2208:03/03/29 02:29
1年9ヶ月ぶりに登場(w

>>209
バヴァリア王マキシミリアン1世のお嬢さんアメリア・アウグスタへのプレゼントってやつですね。
存在が確実なものとしてはこれが最初というのは正しいようですが、
記録上では1571年にライスター伯爵からエリザベス1世に贈られたものがあるそうです。

今風のものは1880年にジラール・ペルゴ社がドイツ海軍に納入したものが最初だとか。
ミリヲタで世界史ヲタならジラール・ペルゴで決まりでしょうかね(w

しかし不思議なのがクロノグラフはスーツに合わないとか真剣に書いてある雑誌ならびに
真剣に議論する時計板住人(w
そんなこといったってスーツ着てトレンチコートやらピーコートやらダッフルコートやら
羽織ってるんだろうに(w
221世界@名無史さん:03/03/29 05:20
トレンチもダッフルも一般にださいと思うが(現在)。
ピーコートもスーツにあわせるものじゃないと思うが。

トレンチはまあ人と着方ではかっこいい場合もなくはないかな。
2228:03/03/29 05:50
ダッフルもピーもスタイル次第ではないでしょうかね。
ブリティッシュトラッドならバブアーですらスーツに合わせられましょう。
ウェストンの靴の紐を結ぶ手がバブアーのキルティングジャケットから出ていて
袖口にリンクスのカフス、なんてのもなかなか乙と個人的には思います。
趣味の世界は極めて私的なので赤裸々に開陳するのはこのくらいにしますけど。

いや、ていうか、なぜそうやって画一化するのか?
あるいは、なぜそういうミニマルなor一元的な記号化をしてしまうのか?
という皮肉というか揶揄のつもりだったんですけどね。
日本は特に流行り廃りのサイクルが短すぎというのもあるし。
223世界@名無史さん:03/03/29 08:06
すんまそぬ
224YP:03/03/31 03:39
>>219
>東口の大きな本屋の前に立てカンで地図が載ってたので

ジュンク堂書店の事?
今日ヤボ用もありで池袋逝ったけど、立てカンみつからな
かったです。
再度、詳細報告頂ければ幸いっす。 ヨロシコ。
225世界@名無史さん:03/04/06 19:06
>>224
東口ではなく、西口の芳林堂の前でした。 申し訳無い。
今日、覗いて見たら中国南方のモン族やその他少数民族の衣装や、ベトナムのアオザイ
(完全に透ける本物から、日本で着れる物まで多数在りました。)チャイナ服も390
0円から多数。 インド系のサリーやその他の民族服も在りました。 ただし、パーテ
イや、舞台衣装、撮影に使用する物が多い様です。 
店名は、「インドサラサの店」 >>http://www,indosarasa,com/
住所は西池袋3−30−11
226世界@名無史さん:03/04/06 20:24
すみません、ちょっと流れを変えてしまうのですが、レジメンタルタイのストライプは
それぞれ部隊名を示しているそうですが、その一覧表みたいなものはないでしょうか?
227YP:03/04/07 00:57
>>225
ありがとうござます。 
やっぱその間違いでしたか(笑
その日は連れがいたもんだから西口に行くのやめてました。
逝ってみますね☆

>>JPBさん
元気? このスレッドもなかなか粘りますよね(笑
マンツーマンの教えて厨ばっかでしたので、申し訳なく思ってます。
228AIRSHIP:03/04/07 19:36
>>226
レジメンタル・タイは、文字どうりレジメント(連隊>によって違います、これは自分
の連隊の連隊旗に使われている色を使用した物です。
これは、イギリス軍の連隊について記された物か、そのものズバリの『レジメンタルタ
イ」この本は、かなり昔に、西山洋書で見た記憶があります。
有るとすれば、この西山洋書か神保町の洋書専門古書店で探すか、可能性は低いが文華
堂(軍事書専門古書店)であたって見てください。
西山洋書の住所や電話番号は、ミリタリー雑誌の広告欄に載っているので、見てくださ
い。 確か、インターネットで通販もやってたと思います。
229世界@名無史さん:03/04/07 22:13
ファッショの近代史
230世界@名無史さん:03/04/07 22:26
ファッションの世界とファッショは、
似ているようで、やっぱり似ている


ということは結構言われています。
231226:03/04/08 19:37
>228
ありがとうございます。やはり神田あたりに行かないとダメみたいですね。
残念ながら東京ではありませんので、休みの日にでも遠征しようと思います。
232AIRSHIP:03/04/12 19:03
>>231
219に書いたイベントにイギリス軍の制服専門店が出店するそうです。 レジメン
タルタイの本物や、関連図書も洋書店が出店するので、ここを覗いてから神保町に行
って見たら良いのでは? 10時から17時までオープンしています。
233226:03/04/12 21:02
>232
情報ありがとうございます。浅草ですね、さっそく航空券を手配しようと思います(笑
234山崎渉:03/04/17 09:31
(^^)
235山崎渉:03/04/20 04:59
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
236世界@名無史さん:03/04/27 22:03
 
237見せかけの善人:03/05/01 12:38
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!)
●とにかく神経質で気が小さい、了見が狭い(臆病、二言目には「世間」(「世間」と言っても、一部のA型を中心とした一部の人間の動向に過ぎない))
●他人に異常に干渉して自分たちの古いシキタリを押し付け、それから少しでも外れる奴に対しては好戦的でファイト満々な態度をとり、かなりキモイ(自己中心、硬直的でデリカシーがない)
●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされるとカッと怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けていることが多い)
●権力・強者には平身低頭だが、弱者に対しては八つ当たり等していじめる(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる(特に人が見ていない場合))
●あら探しだけは名人級でウザく、とにかく否定的(例え10の長所があっても褒めることをせず、たった1つの短所を見つけては貶す)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格が鬱陶しい(根暗)
●何でも「右へ習え」で、単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質・異文化を理解しようとせず、あるいは理解を示さず、排斥する(差別主義者、狭量、視野が狭い、多数派=正しい と信じて疑わない)
●集団によるいじめのリーダーとなり皆を先導する(陰湿かつ陰険で狡猾)
●他人の悪口・陰口を好むと同時に、自分は他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(自分がそうだから容易に他人を信用できない、ポーズだけで中身を伴っていない、世間体命)
●たとえ友達が多くても、いずれも浅い付き合いでしかなく、心の友達はおらず孤独(心の感度が低く、包容力がなく、冷酷だから)
●頭が硬く融通が利かないためストレスを溜め込みやすく、また短気で、地雷持ちが多い(不合理な馬鹿)
●たとえ後で自分の誤りに気づいても、素直に謝れず強引に筋を通し、こじつけの言い訳ばかりする(もう腹を切るしかない!)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
238水 ◆rDhngbng2E :03/05/01 17:28
 
239世界@名無史さん:03/05/01 21:05
国家元首クラスはダブルボタンをきる慣わしがあるんですかね
240山崎渉:03/05/21 22:47
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
241山崎渉:03/05/21 23:50
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
242山崎渉:03/05/28 15:28
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
243世界@名無史さん:03/06/06 12:01
保守                        
244世界@名無史さん:03/07/15 04:48
   
245山崎 渉:03/07/15 12:56

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
247世界@名無史さん:03/08/05 13:47
保守あげ
248漫画家志望名無し:03/08/18 07:25
作品の中で使うつもりなので史料をあさっているのですが、
「彫刻家のファッション」なんてものはどこを見てもありません・・・

画家はよく自画像で自分+服を描いていますが、
その場合はごく普通の私服(あるいはその時代での正装)を着ています。
ただしこれが自画像用のとっておきの服なのか普段の作業用なのかは不明。
近代、特に19世紀では黒っぽいジャケットを着ていることが多いです。
中には白いシャツ。ほんとこの時代では普通に街中を歩く格好です。

それに対し、石工は作業がしやすいように上着を脱いでエプロンをかけています。
ズボンも(時代・場所によるでしょうが)八部丈?で
ふくらはぎにカバーのようなものをしています。

では、近代彫刻家の服装はどんなものなんでしょうか。
・・・ハッタリでごまかすべきか?
249世界@名無史さん:03/10/16 03:28
画家と大して変わらんのじゃないか?
250世界@名無史さん:03/11/19 00:06
ファッションという「時代の夢」を着るイメージリーダの存在も不可欠だ。
251 :03/12/31 07:02
相互リンク「モテなそうな服装ってどんなの?」

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/4725/1037453557/
252世界@名無史さん:03/12/31 22:15
ゴールデンレター
このスレを見た人はコピペでもいいので
30分以内に7つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白され、17日後に
あなたに幸せが訪れるでしょう
253世界@名無史さん:04/01/03 13:49
イスラム圏諸国では洋服の上下を着ていても
ネクタイはしない人が多いですが、あれには
「洋服の上下を着てはいてもキリスト教文化に同化まではしない」という
意味だそうですが、彼らにはネクタイがそう見えるんですかね・・・
254世界@名無史さん:04/01/03 21:17
旧東側諸国もネクタイの普及はかなり遅かったかも。
255世界@名無史さん:04/02/13 01:11
>>253
ネクタイがキリスト教文化の象徴とは思えないがなあ…。
東京のイスラム寺院を案内する番組で、普通に黒スーツとネクタイで
トルコ人が接客してたし、ブラックモスレムも、スーツとネクタイが基本だ。

むしろジーンズとか履いてるやつのほうがアレという感じもしないでもない。
256世界@名無史さん:04/02/22 17:10
保守age
257世界@名無史さん:04/02/22 17:11
保守age
258世界@名無史さん:04/04/18 10:44
男性のスーツ姿は今後当分の間、あるいはこれ以上変遷をしないように見えるが
今後姿をかえるだろうか?
近未来モノでも相変わらずスーツ姿のままは多いし。
どうだね、アンダーソン君?
259世界@名無史さん:04/04/19 01:33
21世紀にはみんなストレッチマンみたいな格好してるはずだったんだがな
260世界@名無史さん:04/04/26 00:21
当分変わる兆しはないみたいだね。
旧東側諸国も人民服などあったが「西側」スタイルに合流した感があるし。
町工場の社長のような将軍様ジャージの起源ってどこから来ているのだろう?
261世界@名無史さん:04/04/27 02:09
>>260
あのジャンパーは東ドイツ空軍の服をモデルにしたという話はよく言われているが
ホントのところはたぶんキム本人しか知らない
262世界@名無史さん:04/05/01 13:21
あの服は彼以外が着てはいけないことになっているのでしょうか?
先代も着ていたことなかったですよね?
263通りすがり:04/05/06 13:53
確かにキンちゃんのジャンパーって、妙にインパクトあるよなぁ。
仕立てはケッコウ良さそうだし…。
かっこいいってのは価値観次第で変化するもんだものね。
東ドイツの空軍…という話しあったけど
ナチスの制服ってのもの、妙にかっこいいね。
僕には軍装趣味はまったく無いけど…。
なかなかに腕の立つデザイナーが関与したんではないかと
にらむけど、詳しい人はいるかしら?
ネットでザックリ調べてみたけど、わからない。
ゲーリングが…という話は散見したけど、認可を出したということで
本当にデザインしたかどうかが良くわからない。
実は有名デザイナーの手によるものだが、
ことによると、戦後ナチスの評価が悪くなったので
口をつぐんで沈黙してるとかってなことないのかな?

264世界@名無史さん:04/06/18 14:18
  
265世界@名無史さん:04/07/01 05:12
ブラチラの季節
266世界@名無史さん:04/08/13 18:07
コッドピース復活したら萌えるのだがw
267世界@名無史さん:04/08/27 11:47
すみません。微妙にスレ違いかもしれませんが教えてください。

英国貴族に仕える"執事"は、一般的に普通のスーツを着ているものでしょうか。

当方、少女向けのイラストを描いておりまして、1920年代前後のイギリス貴族の資料を探しているのですが、なかなか執事に関するものが手に入らず困っています。
頭のなかでギャルソンと混合してしまっていて、リボンタイなんだろうかと考えだしました。

板の雰囲気ともかけ離れた質問で申し訳ないのですが、どなたか教えていただけると非常に助かります。
お願いします。
268世界@名無史さん:04/08/27 11:50
すみません
あげます
269世界@名無史さん:04/08/27 13:13
映画版カズオ・イシグロ『日の名残り』ではスーツを着てたような。忘れた。
小説では、雇い主の体面保つ格好しなくちゃ行けないし、
地方の農村に行った時も立派な洋服と言葉遣い、
物腰で紳士として丁重に扱われる描写があったので
結構良い服だったと思う。

訳者の人は映画「バットマン」に出てきた
執事役のイメージを思い浮かべながら訳したとか。

あと「ハワーズ・エンド」や「エマ」(執事は出て無かったかな)とか、
イラストならそのあたりの英国貴族出る映画を参考にすればいいのでは?
あと綺麗なイラスト付きの当時の服飾史料の海外HPをどっかで見た気もする。
270世界@名無史さん:04/08/27 20:40
映画乙女の祈りのケイト・ウィンスレットの服装は、何時ごろからのファッションなの?
執事が出てくるか、どの程度出てくるかどうか別にして
時代的には
『ブライズヘッドふたたび(華麗なる貴族)』
1920年代

『日の名残り』『ゴスフォード・パーク』
1930年代

『ハワーズ・エンド』
1900年代後半
ぐらいだったかな。

あとは、アガサ・クリスティの『アクロイド殺人事件』等
272267:04/08/29 14:13
うわわ〜
皆さんありがとうございます!

映画はレンタルビデオ店でちょろっと探してみていたんですが、中世が舞台のものばかり目に止まってしまい困っていました。
自分のリサーチ能力の低さが恥ずかしいです…

携帯ユザなのでHP巡りはあまり出来ないのですが、挙げていただいた映画作品などを参考に、手当たり次第に探してみようと思います。

本当に助かりました。
ありがとうございました。
>>270
ケイト・ウィンスレットが時代劇の衣裳を身につけている
時の服装?
ルネッサンス風でしたっけ、ティアラと袖は今風?
274世界@名無史さん:04/10/03 16:31:09
未来のダンボールハウス  オーバーテクナナシー
http://science3.2ch.net/test/read.cgi/future/1059332817/l100
段ボールハウスの組み立て方
http://life5.2ch.net/test/read.cgi/okiraku/1087695860/l100
                         \
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ二]
      |       /   、     ,|
ニl.   '   |      /i        |     l二
ニl      |      / ヽ ダンボールの家も
,______|  ソ  /♪∧ 結構暖かいね__
      | 〃  ノ・ ∀・)ヘ ' ,  |  L!
ニl  ;   ' |    と    つゝ,  、|     l二
ニl      | / と__)__)〈 、 ヾ , |
_____,_|ノ`ー――――,\__|____


275世界@名無史さん:04/10/30 11:45:48
欧米の女性の衣装の変遷について、本を探しています。
ドレス着用の際、胴着を紐でしめる、ボタンでとめる、ファスナーの出現等
詳しい本をご存知の方いらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。
和書はできる範囲内で調べましたので、海外で出版されたものですと
特にありがたいのですが…。
276世界@名無史さん:04/12/25 23:08:57
保守
277世界@名無史さん:04/12/25 23:30:32
日本の江戸後期〜明治初頭にかけては『ファッションの社会経済史』って
本がよかった。ガチガチの学術書だけど。
278世界@名無史さん
age