ロマノ・ヴルピッタ『ムッソリーニ』を読んだか?

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1世界@名無史さん
この人は京都産業大学経営学部の教授。
ムッソリーニを、ほぼ絶賛しているが、どうなのだろうか。
2ナポレオン:2001/07/07(土) 20:53
北岡伸一(だったかな?)が
「意欲は買うが読む時は気をつけて読むように」
みたいなことを朝日新聞に書いてた気がする。
3世界@名無史さん:2001/07/07(土) 21:38
ファシズム等の右翼独裁は共産主義の左翼独裁より
遥かに害が少ない。唯一の例外がヒトラー政権。
ムッソリーニ、フランコ マンセー!
4世界@名無史さん:2001/07/08(日) 19:44
「イタリア」という、古代に遡る民族的自尊心を持ちながら、
現実には近代に至り何とか統一を果たしたものの、
ヨーロッパの中で何か道化師の様な役を背負わされた、
二つに裂けた国。
そのイタリアの、現代の統一共和国の姿、ヨーロッパ先進国の
一員としての姿には、善し悪しはともあれ「ムッソリーニ」な
る男の姿がちらつくのは事実。

ムッソリーニが最早過去の人であるとしても、
彼をヒトラーの手下程度にしか理解していない日本社会におい
て、ああ言う本が出ることには十分意味があるんじゃないかな?
5世界@名無史さん:2001/07/09(月) 11:33
ドゥーチェとフューラーの感激の会合
http://203.174.72.112/dokument2/duce.html
6世界@名無史さん:2001/07/09(月) 22:24
age
7世界@名無史さん:2001/07/10(火) 18:33
>>5
ADSLじゃないと重いね。
8世界@名無史さん:2001/07/13(金) 05:35
age
9ななし:2001/07/13(金) 06:55
>>3
右翼=民族主義だとしたら、そのやばさは旧ユーゴや旧ソ連の各国で
明白でしょ。
10世界@名無史さん:2001/07/22(日) 02:51
10
11スラヴァ:2001/07/22(日) 07:05
そういえば、アメリカの作家ラブクラフトもムッソリーニは評価す
るけど、ヒトラーは彼の亜流にすぎないと言っていたな。
12世界@名無史さん:2001/07/22(日) 13:24
はじめはヒトラーはムッソリーニを模倣したが、その後会ってみてノー天気
さに呆れて、むしろ見下すようになった、のかな。
13世界@名無史さん:2001/07/24(火) 10:59
注文したけど、まだ届かない。。。
14世界@名無史さん:2001/07/24(火) 21:54
ドイツとイタリアは、そもそも性格的に相容れない存在。
15世界@名無史さん:2001/07/24(火) 23:09
>1
ヴルピッタの講義とってたが全然右寄りには見えなかった。優しそうな感じだし。
流暢だが微妙にアクセントが違う日本語が良かったな
京産は法学部の溝部教授が最強に右より。そもそも学校全体が右寄り
16世界@名無史さん:2001/07/25(水) 02:25
ヴルピッタ氏は「維新政党・新風」の推薦人になってるね。
http://www.mapix.ne.jp/shimpu/new/main/koushidan/koushidan.html
17世界@名無史さん:2001/07/30(月) 01:27
17
18日本@名無史さん:2001/08/01(水) 13:08
age
19世界@名無史さん:2001/08/06(月) 18:30
>>16
そのリスト、あてにならないよ。
20世界@名無史さん:2001/08/06(月) 18:43
ロマノ・ヴルピッタのムッソリーニ伝は面白いよ。
ヒトラーも、実際は、いわれるような悪人ではなく、一人の人間としては魅力があったのだと思う。
21世界@名無史さん:2001/08/07(火) 12:05
>>19
ヴルピッタは伊勢神宮の教養叢書や靖国神社の社報に寄稿してる位だから、シンパシー
は感じてるのでは?
22世界@名無史さん:2001/08/11(土) 14:56
イタリア本国では、このようなムッソリーニ擁護論は多いのかね?
23世界@名無史さん:2001/08/11(土) 18:29
>>22
多数派ではないが、日本で思われている以上には多い、と聞いたことがあります。

戦後ドイツにおけるヒトラーの悪魔化ほどは、ムッソリーニ批判も徹底してはいないでしょう。
何せムッソリーニの墓地のところの土産物屋で売っていた、ムッソリーニカレンダー
とかムッソリーニワインなどのグッズが、一般にも出回るようになり、かなり売れて
いるようですから。
24世界@名無史さん:2001/08/11(土) 19:03
>>22

イタリアで連立政権を組んでる国民同盟って
前身はムッソリーニのいたファシスト党でしょ?
25世界@名無史さん:2001/08/11(土) 19:08
民族主義は本来別に忌諱されるべき
思想ではないし、そもそもWWUの時に戦争犯罪をしたのは
枢軸側だけではない。ただ、ナチスだけはホロコーストをやっており
これはそもそも戦争犯罪というよりはまさしく、人道に関する犯罪。
よってナチスは絶対悪である。
26世界@名無史さん:2001/08/11(土) 19:12
>>24
え? ファシスト党の流れをくむのはMSIじゃなかったっけ?
2726:2001/08/11(土) 19:18
失礼!
MSI→国民同盟でした。
スマソ!
28世界@名無史さん:2001/08/12(日) 12:57
>>22
ヴルピッタ氏はイタリア外務省出身だ。
外交官時代にもあのようなムッソリーニ擁護論を堂々と説いていたとか聞いた。
それで特に問題にもならなかったらしいが、昨年のいつだったか
ちびっこ右派が愛読する「SAPIO」とかいう雑誌が
「京産大教授ヴルピッタなる者はファシスト疑惑で外交官をクビになった人物」
とかデマを載せたことがある。
29世界@名無史さん:2001/08/17(金) 19:30
日本人がほとんど知らない(興味がない)イタリアの戦前・戦中史
をきっちり紹介したということに於いても、この本は意味がある。

以前文春から出ていたマックス・ガロのムッソリーニ伝はフランス
人の眼で書かれた偏見を伴った文章であるのであまり参考に
ならないが、今回はイタリア人の研究家が書いた点だけでも評価に
値すると思う。

最近はイタリアでもこの種の本の出版が盛んで、ムッソリーニの
歴史的な見直しも盛んになってきているがここまではっきり書いた
本はお目にかかっていない。

この本では特によくムッソリーニ伝ですっとばされる事の多い
43年9月のイタリア休戦以降のサロ共和国について客観的に
描かれており、木村さんの本よりこちらをお勧めします。
30世界@名無史さん:2001/08/19(日) 02:24
>>2
朝日でこの本の書評やったのは北岡じゃなかったと思う。
亀レスだが、一応誤りを正すという意味で。
31世界@名無史さん:2001/08/19(日) 12:30
同じ出版社でフランコについての本も出てたよ。
あれも日本で言われている独裁者のイメージとだいぶ違うので
一読をお薦め。
32世界@名無史さん:2001/08/22(水) 22:08
イタリア社会共和国age
33世界@名無史さん:01/08/26 15:16
>>28
SAPIOって右派系雑誌だろうけど、「ファシスト」と自分たちを線引きすること
で、なんか自己正当化を考えてるのか?
まあ、「保守主義者」と「ファシスト」は違うということか?
34世界@名無史さん:01/09/10 01:05
読みました
35世界@名無史さん:01/09/10 14:39
>>31,33
フランコ〜スペイン現代史の迷路〜、読みました。
作者は元外交官の色摩さん。
最近外務省が批判されてるけど、文章に知性が感じ取れる内容です。

その中でファシズムについて、以下抜粋。
ファシズムもナチズムも、発想の原点は「保守」ではなく「革新」であり、
手法としては「社会主義」だったことである。
しかも、ナショナリズムと結合して「国家社会主義」を志向していた。
「国家社会主義」は、社会経済政策から見れば「一国社会主義」と変わる
ところが無い。

てなかんじです。
36世界@名無史さん:01/09/11 04:39
36
37世界@名無史さん:01/09/27 17:30
age
38世界@名無史さん:01/09/28 01:11
ファシスト社会主義(ドリュ・ラ・ロシェル)というのもある。
39てすと:01/11/02 11:53
長文書き込みテスト7
昭和30〜40年代生まれ名前名前上位
上村誠 上村浩 上村修 上村直樹 上村哲也 上村和彦 上村豊 上村剛 上村学 上村隆 上村正 上村秀樹
上村明美 上村真由美 上村由美子 上村恵子 上村久美子上村裕子上村智子 上村由美 上村幸子 上村直美
中村誠 中村浩 中村修 中村直樹 中村哲也 中村和彦 中村豊 中村剛 中村学 中村隆 中村正 中村秀樹
中村明美 中村真由美 中村由美子 中村恵子 中村久美子中村裕子中村智子 中村由美 中村幸子 中村直美
下村誠 下村浩 下村修 下村直樹 下村哲也 下村和彦 下村豊 下村剛 下村学 下村隆 下村正 下村秀樹
下村明美 下村真由美 下村由美子 下村恵子 下村久美子下村裕子下村智子 下村由美 下村幸子 下村直美
田村誠 田村浩 田村修 田村直樹 田村哲也 田村和彦 田村豊 田村剛 田村学 田村隆 田村正 田村秀樹
田村明美 田村真由美 田村由美子 田村恵子 田村久美子田村裕子田村智子 田村由美 田村幸子 田村直美
今村誠 今村浩 今村修 今村直樹 今村哲也 今村和彦 今村豊 今村剛 今村学 今村隆 今村正 今村秀樹
今村明美 今村真由美 今村由美子 今村恵子 今村久美子今村裕子今村智子 今村由美 今村幸子 今村直美
02503522B
40>:01/11/18 05:11
ムソリーニが
2流の人物として扱われていることに
かなり憤慨していたね
でも、文章は面白かった
愛国者の文章ってのは、やっぱり違うよね

外国人が書いたので、
あそこまで思い入れがこもらなかったと思う
41名無し:01/11/21 21:04
日本人は占領軍の洗脳から自由にならないと、真実が見えないと思う。
政策と真実や史実は違う。占領軍に褒められようとして、追従した日本の
歴史学会、マスコミの貧しさを嘲笑したい。
それを引きずることはもう止めよう。

ムッソリーニはイタリアの労働者を大事にした。それは彼が無政府主義は
組合主義の思想の持ち主だったからだ。
すなわち真正ファシズムと社会主義は接近しているのだ。あるいは重なっている。
ムッソリーニはスイスの左翼の会合でレーニンに会っている可能性もある。

とにかく日本の左翼や政治思想屋は欧州の思想の複雑な流れを知らない。
二番煎じで無知だ。
42世界@名無史さん:01/11/21 21:09
戦前の極左と極右が愛国主義者という点で実は同じ穴の
ムジナであるということは往々にして見過ごされがち。
43世界@名無史さん:01/11/21 22:08
>>42
大杉栄と頭山満は仲良しだっけ?
44世界@名無史さん:01/11/22 01:14
>41
副島信者?
45世界@名無史さん:01/11/22 12:09
ヴルピッタ氏は憂国忌で「イタリアにおける三島観」を論じるらしい。
どこかで印刷化されれば読んでみたいものだ。
46世界@名無史さん:01/11/22 21:23
本屋で見たです。
47世界@名無史さん:01/11/23 00:01
ドゥーチェ!!!
48名無し:01/11/26 23:43
>42 ほらほら、すぐにそういう無知なものが出てくる。
ムッソリーニの思想の複雑性を述べているのに、左翼宣伝の馬鹿の一つ覚えだ。
右翼と言う意味さえ見なおす必要がある時代だ。

欧州と日本の思想はまったく別だ。
49世界@名無史さん:01/12/06 00:39
あげ
50Axis Collaborator:01/12/06 08:58
「共産主義者をアドリア海に入れたらどうなるか?…溺れるよ。(w」

「ユダヤ人を黒海に入れたらどうなるか?…ウクライナ軍が実験しました。(w」
51世界@名無史さん:01/12/06 11:49
つってもムッソリーニ再評価はイタリア・ファシズム論争として70年代からカナーリ
議論されてると思われ。

大戦間経済博覧会マンセー。
52age:01/12/18 13:53
age
53世界@名無史さん:01/12/23 20:54
53
54名無し
熱意は買うけど東日本ハウス系の映画と同じで結果として敗戦を招いた指導者を
再評価し切ることは不可能だと思う。

そういう点についてはどう書かれてるのかな?