152 :
世界@名無史さん:02/05/30 18:00
age
153 :
Cavabien:02/06/28 23:16
この本、購入された方は居られますか?
購入して読んでみてどうでしたか?
>武器を焼け ロシアの平和主義者たちの軌跡
>(ヒストリア 3)
>中村喜和=著
>定価:本体 1300円 B6判 200頁 2002.05
>ISBN4-634-49030-7 C0322
>迫害を逃れてカナダに移住し,今も絶対平和の信仰を守るロシア正教の異端ドゥホボール教徒。
>その歴史を著者が接した人々の姿とともに描く。
154 :
世界@名無史さん:02/06/28 23:27
山川山川言う奴は受験に縛られた馬鹿。
155 :
世界@名無史さん:02/06/28 23:57
>>154 というか、高校生以外の人が世界史を知りたいと思う時に
山川の教科書から始めたりするんだと思うけど。
高校世界史教科書なら東京書籍か三省堂
山川は「バランスの取れた記述」かなんか知らないが
指導要領気にしすぎで毒にも薬にもならない記述が多く読んでて面白くない
某私大みたいに「うちの入試問題は山川の教科書から出します」って
公言?するヤシがいるから採択校数が多いだけという罠
あと、書店で一般売りやってて入手しやすいのも山川の『詳説世界史』だけだもんね
あれ以外は山川もいいのを出してるのに残念
どなたか世界史教科書のスレ立てていただけませんでしょうか?
159 :
世界@名無史さん:02/07/07 23:39
教科書だと帝国書院のが結構おもろかった記憶。
帝国書院のは川北稔と杉山正明が執筆に参加
「モンゴル史観」と「ウォーラーステイン史観」がごっちゃになってて
こんなん高校の教科書に書いていいのか?
てな感じの記述もあるがおおむね面白い(少なくとも山川のよりは)
161 :
世界@名無史さん:02/07/24 02:47
あげ
162 :
世界@名無史さん:02/08/17 00:21
夏休みで高校生、大学生も多いと思うのでage
教科書以外にも岩波文庫や筑摩学芸、講談社学術文庫、中公文庫
などの新刊について何か話題はありませんか?
163 :
世界@名無史さん:02/08/17 02:00
スレ違いですが、
中世ヨーロッパ諸国やビザンツ帝国の年代記で、邦訳されているものってありませんかね?
165 :
おそいそら:02/08/18 20:19
>>162 新刊かは知らんが、筑摩学芸文庫「ユダヤ戦記」「ユダヤ古代誌」が全巻そろった。
あと岩波文庫がクセノフォンの「アナバシス」を再刊した。
ユダヤ戦記は、マカベア戦争から第一次ユダヤ戦争までの歴史書。
ユダヤ古代誌は、まぁ聖書物語旧約版ってとこ。
アナバシスは、アケメネス朝ペルシアの内乱に参加したギリシア人傭兵
クセノフォンが、敵中で孤立してギリシアまで逃げきるまでの戦記。
論文じゃなくて資料だから難しいけど、そういうのが好きならいいんじゃないかな。
166 :
世界@名無史さん:02/08/18 20:48
福田和也『奇妙な廃墟』(ちくま学芸文庫)
シャルル・モーラス、ロベール・ブラジヤック等フランスの右派文学者を
扱った文芸評論だが第三共和政史としても読める
政治史関連の叙述をとばし読みするだけでも面白いです
167 :
世界@名無史さん:02/08/24 02:41
168 :
世界@名無史さん:02/09/08 23:22
山川から「西アジア史」の2巻と「ロシア史」が出た
この類の本は初心者には難しすぎて、マニアには易しすぎて
丁度いい人は誰だろう。
どうにも中途半端な山川の通史本
172 :
世界@名無史さん:02/10/11 01:44
>172 3回生ってことですか?そんなとこでしょうね
今の1回生は「岩波ジュニア新書」程度のレベルと思われ
通史はどれがベストでしょう。
ケンブリッジ版東南アジア史
176 :
世界@名無史さん:02/10/29 14:26
優良あげ
177 :
世界@名無史さん:02/11/09 19:51
岩波文庫のトゥキュディデス、今度再販されるのはいつだろう
>177 京大学術出版会の古典叢書はどうなの?
179 :
世界@名無史さん:02/11/10 10:34
>>178 上巻しか出てないと思う
下巻は全く未定
180 :
世界@名無史さん:02/11/22 00:11
あげ
181 :
世界@名無史さん:02/12/05 20:56
age
182 :
世界@名無史さん:02/12/21 07:13
岡崎久彦「繁栄と衰亡と/オランダ史に日本が見える」(文春文庫)
・・・ながいこと書庫に放置して、いま偶然読み始めたんだけど、これ
面白いね。
著者は戦前の外務官僚で戦後は大使歴任とシンkタンクの客員研究員で
まあ羨ましいご身分だけど、暇に明かせて20年間あさったオランダ史関連の
集大成いうことで、この板の住人的に評価どうなんだろ?
内容的には英国衰亡の予感を憂いるエリス・バーカー「オランダ興亡史」(1906)
とやらの解説本いうふれこみだけど・・・
183 :
世界@名無史さん:02/12/21 07:31
184 :
世界@名無史さん:02/12/22 09:08
岡崎久彦「繁栄と衰亡と/オランダ史に日本が見える」(文春文庫)
うーん。面白かった。
フィリップ2世とアルバ公の過酷なネーデルラント新教徒迫害計画とか
、議会政治家デ・ウィット兄弟の党利党略にあけくれついに国を滅ぼしたことへの
市民の怨嗟(惨殺のすえ食人)とか、おもろかったな。
軍事板住人のあいだで、マウリッツ伯がどうの、スペインの軍隊がこうの
いってる話って、このあたりだったのか。知らなかった。
そういえばベラスケスかだれかで「ブレダ開城」いう絵あったけど、この
あたりかな?
>>182 自分は共和派びいき=デ・ウィット好きなので、
その辺ちょっと岡崎史観には同意しかねます。
>>184 >「ブレダ」開城
162?年のアンブロージオ・スピノーラによるブレダ攻略の絵ですね。
自分、絵心は全くないけど、この絵はど真ん中に名将スピノーラがフィーチャーされているので
それで憶えています。
>>183 モトレーって、かのビスマルクの学生時代の数少ないダチッ子だそうですね。
思想的にはあんまり繋がりなさそうだけど。
>185
なるほど〜。当方はなにせオランダ史の知識皆無ゆえ、あの警世の調子で
うんぬんされれば、これは確かにデ・ウィット=悪。オラニエ公=善の
二元論的結論にいたるところでした。
これ読んだ直後、ついこないだまで世界史板でぶいぶいいわせていた
オランダ史スレ探したのにみつかりませんでした。
当方もいろいろ識者の話うかがいたいところです
ビスマルクとモトレーのつながりについては知りませんでした。
さっそく調べたところ・・・
ゲッチンゲン大学で同窓だったようですね。ビスマルクは決闘クラブの問題児
(笑。ブラッド・ピットのあれです。もっとも当時は剣ですが)
で、法律をやめてベルリン大学にうつったあと、ともに文学や歴史に親しんだようですね
ttp://www.blackmask.com/books68c/oh14v.htm#1_1_4
187 :
the Surrender of Breda ("Las Lanzas," 1635):02/12/23 00:37
オランダ史と言えば永積昭『オランダ東インド会社』はどうよ?
189 :
世界@名無史さん:02/12/23 11:05
講談社学術文庫(新書ではない)は名著が多いよ
南米史に関する本を読みたいんですが、山川出版社のラテンアメリカ史T・Uはどうでしょう
メリークリスマス!
このスレも長いもので一年半を迎えました。
皆様のご愛顧に感謝します。
hozen
193 :
世界@名無史さん:03/01/06 23:04
>189
具体的にどういうのがありますか?
194 :
世界@名無史さん:03/01/07 13:20
>>188 オランダ史と言うより
「オランダ側の記録から見た、16〜18世紀のインドネシア・東南アジア史」
ってところだな。
永積氏はもともとインドネシア研究者だし。
>>193 ガリア戦記では、岩波版にない「ヒルティウスの章」が入っていた。
更に言うと、内乱記の翻訳が流通可能な形であるのはこのブランドだけだ。
日本の歴史研究者でオランダ語史料読める人って
インドネシア史か蘭学史のどちらかだからな
(^^)
197 :
世界@名無史さん:03/01/14 03:26
未だ完結せぬ「地中海世界史」全5巻(青木書店)。
早く最後の1冊の第2巻出してくれ。
198 :
世界@名無史さん:03/01/14 12:46
それにしても藤原帰一(マルコス)と李鍾元(朴正熙)が書かないので
いまだに完結していない岩波『現代アジアの肖像』も結構酷いと思うが
(もう5年近く刊行が途絶えてると思う。既に品切れの巻もあるしw)
199 :
世界@名無史さん:03/01/16 16:27
ビスマルク本で一番有名な(ってか面白い)のは加納邦光のやつですか?
200 :
世界@名無史さん:03/01/30 23:20
あげ
201 :
世界@名無史さん:
保守